[アピックスインターナショナル]"レンチン"より簡単!レトルト専用調理器がリニューアルして「レトルト亭 EX」となって登場する

あの人気の「レトルト亭」がリニューアルして帰ってくる!今度のモデルは、コンパクトでさらに使い勝手がよくなった

 アピックスインターナショナルは、レトルト専用調理器「レトルト亭 EX(イーエックス)」(ARM-115) を 12 月下旬より発売する。従来品の「レトルト亭」(ARM-110)がユーザーから好評を得たこと、そしてユーザーから寄せられた要望に応える形でリニュー アルしたモデルが今回の新製品になる。

「レトルト亭」は、レトルト食品のパウチを簡単に温めることができる調理家電。 レトルト食品の調理方法は、一般的に「湯せん」もしくは「電子レンジ」の2通りになるが、そこに新提案として登場したのが「レトルト亭」になる。「レトルト亭」は、低温ヒーターによる熱伝達で温めることから「ガス」や「お湯」、「ラップ」が不要というのが最大の特徴になる。そのため、電源さえあれば調理できる、まったく新しい家電として登場した。火を使わないので、 操作後はほったらかしでOK。忙しい人や、時間を有効活用したい人にぴったりのアイテムといえる。また災害時には、電気は他のライフラインに比べ復旧が早い傾向にあることから、いざという時にも頼れるほか、 カレーはもちろん、丼ものや総菜など、パウチ入りのさまざまなレトルト食品に対応するのも嬉しいポイントだ。

 使い方はいたって簡単で、わずか2ステップで行える。 その① レトルト食品のパウチをそのまま本体に投入する。その② 食品の内容量に応じて設定つまみを回す、これだけで準備は整う。 後は、調理完了のベルが鳴るを待つだけで、温かいレトルト食品が出来上がる。調理の目安としては、丼もの(牛丼や中華丼などあん系の場合)は、(約)4~5分程度 、カレー(180g の場合)は、(約)4~6分程度、パスタソース(カルボナーラ 140g の場合)は、(約)3~4分程度、パスタソース(ミートソース 140g の場合)は、(約)4~5分程度となっている。

パウチをセットする
温度を調節すれば準備完了

 リニューアルモデルは、従来品に比べて、体積換算で約20%の小型化を実現している。 よりコンパクトになったことで、設置や収納場所を選ばなくなったことがまず挙げられる。さらに、従来品から約50%軽量化し、重さは、1㎏を切る約 0.8kg にすることで、掃除の際にもサッと持ち上げられるほど扱いやすくなり、車中泊やアウトドアなど、レトルト食品を活用するシーンでも手軽に使えるようになった。

 衛生面にも配慮がされており、従来品では内部の清掃がしにくいという課題があったが、それを解決すべく本製品では「底ぶた」を取り外せる構造を採用し、お手入れがより簡単になっている。 さらに、投入口をふさぐ「ふた」が付属したことで、使用しない時のホコリの侵入を防ぎ、衛生的に保管できるようになっている。

投入口に蓋が設けられた
同じく、底ぶたも設けられたことで、衛生的に使用できる

 調理時間がひと目でわかるように改善されたのもポイントで、 従来品のつまみには「小盛/普通/大盛」の3つの目盛り表示だったところ、本製品では分単位の表示を採用。"あと何分で調理が終わるのか""少しだけ追加で温めたい"といった場面でも、調理時間を細かく調節することが可能となった。

 本体サイズは、(約)幅230mm、奥行80mm、高さ175mm、本体の重さは、約0.8kg。消費電力は200Wとなっている。

編集部員のひとり言

 レトルト食品はたしかに便利だが、湯せんや電子レンジすら面倒だと感じる人もいるわけで、今回紹介した製品は、そういう人にはぴったりのアイテムと言えそうだ。初代モデルもかなり使いやすく作られていたが、リニューアルしたことで、コンパクトになり、温度調整もかなり細かくできるようになるなどさらに便利に進化しているようだ。これなら、年末年始の忙しいときの食事でも大活躍しそうだ。使用しない時用に蓋を設けたり、庫内の汚れを簡単に取り除くことができるように底蓋を設置してあるので、衛生面も配慮されるなど、細かなところも配慮が行き届いている。あとは、カラーバリエーションが増えると、さらに魅力的なのだが、その辺りは、今後楽しみにしたいところだ。

  • 発売日:12月下旬
  • 価格(税込):7700円程度(予想)
  • アピックスインターナショナル(公式サイト):レトルト亭 EX

※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。

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