[LG]4K有機ELテレビの新製品「OLED C5M」を発売!AIの搭載で美しく鮮明な映像と豊かな音声を表現する

有機ELならではの黒の深さと忠実な色表現を実現しただけでなく独自のリアルタイムAIプロセッサーを搭載したテレビ登場!
LG エレクトロニクス・ジャパンは、4K有機ELテレビの新モデルとして「OLED C5M」シリーズを、販路限定モデルとして 12月中旬より順次発売する。

本シリーズは、有機ELならではの黒の深みと忠実な色表現はもちろんのこと、独自技術のリアルタイムAIプロセッサーを搭載しているのが特徴のモデルだ。コンテンツに合わせて最適な映像とサウンドを提案する「AI 映像プロ」と「AI サウンドプロ」のほか、テレビの画質調整に詳しくない人でも、簡単に自分好みの画質と音声に設定できる「パーソナルピクチャーウィザード」と「パーソナルサウンドウィザード」など、AIを活用した個々の設定に対応する。

「AI 映像プロ」の機能としては、「AI スーパーアップスケーリング」が世界中のさまざまな映像データを学習し、映像の解像度や画質を判別して、正確にノイズを除去してくれる。もちろん低解像度の映像でも、高精細な4K画質に変換する「オブジェクト型リアルタイム映像処理」によってAIが映像を分析、各種ノイズを除去したら、映像を4Kにアップスケーリング、低解像度の映像も高精細にすることができる。視聴者がもっとも注目する顔や体、文字をAIが認識して強化するほか、映像の中でも、登場人物の顔や体、車や動物などのオブジェクトや前景・背景を判別して立体的に再現する。
「AI ダイナミックトーンマッピングプロ」とは、AI が画質を1フレームごとに丁寧に補正する機能。最初に、フレーム全体を分析し、コントラストと色を調整した後、1フレーム単位で5,000 以上の領域に細分化し、AI がそのエリアひとつひとつ のトーンカーブと明るさを最適化する。映像全体でひとつしかメタデータをもたないHDR10の映像でも、フレーム単位での解析・補正を行うことで、よりリアルで美しい映像に仕上げられる。
さらに、コンテンツや環境に合わせて映像を最適化する機能を搭載。シーンまたはフレーム単位で制御するHDRフォーマット「Dolby Vision」の再生にも対応するほか、制作者の意図通りの原画質をそのまま再現する「FILMMAKER MODE」や、リアルタイムで映像内のホワイト領域を検出し、よりフレッシュで明るく見えるように補正する「Precision Picture Pro」を搭載。明るい部屋で視聴する際、黒い部分がつぶれて見える暗いシーンでも、AI が暗部の輝度を最適化する機能も搭載されている。

「AI サウンドプロ」は、2チャンネルオーディオでも臨場感あふれる立体的なサウンドに変換するバーチャルサウンド機能で、「AI ボイスリマスタリング」機能によって 、BGMや環境音と音声をAIが分離させ、リマスタリングして音声をクリアで歯切れよくし、 さらに聞きとりやすくしている。また、「アダプティブサウンドコントロール」によって、AI が今見ている映像のジャンルを分析し、それぞれのジャンルに合わせたサウンドへと最適化してくれる。さらには ニュース番組などの音声が中心になるコンテンツでは音声を強調し、クリアに聞こえるように調整、映像と調和しながら、上方向を含むあらゆる方向にサウンドが移動する画期的な立体音響技術 「Dolby Atmos」にも対応している。「Precision Sound Pro」は、映像内の会話が聞き取りにくいときに本機能をONにすると、BGMや背景の音はそのままに会話のみを強調。映画や音楽鑑賞の際には、背景音も豊かで鮮明に聞こえるため、没入感を高めてくれる。
LGならではの「マジックリモコン」に"AI" ボタンが新たに追加されたのも注目すべきポイントだろう。このマジックリモコンに新たに設けられた"AI"ボタンは、ボタンを押して話しかければ、 AI がリクエストに答えるというもの。自身の LG アカウントに自動で切り替えられたり、テレビの設定や操作に迷ったら、AI チャットボットに相談すると、話しかけるだけで、明るさやサウンド調整もスムーズに設定できる。視聴履歴や検索ワードをもとに、AI が自分の“観たい”を提案してくれる「AIコンシェルジュ」や、好きな絵を選ぶだけで、約16億通りのパターンの中から AI が自分好みの画質を提案「パーソナルピクチャーウィザード」が提案してくれる。さらには、「パーソナルサウンドウィザード 」は、提示されたサウンドの中から好みのサウンドを数回選ぶだけで、約 4,000 万通りのパターンの中から、AI が好みのサウンドを勧めてくれる「パーソナルサウンドウィザード 」なども


その他にも、LG 独自OSの「webOS」を採用していることから、幅広いジ ャンルのストリーミングコンテンツを視聴することができる。さらに、有機ELテレビだからこそ実現可能な、迫力ある高画質と応答速度 0.1ms による高速なゲーム体験も魅力で、画面の切り替えが速いシーンでも残像感が少なく、スピード感あふれるゲーム映像などクリアな表示で楽しめるのも最後に付け加えておきたい。
本体サイズは、77V型は、(約)幅 幅1711mm、 高さ982mm、奥行47.1mm、重さは、約23.5kg。65V型は、(約)幅幅1441mm、高さ826mm、奥行45.1mm、重さは、16.6㎏。55V型は、(約)幅1222mm、高さ703mm、奥行45.1mm、多さは、14.1㎏。48V型は、(約)幅1071mm、高さ618mm、奥行46.9mm、重さは14.9㎏。(いずれのモデルもテレビスタンドは含まず。)
編集部員のひとり言
- 発売日:12月中旬より順次発売を開始する
- 予想実売価格(税込):77V型=67万2000円程度、65V型=45万2000円程度、55V型=31万8000円程度、48V型=27万5000円程度
- LGエレクトロニクス(公式サイト):OLED C5M
※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。
