［岩谷産業］カセットガス式で手軽に炎を楽しむ、新ジャンルのインテリア暖炉「MYDANRO」を発売

岩谷産業は、カセットガス式で手軽に暖炉の雰囲気が楽しめる新製品として「炎を楽しむインテリア暖炉＂MYDANRO＂ CB-MDR-1」の先行販売を、応援購入サービス「Makuake（マクアケ）」にて12月18日より2025年2月27日までの期間でプロジェクトをおこなっている。

岩谷産業といえば、カセットガス式のカセットコンロでおなじみのメーカー。その経験を活かしつつ、まったく新しい製品として提案した製品が、「MYDANRO」だ。「炎との暮らし」をコンセプトにしたインテリア暖炉というだけあり、焚火のような心地よい炎のゆらぎを眺めることはもちろん、本体天板のポットで、お香やアロマウォーターを焚き、炎を見ながら香りも楽しむことができる、そんなアイテムになっている。カセットガス式なので、設置をする際の工事や機器のメンテナンスの心配もなく、リビングやダイニング、書斎など、好きな場所で手軽に暖炉の雰囲気を味わうことができるのが特徴だ。本物の炎を家庭で安心して楽しめるよう徹底した安全設計を施すことで、ワンランク上のくつろぎの空間を演出することが可能だ。

その特徴としてまず挙げられるのが、入手しやすく扱いやすいカセットガスが燃料であること。使用する上で必要なのはカセットガスと、単2アルカリ乾電池電池2本だけとなっており、それこそコンビニエンスストアでも入手できることから、手軽に使うことができる。コードレスで省スペース化を実現した本体の重さも約5.7kgと、女性でも簡単に持ち運びができるほどにコンパクトなサイズを実現している。持ち運びや、使用しない時の収納にも便利な専用の収納ケース（別売）も用意され、ハンドルは持ち手サイズから肩掛けサイズまで長さが調整可能となっている。また、カセットガス1本で約7時間の稼働時間を実現、導入費もランニングコストも抑えられるのは、経済的にも嬉しいポイントと言える。加えて、停電や非常時にも、カセットガスさえあれば、防災の灯りとしても使えるのは利点だろう。

本製品の最大の魅力は、なんといっても、特許出願中の燃焼構造により、焚火の炎のゆらぎをイメージした、柔らかく美しい炎の演出にある。カセットガスを燃料として本当に焚火のような炎のゆらぎを再現できるのか？という技術的な課題に真正面からアプローチした結果、怖さを与えない大きさで、柔らかく、うっとりする炎に辿り着いたとしている。一見不規則に見える本製品の炎のゆらぎは、「1/fゆらぎ」と呼ばれる波動の一つとなっており、人間の心拍のリズムにも似ていることから、本製品から出てくる炎を眺めているだけでも心地よさが生まれ、リラックス効果がえられるのだとか。

炎だけでなく本体のデザインも十分配慮されており、洗練された雰囲気を演出するインダストリアルなオールブラックデザインを採用。壁側に置いた時にボンベが入れ替えしやすいよう、カバーは前面に配置されている。背面は通常はブラックのパネルを配しているが、今回の特別仕様では、背面を透明のガラスにできるオプションも用意している。背面パネルを耐熱ガラスに変更すれば、本製品を真ん中置いて、囲むようにして、炎を楽しむこともできる。

炎だけでなく、一緒にアロマを焚いて香りを楽しめるのも特徴の一つだ。本体の天板には、お香やアロマウォーターを入れるポットを備えており、炎の熱を利用して香りを焚くことができる。炎のゆらぎを楽しみながら、香りによるリラックス効果も得られるとしている。

本製品は、インテリア暖炉であって暖房機ではないが、手をかざすと、じんわりと心地よい暖かさが伝わるのは確か。集合住宅28㎡、室温19℃の部屋で本製品を使うと、7時間後に、室温23.7℃になることが確認できるくらいの能力はあるとのことだ。

炎を扱うため、当然ながら安全に安心して使用できる設計になっており、炎は耐熱ガラスやパネルに囲まれ、直接触れることがない。さらに、バーナー部のフレームロッドが燃焼状態を感知し、不完全燃焼を防止。また、本体転倒時やカセットガスの内圧が異常に上昇した場合も、自動でガスを遮断し消火する安全機能も搭載しているので安心だ。それに、焚火のようなにおい、ガスの嫌なにおいなどもないため、空間を邪魔することなく純粋に炎を楽しむことができるのもありがたい。

本体カラーはブラックのみで、サイズは幅340mm、奥行192mm、高さ328mm、重さは約5.7kgとなっている。

編集部員のひとり言

本格的な暖炉となると、普通の家庭ではなかなか導入は難しいが、ガスカセット式で気軽に暖炉を楽しめるようにするとは、目から鱗の発想と言えよう。なにより、炎の揺らぎを手軽に楽しめるというのだから、たまらなくいい。コンパクトなサイズだから、パーソナルユースにも適しているほか、単2乾電池を2本セットしておけば、電源が確保できない場所でも使用可能なため、アウトドアや停電などの非常時にも重宝しそうだ。燃料となるカセットガスは、それこそコンビニエンスストアでも300円程度で購入できるので、万が一燃料が切れてしまっても、入手しやすいのが便利でいい。この製品で、炎の揺らぎを目の当たりにしながら、ジャズミュージックじっくり楽しんでみるのもよいかもしれない。アロマの香りも合わされば、リラックス効果も得られそうだ。

●先行販売期間：12月18日から2月27日まで　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　●一般販売予定価格（税込）：3万9800円　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　●先行販売価格（税込）：3万5422円～　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　●Makuake（公式サイト）：プロジェクトページ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　●岩谷産業：公式サイト

※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。