[日立]670Lの大容量なのに奥行が65.4cmのスリムな冷蔵庫発売! "冷凍室下段3段ケース"は、食品の大きさに合わせて収納できる

670Lの大容量なのに奥行65.4cmのスリム設計の冷蔵庫

日立グローバルライフソリューションズは、冷蔵庫の新製品として「らくうま!ひろin冷凍プラス」を採用したモデル「まんなか冷凍GXCCタイプ〈R-GXCC67X〉」を5月下旬に発売する。本製品は、670Lという大容量でありながら、奥行が65.4cmというスリム設計になっており、キッチンに置いてもでっぱりが少なく、スッキリフラットに置けるモデルとなっている。

奥行きが浅くなったことにより、庫内の最上段の食材も、見渡しやすくまた、食材の出し入れもラクにおこなえるようになっている。扉は観音開き式になっており、左右それぞの扉には、たっぷりと収納することができる。冷凍室や野菜室は、"電動引き出し"を採用しており、ボタンを軽く押すだけで引き出しが自動でオープンしてくれるので、開け閉めがとても楽におこなえる。

機能面での特徴は、「らくうま!ひろin冷凍プラス」を採り入れたことだろう。これは、大容量の冷凍室を3つのケースに分けて整理しやすくしたものになる。大容量となるその内容量は194Lにもなる。3つのケースのうちの1段目は、深さ5cmの薄物ケースで「デリシャス冷凍スペース」となっている。1段全部がアルミトレイになっており、小分けした魚や肉、ご飯などを効率よく冷凍することができる。2段目は、深さ9cmの小物ケースとなっており、よく使う冷凍食品や作り置きおかずなどを整理してストックしておくことができる。3段目は、深さ14cmの大物ケースになっており、まとめ買いしたい冷凍食品や大きな食材を収納することができる。なお3段目には、高さ24.5cmのたて収納スペースが用意されているので、500mlのペットボトルも、立てた状態で収納することが可能だ。

「らくうま!ひろin冷凍プラス」のイメージ

また、冷蔵室全段がチルド保存することができる"まるごとチルド"を採用しているので、ラップなしでも、そのまま保存することが可能となっている。チルドの温度は約2℃、"うるおい冷気"がファンを通して庫内を循環するため、乾燥や変色を抑えて、おいしく保存することができる。

さらに、野菜室においては、"新鮮スリープ野菜室"を搭載している。これは、"新鮮スリープ野菜室に搭載される"プラチナ触媒(ルテニウム配合)"が野菜などから放出されるエチレンガスやニオイ成分を分解して、炭酸ガスの濃度を高めることによって野菜の気孔が閉じて呼吸活動が低下し、眠らせるように保存するというもの。呼吸活動が低下すれば、野菜の栄養素の減少を抑えることができるため、新生な状態を長持ちさせることが可能となっている。

加えて、冷蔵庫カメラも搭載しているから、冷蔵室、冷蔵室下段、野菜室を開けるとカメラが自動的に撮影してくれるため、スーパーからストック食材の有無をスマートフォンから確認することができる。これは、本体上部に取り付けられた備え付けのカメラが、冷蔵室や冷凍室下段、野菜室を開けた際に自動的に撮影をしてくれるので、買い物中でもチェックすることができるようになっている。自宅の冷蔵庫以外に、離れた家族にも同じ冷蔵庫を設置すれば、撮影した画像から、食品の状況を確認できることから、さりげない見守りもできる。

本体サイズは、幅880mm、奥行き654mm、高さ、1875mm、重さは132㎏、内容積は、670L。本体カラーは、バイブレーションモーブグレーとなっている。

編集部員のひとり言

最近の冷蔵庫は、とにかくよくできている。特に、冷凍室は、収納する食材のサイズによって、収納場所を分けて収納できるようにするなど、細かな配慮がなされていたりする。2020年のコロナ禍を経て、食材に対するそれまで意識ががらりと変わり、冷凍庫の使用率が上がると、冷凍庫が野菜室の上に配置されるようになり、冷蔵室の次に、使用頻度が高い収納庫となった。それに伴い、冷凍食品事態の品質にも変化が表れ、今や、冷凍食品は、クオリティの高い商品が続々と発売されるなど、冷凍食品の進化は止まらない。冷蔵庫は、時代の背景を如実に表してくれる一種のバロメーター的な存在で、時流に併せて、進化し続けている。恐らく今後も、まだまだ進化するであろう冷蔵庫から目が離せそうになさそうだ…。

●発売日:5月下旬                                              ●予想実売価格(税込):52万5800円                                      ●日立グローバルライフソリューションズ(公式サイト):R-GXCC67X

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