「BOSE」耳を遮らない！アクセサリーのように身につけて、”ながら聴き”で音楽が楽しめるオープンタイプのイヤホン

BOSE（ボーズ）は、オープンタイプイヤホンの新製品として「Bose Ultra Open Earbuds（ボーズ ウルトラ オープン イヤーバッズ）」発売した。本製品は、スタイリッシュなカフ型のデザインを採用したオープンタイプのイヤホンで、周囲の音を取り入れながらも、高音質なオーディオ環境を楽しむことができるモデル。カラーは、ブラックとホワイトスモークの2色を設定。価格は、3万9600円(税込)となっている。

一日中、身につけて使用することを想定して作られた本製品は、オープンタイプのため耳を遮ることなく、周囲の音を聞きながら、サウンドを楽しむことができるようになっている。
外観は、ポリッシュされた柔らかなエッジと、ブラッシュドメタリックな仕上げが特徴となっており、従来のウェアラブルオーディオと比較しても、ファッショナブルで、まるでアクセサリーのようにデザインされている。また、耳につける定番アクセサリー、イヤーカフのように耳の横に挟みこむように装着するので、メガネや帽子、ジュエリーなどと一緒に装着しても邪魔になることもなく、さらに快適さと安定性を考慮した設計がされている。

フレックスアームはソフトなシリコンでコーティングされており、スピーカーをバレル（筒状）型のバッテリーケースに搭載することで肌に優しくフィットさせている。軽いこともあり数時間そのまま装着していても、耳へ負担が少なく、また外れてしまうようなことがないようにしっかりとしたグリップさせることを可能としている。

独自のオープンオーディオ技術により、強力なトランスデューサーをしっかりと制御された音響構造と組み合わせて、クリアなサウンドをほぼ周囲に漏れないように耳に正確に届けることを実現にしている。

また、独自のデジタル信号処理ソフトウェアとオンボードのIMU（慣性計測装置）によって駆動する、”Boseイマーシブオーディオ”を搭載。これにより、従来よりも音楽の本来の音に近づけることができるため、まるで音響のスイートスポットに座っているかのような臨場感を味わえる。

”Boseイマーシブオーディオ”には、「静止」または「移動」の2つのモードを備えており、「静止」モードは、移動していないときに最適なモードで、音がその場に留まるため座っている時など、音が特定の位置に固定されているように感じたい時に適している。一方、「移動」モードは、音がユーザーと共に移動するように設定されているため、移動中でも没入感が欲しい時に最適なモードとなっている。

操作ボタンは、耳の後ろに置かれるバレル型のバッテリーケースの上部に配置されており、再生、一時停止、曲送り、音量調整などの操作ができる。また、「Bose Musicアプリ」を使用することで「Auto Volume」を使用することも可能となっている。この機能は、周囲の音の大きさに合わせて、オーディオの音量を調整し、移動する時にもその音量を適切なレベルに保つことが可能になるというもの。防水性能は、IPX4相当の仕様になっているため、濡れた手で触れたり雨水に当たっても問題なく使用できる性能を備えている。

バッテリー持続時間は、最大7.5時間（イマーシブオーディオOFF時。ONの場合は最大4.5時間）となっている。なお、待機時間は最大48時間となる。さらに、充電ケースを使用することにより、最大19.5時間（イマーシブオーディオがONの場合は最大12時間）の動作が可能。なお、イヤホンは1時間で完全に充電することができ、10分間のクイックチャージにより2時間の再生が可能となっている。

通信規格はBluetooth5.3、イヤホンはSnapdragon Soundテクノロジー・スイートと、aptX Adaptiveコーデックにも対応。また、Google Fast Pairも対応する。
さらに、Bose SimpleSyncテクノロジーとも連携しており、特定のBoseスマートサウンドバー、スピーカーとペアリングすることで、個々の視聴体験を存分に楽しむこともできる。なお、独立した音量コントロールが可能になっているので、サウンドバーの音量を下げたりミュートにしたりしながら、イヤホンの音量を必要に応じてコントロールすることが可能となっている。

こだわりのサウンド再生力、耳にアクセサリーをつけるような新感覚の装着感

オープン型でも、バランスの取れたサウンドが再生できるのはボーズならでは。耳にヒンジではさむような感覚は、ほかのオープン型イヤホンとは異なるアプローチなので不安はあるが、思いのほかしっかりしているので安心して装着できる。ファッショナブルなアクセサリー、イヤーカフのような装着感で、音楽を楽しみながら周囲の音を聞くだけでなくアクセサリー感も表現したい方にはトライしてみてほしい。そして、Andoroidユーザー向けに、aptX Adaptive、グーグルの「Fast Pair」に対応していることもうれしい注目ポイントだ。

●価格（税込）：3万9600円
●BOSE：ULTRA OPEN EARBUDS製品紹介ページ

※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。