[シャオミ]ライカと共同開発したフラッグシップモデル発売!4つのレンズ搭載、まるでプロ用のカメラで撮影したかのような写真が撮れる

シャオミ・ジャパンは、スマートフォンの最新モデルとして「Xiaomi 14 Ultra」を発売した。本製品は、ライカとの共同開発により、最高峰の撮影体験をすることができるカメラシステムを搭載したモデル。

ライカ社のLEICA VARIO-SUMMILUX光学レンズを採用しており、 ズミルックスの大口径レンズと優れた光学性能によって、低光量でもディテールと色再現性、コントラストに優れ、解像感の高い撮影を実現している。ズミルックスレンズで構成されたライカクアッドカメラシステムは、1インチセンサーを使用した約23mmの広角レンズに、約75mmのフローティング望遠レンズ、約120mmのペリスコープレンズ、視野角122°の超広角レンズで、6つの焦点距離にわたって約12~240mm(0.5×、1×、2×、3.2×、5×、10×)の広域撮影をカバーしてくれる。

撮像素子には、新しいソニー製LYT-900の1インチセンサーを搭載し、3.2㎛ 4-in-1 スーパーピクセルを備えることで、優れた低照度性能を実現している。デュアルネイティブISOフューチャーマックステクノロジーと組み合わせることで、写真撮影も、動画撮影も、明るくなり過ぎず、ハッキリとした陰影のある撮影を可能にしてくれる。

ソニー製LYT-900の1インチセンサー
4つの光学レンズでメリハリのある撮影を実現する

メインカメラは、明るさがF値1.63~4.0の無段階可変絞りシステムを搭載。F値1.63の大口径によって被写体を強調する撮影や夜景撮影などに適しており、F値4.0に絞ることで、風景写真や、友人との集合写真など、幅広く使用することができる。また、従来モデルにも搭載されていたストリートスナップが新たにアップグレードしており、約23mmから135mmまで(23mm、28mm、35mm、50mm、85mm、135mm)の6つの焦点距離をカバーしてくれる。レンジファインダーを模したファインダーフレームが追加され、カスタマイズ可能なストリートフォトパラメーターをしっかりサポートしてくれる。さらに、0.7秒の高速撮影速度で、突然のシャッターチャンスでも被写体を逃すことなく撮影することができる。パラーメータは、デフォルトで設定されているので、さまざまな状況においても撮影者の要望に応えてくれる。

ストリートスナップの撮影イメージ


本製品は、23mmから75mmの焦点距離範囲でポートレート撮影を可能にした新しいマスターポートレートモード機能を開発し搭載している。マスターポートレートモード機能を搭載したことにより、さまざまな光環境に対応し、ポートレートに肉眼でみたままの質感と色彩を記録させることを可能にしているうえ、複雑な光の環境下でも、ポートレート撮影を簡単に行うことができるようになっている。

動画撮影においても、MasterCinemaモードの搭載により、10ビット Rec.2020でのハイダイナミックレンジの動画を記録することに対応している。MastaerCinemaモードを使えば、ハイライトとシャドウの両方で、被写体の細部を捉えて人の視覚に近いダイナミックレンジでHDRスクリーンに表示。画面をワンタンプするだけで、まるで映画のような動画を作ることができる。本体のディスプレイには、WQHD(3200×1440)の解像度と1~120Hz LTPO技術を備えた、シャオミカスタムC8ディスプレイパネルを搭載。1920HzPWM調光をサポートし、最大3000ニトの輝度を実現しながら、マルチレベルの明るさ調整により、目を疲れにくくしている点も見逃せない。

本体に搭載するCPUは、クアルコム社製の「Sunapdoragon 8 Gen 3 Mobile Platform」を採用しており、従来モデルと比べて、CPU性能が32%、GPU性能が34%向上させている。グラフィック性能は、消費電力が大幅改善されてこともあり、日常的な作業やゲームに没頭するような状況、あるいは、クリエイティブワークなど、さまざまな利用状況下において、快適に使用できるように進化している。

Sunapdoragon 8 Gen 3 Mobile Platform
撮影イメージ

フレームには、最新の一体型高強度アルミニウムフレーム素材を採用しており、金属フレームがボディ背面にまで伸びていることにより、剛性が従来モデル比で約2倍になっている。また、スクリーンガラスパネルは高温焼結によって相互結合構造を形成した、新しい材料となる"Xiaomi Shield Glass"を採用。このスクリーンガラスパネルは 、通常のガラスを上回る強度を実現、耐落下性においては、従来モデルと比べて約10倍にもなる丈夫さを兼ね備えている。また、防水・防塵性能につていも、IPX8・IP6Xの防水防塵性能に対応しているので、水に濡れても安心して使うことができる。

一体型高強度アルミニウムフレーム素材を採用している
IPX8・IP6Xの防水防塵性能に対応

なお、本製品のカメラ機能を最大限に引き出すことができるアイテムとして「Xiaomi 14 Ultra フォトグラファーキット」(別売:2万2000円・税込)を用意。このフォトグラファーキットは、本体に取り付けるデコレーションリングやグリップを取り付けるだけで、本格的なカメラに変身させることができるというもの。ただ変身させるのではなく、グリップ部には、1500mAh のバッテリーを内蔵しているから、動画撮影などにも便利に使えるはずだ。シャッターボタンも押しやすくなっているほか、長押しすると、瞬時にカメラアプリを呼び出せる機能も搭載している。

Xiaomi 14 Ultra フォトグラファーキット
フォトグラファーキットを装着して撮影しているイメージ

本体サイズは、高さ161.4mm、幅75.3mm、厚さ9.2mm、重さは、219.8g。プロセッサーは、Snapdragon 8 Gen3Mobile Platform。メモリが16GBで、内蔵ストレージが512GB。ディスプレイサイズは、6.73インチAMOLED、解像度は、3200×1440の522ppi。輝度は、標準輝度が1000ニト、ピーク輝度が3000ニト。カメラ機能は、リアカメラが、メインの23mm、フローティング75mm、ペリスコープの120mm、超広角の12mm、それぞれ解像度は、約5000万画素。フロントカメラは、約3200万画素。電源は、5000mAhのバッテリーを搭載し、ブーストモードを使えば、33分で100%充電が行える。接続機能は、Wi-FiがWi-Fi6/6E/7に対応、BluetoothはVer5.4となっている。

ライカと共同開発したということだけあり、カメラ機能がかなりスゴイことになっている。一般的に、スマホに搭載されるセンサーサイズは、大きくても1/2.3インチと言われていことを鑑みても、シャオミの今回のモデルは、ライカの1インチのイメージセンサーを搭載しているので、単純計算でも4倍近く大きいイメージセンサーを搭載していることになる。イメージセンサーサイズが大きくなれば、それだけ、撮れる画像もキレイに撮ることができる。レンズもリアカメラだけで4つも搭載しており、そのどれもが光学式レンズとなっているから、非の打ち所がない。ここまでくると、スマホにカメラ機能が搭載されているというより、カメラにスマホ機能が搭載されているモデルと言っても過言ではないような気がする。

●発売日:5月16日                                               ●実売価格(税込):SIMフリーモデル=19万9900円                            ●Xiaomi公式サイト:Xiaomi 14 Ultra

※販売チャネルは、au +1 Collection取扱店/au Online、IIJmio、量販店。                      ※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。

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