[カシオ計算機]「MR-G」の新作は八角形ベゼル!伝統技法“木組”の幾何学模様が美しい

カシオ計算機は、耐衝撃ウォッチ”G-SHOCK”の最上位シリーズ「MR-G(エムアールジー)」より、新モデルとなる「MRG-B2100B」(価格=64万9000円・税込)を発売した。本製品は、日本伝統の建築工法「木組」から着想を得た、格子状立体文字板と八角形ベゼルを採用したモデルだ。

1996年に誕生したG-SHOCKの最上級ラインとなる「MR-G」は、日本に根ざしたものづくり哲学と革新的な技術を融合させながら、構造から機能、素材や色など、仕上げに至るまで、妥協することなくこだわりが詰め込まれたシリーズ。

「MR-G」シリーズにおいて初登場となる「2100」シリーズは、2019年に“G-SHOCK”の初号機「DW-5000C」を現代風にアレンジしたデジタル・アナログコンビネーションモデルとして発売され、その特徴的な八角形ベゼルと薄型かつスタイリッシュなデザインで、現在も人気のモデルとなっている。

今回発売した「MRG-B2100B」は、そのデザインをふんだんに取り入れながら、文字板には、日本伝統の建築工法である木組からインスピレーションを得て、格子状の立体文字板を採用したモデル。ベース面には、波状の凹凸と微細な空洞を施すことで、緻密な幾何学模様が美しい組子の世界観を表現している。デザイン性だけを追求するのだけではなく、組み重なった隙間から光を取り込むことによりソーラー発電にも対応する。

立体感のあるフェイスに並ぶ木組模様の隙間から光を取り込みソーラー充電を行う

また、「2100」シリーズの特徴である八角形ベゼルは、隅々に至るまで美しいメタルでの仕上げを実現するために27のパーツに細分化。外装パーツには一つ一つ職人による研磨が施され、木組のように精密に組み上げられている。ベゼルのトップ部には純チタンの約4倍の硬度を誇る合金「COBARION(コバリオン)」を採用し、バンドには純チタンの約3倍の硬度を持つチタン合金「DAT55G」を採用。洗練された金属の美しさだけでなく耐衝撃ウオッチ”G-SHOCK”のタフネスさも兼ね備え、妥協なくこだわりが尽くされた「MR-G」を冠するにふさわしいモデルに仕上げられている。

分解された外装パーツは研磨が施され、美しい輝きを放つ

時刻表示はアナログ表示のみで、3時位置に日付表示、7〜8時位置に曜日が表示される構成となっている。防水性能は20気圧防水を備えており、世界6局の標準電波を受信し時刻を修正するマルチバンド6に対応する。また、スマートフォンと機能を連動させながら、自動時刻修正機能などにも対応するなど、実用性も備えている。

過酷な状況での使用に耐えるMR-Gシリーズのロック機構付きバックル

【主なSPEC】ケースサイズ:縦:49.5mm、横:44.4mm、厚さ:13.6mm、重さ:122 g、ねじロック式リューズ、内面反射防止コーティングサファイアガラス、20気圧防水(200m)

文字盤に、和の美意識が宿る「木組」が表現された美しい仕上がり

「MR-G」シリーズを表現するために、メタルの質感と輝きにこだわり、27ものパーツにわけられて職人による美しい仕上げが施されている。木組のように組み上げられたベゼルや「COBARION」「DAT55G」といった新素材が惜しみなく投入されたことで、「2100」シリーズをモチーフにしたデザインで新たな価値観が生み出されている。まさに”G-SHOCK”の最高峰モデルだけあって、ジャパンメイドの時計のこだわりが感じられる。”G-SHOCK”らしいタフネスさを備えつつ、チタンによる軽快な付け心地と傷がつきにくい仕上がり、自動で時刻を修正できるマルチバンド6対応で、日常使いにもしっかり対応できる1本となっている。

●発売日:6月14日
●価格(税込):64万9000円
●カシオ計算機公式サイト:「MRG-B2100B」製品紹介ページ

※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。

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