[nwm]軽量ネックバンド型の"耳スピ"「nwm GO」登場!快適な装着感と安定性でアウトドアやワークアウトなどにピッタリ

NTTソノリティは、同社が展開する音響ブランド「nwm(ヌーム)」より、オープンイヤー型イヤホンの新製品として、ネックバンド型ワイヤレス "耳スピーカー "「nwm GO(ヌームゴー)」を3月18日に発売すると発表した。価格は公式オンラインストアにて1万6500円(税込)となっており、現在先行して予約販売を開始している。本製品は昨年11月に発売が予告されていた製品となる。

"nwm"は、NTTグループ初のコンシューマー向け音響ブランドで、没入ではなく"共存(Co-being)"をコンセプトに掲げ、2022年のローンチ以来、既存のイヤホンのように外部の音を遮断し没入して音を楽しむのではなく、独自の音を操る2つのコア技術を駆使し、イヤホンからの出音と外部音との共存を目指すオープンイヤー型イヤホンを展開している。耳元でスピーカーからの出音を聞くかのような体験ができることから"耳スピ"と銘打って展開している。これまでも"音漏れを抑える"「PSZ(パーソナライズド・サウンド・ゾーン)技術」が搭載されている「耳スピ」シリーズや、"音を仕分ける" 技術である"Magic Focus Voice(マジックフォーカスボイス)"が用いられている。2025年3月現在、エントリーモデルで有線タイプの"nwm WIRED(ヌームワイヤード)"から、ワイヤレスヘッドフォン"nwm ONE(ヌームワン)"、完全ワイヤレスイヤホン"nwm DOTS(ヌームドッツ)"まで、多様なモデルをラインアップしている。
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今回発表された、「nwm GO」は、ブランド初のアクティビティモデル。特徴としては、柔軟性に優れたネックバンドの左右にオープンイヤー型の"耳スピ"を搭載している。ドライバーは新規開発した12mm口径を採用、屋外での使用で不足しがちな低音域と中高音域のチューニングが施され、「PSZ技術」の搭載により音漏れにもしっかりと配慮したモデルとなっている。アウトドアやワークアウトなどアクティブユースでも、よりクリアで広がりのあるサウンドが楽しめるとしている。本体は20gと軽量で、激しい動きをしてもズレにくく快適な装着感と安定性を兼ね備える。また、IP55の防水防塵性能をもち、突然の雨や汗などにも強い仕様となっている。




なお、本モデルの基本性能は、再生周波数特性が100Hz〜20kHz。通信規格はBluetooth 5.3に準拠し、対応するコーデックはSBC、AAC、LC3、CVSD、mSBCとなる。マルチポイント接続にも対応。ただし、同社のコア技術のひとつである「Magic Focus Voice」は非搭載となっている。バッテリー駆動時間は最大10時間、充電には付属の専用ケーブルでおこなう。また、5分の充電で約1時間の再生にも対応する。カラーはフォグブラック、グレイシャーホワイト、ソイルベージュの3種類が用意されている。


本製品の発売に合わせて、アンバサダーに俳優・斉藤工さんの起用を発表
2月26日に発表会が開催され、同社代表取締役社長の坂井 博 氏が登壇し、周囲と共存できるオープンイヤー型イヤホンのコンセプトや"nwm"独自技術、今後の取り組みなどについて説明を行った。また、本製品の発売に合わせて、アンバサダーに俳優・斉藤工さんの起用を発表、3月1日より放送を開始する新CMも披露された。

坂井氏は、「本製品の開発背景には、アウトドアやワークアウトなどで音声を楽しむというライフスタイルの変化への対応がある」とした上で「アクティブなシーンでイヤホンに求められるのは、体を動かしている時も好きな音を聴きながら環境音も自然に聞こえ、安全かつ快適に楽しみながら仲間とスムーズにコミュニケーションが取れるよう最適化した製品になっている」と説明した。また、「本製品が加わることで日常使いからアクティブなシーンに至るまで、年代も利用シーンを問わずあらゆる人が使えるラインアップが揃った」と"nwm"シリーズの充実ぶりを付け加えた。
同社が2024年11月に実施した調査を示したうえで、「6割近くがオープンイヤーを認知している」と説明。「2023年の調査と比較して7%の伸び率で注目度が高まっている」と紹介した。その一方で「実際に利用している人は、15%程度。オープンイヤーを知らない・使ったことがない人がまだまだ多いのが実情」と述べた。
今後は"mwn"シリーズとその技術を知ってもらうべく、体験機会を増やしていく方針を掲げており、3月1日に福岡で開催された"ポータブルオーディオフェスティバル"に出展したほか、都内近郊の商業施設などでの体験会の実施が予定されているとのこと。「音響デバイスに関心がある方だけでなく、ファミリー層やシニア層にも知っていただく機会になれば」と語った。
続けて、坂井氏は、「2025年の"mwn"は"知ってもらう""使ってもらう""間口を広げる"機会を数多く創出していきたい」と延べ、「オープンイヤーの認知度向上とブランドの訴求のために、新たな戦略としてCMを展開する」と説明し、アンバサダーに斉藤工さんを起用した理由を説明した。「斎藤さんは、俳優、映画監督、プロデューサーとして多方面で活躍しているだけでなく、音楽活動にも積極的に取り組んでいる。社会貢献活動にも熱心で、われわれ(nwm)が大切にしている共存、オープンコミュニケーションという理念を体現されていると感じている。社会課題に真摯(しんし)に向き合う姿勢にも共感でき、正に当社の思いと通じ合う存在だと考えている」とし、新CMを通して「オープンイヤーと"mwn"を1人でも多くの人に知ってもらいたい」と話した。
新たにアンバサダーに就任した斉藤工さんがステージに登場

新たにアンバサダーに就任した斉藤工さんがステージに登場し、新CMについて語った。
今回の新CMでは、斉藤工さんが4役を演じる4人組ロックバンド"MIMISPI(ミミスピ)"メンバーが集う、いつものたまり場。ドラム(GO)、ギター(ONE)、ベース(WIRED)が"耳スピ"を装着しながら、新曲の練習をしたり、自分の好きな音楽を聴いたりと思い思いに自由な時間を過ごす中、ボーカル(DOTS)が"耳スピ"を装着してから始まるコミュニケーションが演出されている。
自身にとって初挑戦となった1人4役の撮影について問われると、「これまで4役はさすがになかったのですが、出で立ちをプロフェッショナルな方々が一緒に作ってくれたのでそれに乗っかっていました。とても楽しかった」と振り返り、CM撮影の感想を語った。
また"耳スピ"体験については、「今も着けているんですけど、音漏れも少ないオープンイヤーでフィット感がとても素晴らしい製品」と絶賛。「アンバサダーに就任させていただいたので、知ってもらうきっかけを作りたいと思っている。僕はすでに製品を2つ持っています。説明するよりも、実際に使ってもらって、おすすめをした」とコメント。「皆さんもぜひ体験して帰ってほしいです。本当に革新的」と、"mwn"の良さをアピールしていた。
アクティブシーンで、ズレない安定性と快適性を両立した"耳スピ"
「nem GO」は、アクティブシーンに対応するオープンイヤー型イヤホンだ。ワークアウトやアウトドアなどでも、耳をふさがずに音を楽しみながら、周りの音を遮断することなく使用できるので、イヤホンを取り外さずにコミュニケーションを取ることを可能としている。左右のスピーカー部は、サークルをモチーフにした親しみやすいデザインが施され、ネックバンドでつながり一体化されているので安定感があり、使用中の脱落を心配することがなさそうだ。
短時間ではあるが試聴した感想として、低音域と中高音域が強調されているものの全体のバランスが良く、屋外での使用にあわせたサウンドデザインがなされているように感じた。音漏れも「PSZ技術」のおかげもあってか心配することなく、装着感も軽量なネックバンドスタイルで、首への負担も少なく装着していることを感じさせないほどだった。ワークアウトなどでもズレなく安心して使えそうだ。nwm公式ストアでは、すでに先行予約の受付を開始しており、予約した人のうち先着150個限定でカラビナ&ポーチがプレゼントされる。また、新規会員登録で初回の買い物が10%OFFになるクーポンを配布しているので要チェック。充実したラインアップでオープンイヤーをリードする"mwn"は注目しておきたいブランドだ。

●発売日:3月18日
●実売価格(税込):1万6500円
●nwm公式サイト・オンラインストア:「nwm GO」製品紹介ページ
※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります