[ドウシシャ]2枚のプレートがそれぞれ火加減調整ができる! 片面だけでも使用可能なホットプレート
ドウシシャは、同社が展開するキッチン家電ブランドevercookより、初めての調理家電として「evercook DECO DUO GRILL」を、応援購入サイトのMakuake(マクアケ)にて先行販売を開始(期間は、5月26日まで)した。本製品は、2枚のプレートを使用したホットプレートでそれぞれのプレートが火加減調整ができるのが特徴となっている。
食材に合わせた焼き加減を調整することが可能で、片面で肉を高温で焼き、もう一方の面で野菜をじっくりと低温で焼くといった使い方ができる。また、プレートの片面だけで使用することもできるので、一人焼き肉なども楽しむことも可能だ。
本製品のプレートには、シーズヒーターを埋め込んだ独自の鋳込みヒーターを採用。ヒーターは、焼きムラが起こらないように配置されているため、仮にプレートの端で焼いた場合でも同じような火力で焼き上げることができるなど、プレート上のどの場所で焼いてもおいしく焼き上げられるようになっている。ヒーターの裏側には反射板を付けることで熱の立ち上がりをよくし、片面600Wでありながら、それ以上の高火力を感じることができる。
また、一般的なホットプレートに比べて温度の上下幅が少なく、プレートに食材を置いた際に温度がすぐに戻りやすくなっているので、火加減を落とすことなく焼き上げることができる。さらに、焼肉をしたときに出る肉のドリップが出にくくなっているほか、焼き上がりを待つ「焼き待ち」がないも特徴の一つだ。
2枚のプレートの間には、余分な油を落とすことができるスリットを設けたことにより、ヘルシーな食事が楽しめる。また、余分な油は、スリットの下部に設けた油受けに流れる仕組みになっているため、溜まった油を手軽に取り除くことができるのはありがたい。容器には、フッ素コーテイングが施されているので、お手入れ自体も簡単に行える。なお、170~200℃の温度に設定すれば、油はねや油煙を抑えた減煙モードとして使うこともできる。お手入れは、プレートの取り外しが可能なので、取り外して丸洗いにも対応する。
片面A4サイズに収めたサイズにより、食卓に置いてもじゃまに感じることもなく、収納時においては、プレートの取り外しが可能なうえ、組み替えることで収納も簡単に行える。本体脚部にはマグネットがあり収納バンドで束ねれば、パーツがバラつくこともなく安定して収納することができる。さらに収納袋も付属しているので、持ち運びも簡単に行える。
本体サイズは、プレート2枚使用時が(約)幅42cm、奥行き30cm、高さ8cm、プレート1枚使用時が(約)幅28cm、奥行き30cm、高さ8cm、定格消費電力は、1200W。電源コードの長さは、約1.8m。温度調節範囲は、約80~230℃となっている。
卓上ホットプレートと聞くと、大きなものをイメージしがちだが、本製品の場合、プレートを2枚使用した場合でも幅42cmと比較的コンパクトなサイズとなっている。プレートを1枚にして使用することにも対応するため、少量の食材を焼くということであれば、その幅は28cmほどで済むという。おまけにプレートを1枚で使用すれば、使用する電力も半分の600Wと考えると、2人家族程度であれば、1プレートの使用で少しずつ食材を焼いて時間をかけて食事をするというのも楽しいのかもしれない。もちろん、ホットプレートにも使用範囲を半分にする機能が付いているモノもあるが、物理的にプレートを半分のサイズにすることができるモデルは、見たことがない。そう考えると、この製品、かなり使い勝手に優れるモデルだと思われるが、はたしてどうなのだろうか。実際に使ってみないことには…
●一般販売想定価格(税込):2万2000円 ●Makuake先行販売価格(税込):1万6500~1万8700円 ●ドウシシャ公式サイト:evercook「DUO GRILL」 ●Makuake先行販売サイト:プロジェクトページ
※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。