「スズキ」ミドルツインのフルカウルスポーツが登場!街中からワインディングまで、オールラウンドで走りを楽しめる万能ロードスポーツモデル

スズキは、2023年秋にEICMA 2023(ミラノショー)で発表された、新型ミドルスポーツ「GSX-8R」の国内販売を開始した。

本モデルは、販売中のミドルネイキッドGSX-8Sのフルカウルモデルで、775ccのクロスバランサー搭載並列2気筒エンジンを搭載。セパレートハンドルやSHOWA製SFF-BP(セパレート・ファンクション・フロントフォーク ー  ビッグ・ピストン)フォークの追加により、スポーティーな走行性能に磨きをかけた。カラーは「トリトンブルーメタリック」「マットソードシルバーメタリック」「マットブラックメタリックNo.2」の3色をラインナップ。

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「GSX-8R」は、スポーティな万能ロードモデル 

今回登場した「GSX-8R」は同じエンジンを搭載するGSX-8Sをベースとしたモデル。排気量は775cc、270°クランクの並列2気筒エンジンが搭載されている。特許取得済の2軸1次バランサー「スズキクロスバランサー」機構により、振動を抑制するとともに小型化とマスバランスの集中に貢献。最高出力は59kW(80PS)/8500rpm、最大トルクは76Nm(7.7kgf・m)/6800rpmで、GSX-8Sと同様となっている。スタイリングは、大きく差別化されており、スズキのミドルクラスでは現行唯一となるフルカウルを採用。ポジションもレーシーなセパレートハンドルを備えるほか、縦置き2灯LEDヘッドライトや、ショートサイズのサイレンサーを装備することで、個性的なスタイルを見せる。

スズキインテリジェントライドシステムが走行をサポート

電子制御も充実のスズキインテリジェントライドシステム(S.I.R.S.)により、3種類のドライブモードセレクター、トラクションコントロールシステム、双方向クイックシフトシステム、電子制御スロットル、イージースタートシステム、ローRPMアシストなどを備え、多様な状況に合わせて対応できるユーザーフレンドリーな仕様となっている。

フロントサスペンションもSFF-BPで足回りを強化

注目のポイントはサスペンション。 前傾したポジション、ワインディングやサーキットのシーンに合わせて最適化されたセッティングが施されている。フロントサスペンションには、新たにSHOWA製SFF-BPフォークを採用。フォーク内のダンパーピストン径を拡大することで高い減衰力とコントローラビリティを発揮させている。リアショックは調整可能なリンク式モノショックを装備する。

グラフィックは3色。「トリトンブルーメタリック」「マットソードシルバーメタリック」「マットブラックメタリックNo.2」のラインナップ。

トリトンブルーメタリック
マットソードシルバーメタリック
マットブラックメタリックNo.2

ミドルスポーツでも、実力に問題なし!新時代のスポーツバイク

価格が抑えられていながらも、装備が充実しているのが魅力。SHOWA製SFF-BPフロントフォークの採用をはじめ、トラクションコントロールシステム、クイックシフターシステムなど走行を支援する電子制御も充実しており、GSX-8Rは、魅力的な一台に仕上げられている。

GSX-8R 主要諸元
・全長×全幅×全高:2115×770×1135mm
・車重:205kg
・エンジン:水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 775cc
・最高出力:59kW(80PS)/8500rpm
・最大トルク:76Nm(7.7kgf・m)/6800rpm
・燃料タンク容量:14L

●車両本体価格(税込):114万4000円
●スズキ株式会社:GSX-8R製品サイト

※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。

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