[フェンダー]The 2025 NAMM Showで発表した「Acoustasonic」の新シリーズ発売!より身近になった"アコスタ"は2ピックアップでサウンドをコントロール

フェンダーミュージックは、2025年1月に開催されたThe 2025 NAMM Showで発表した"Acoustasonic(アコスタソニック)"の新シリーズとして「Acoustasonic Standard(アコスタソニック スタンダード)」を発売した。
「Acoustasonic Standard Telecaster(アコスタソニック スタンダード テレキャスター)」と「Acoustasonic Standard Jazzmaster(アコスタソニック スタンダード ジャズマスター)」の2モデルが用意され、価格はどちらも9万9000円(税込)となっている。

"Acoustasonicシリーズ"は、アコースティックとエレクトリックの異なるサウンドキャラクターを1本のギターで自在に操ることを可能にした革新的なギター。これまで展開してきた「American Acoustasonic(アメリカン アコスタソニック)」および「Acoustasonic Player(アコスタソニック プレイヤー)」モデルに加え、より手に取りやすい価格帯の「Acoustasonic Standard」を新たなラインとして追加する。これにより本シリーズは、"American"、"Player"、"Standard"の3ラインで構成されることとなる。また、新シリーズは、"Telecaster"と"Jazzmaster"のボディシェイプを採用することで、同社が誇る設計思想と演奏性の高さを備え、さまざまな演奏シーンにもフィットする機能性が受け継がれている。
新シリーズのボディは、フルチェンバー構造とし、トップにはブレイシングが施されたソリッド・シトカ・スプルース、ネックにはナトー、指板はローズウッドを採用するといった構成になっている。ネックは22フレット仕様、ピックアップには同社とフィッシュマンにより共同設計された、「アンダーサドル・ピエゾ」と「マグネティック」の"Acoustasonic Standard Shawbucker(アコスタソニック スタンダード シャウバッカー)"の2基を搭載。本体のコントロールノブには、ボリュームとブレンドの2種が用意されており、ブレンドノブを使用することで、ピックアップのブレンド具合をコントロールすることができるので、直感的なサウンドメイキングが可能となっている。
カラーは、いずれのモデルも、ブラック、エイジド・ナチュラル、ハニー・サンバーストの3色が用意されている。
Acoustasonic Standard Telecaster






Acoustasonic Standard Jazzmaster






アコースティックとエレクトリックのサウンドを自在に行き来する"アコスタ"
「Acoustasonic」シリーズは、2019年の発売以来、ボディシェイプはエレキギターそのものであるものの、アコースティック弦を使用するハイブリッドアコースティックギターとして進化してきた。アコースティックとエレクトリックという2つの異なるギターサウンドキャラクターを、コントロールノブで切り替えて楽しむことができる"サウンドクリエイティブツール"といったところだ。よりシンプルな構成となる「Acoustasonic Standard」モデルは、リーズナブルなプライスで提供されていることから、入門用として手に取りやすいギターといえるだろう。エレキでもあり、アコギでもあるところが、「Acoustasonic」の最大のポイントであり魅力となっている。同社のアイコンとなっているボディシェイプ、高い演奏性、そして"Fender"が提案するアコースティックの響きとエレクトリックギターのサウンドを両立するギターを試奏してみるのはいかがだろうか。
●発売日:4月19日
●価格(税込):9万9000円
●フェンダーミュージック:「Acoustasonic Standard Telecaster」/「Acoustasonic Standard Jazzmaster」製品サイト
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