[セイコーウォッチ]「スピードタイマー」の新作クロノグラフが登場!次世代GPSソーラーモデルとメカニカルモデルを追加

セイコーウオッチは、「セイコー プロスペックス」の新作として、クロノグラフコレクション「スピードタイマー」から、GPSソーラーを搭載したレギュラーモデル2種とSEIKOブランド100周年記念限定モデルをそれぞれ、10月11日に発売する。価格はレギュラーモデルが30万8000円、限定モデルが33万円(いずれも税込)。また、あわせてメカニカルクロノグラフのレギュラーモデルも発売。価格は、35万2000円(税込)。

次世代型GPSソーラークロノグラフ

SBED009(左)/SBED011(右)

今回発売されるGPSソーラーの「スピードタイマー」は、今なお高い評価を得ている1972年発売の自動巻きクロノグラフがデザインのベースとなっており、同社伝統のクロノグラフを継承しながら、先進技術を組み合わせた次世代型のGPSソーラークロノグラフと謳うモデルになっている。

ムーブメントには、プロスペックスとしては初となるGPSソーラー デュアルタイム・クロノグラフ ムーブメント「キャリバー5X83」を搭載。GPSソーラーの利便性に加え、1/20秒まで計測可能な高精度ストップウオッチ機能、デュアルタイム表示、高速タイムゾーン修正、タイムトランスファー機能*などを備えた先進のクロノグラフムーブメントになっている。
*タイムトランスファー機能:中央の基本時計で示す時刻と、6時位置のサブダイヤルで示す第2の時刻を、ボタン操作によって入れ替えて表示させる機能

ダイヤルのデザインは、1972年モデルのクロノグラフの設計思想を受け継いでおり、時・分・秒のストップウオッチ積算針の色を統一している。ホワイトのダイヤルにも、当時のモデルの特徴を引き継ぎ、ノスタルジックなオレンジのクロノグラフ積算針を採用。ブラックのダイヤルには、同社の計時・計測を象徴するイエローをあしらっている。
ケース、ブレスレットは、ダイヤシールドが施されたステンレススチール製。また風防はデュアルカーブサファイヤガラスを使用する。防水性能は10気圧防水となる。本体サイズは、ケース径が42mm、厚さは12.9mm。

ダイヤルリング下の数字はタイムゾーン表示を表す
立体感のあるダイヤルとインデックスが美しい

SEIKOブランド100周年を記念した"輝き"を表現した限定モデル

SEIKOブランド100周年を記念する限定モデルとして発売される「SBED013」は、同社の歴史的な製品を象徴する、"輝き"をキーワードにしている。オールブラックのデザインをまとわせ、そこに"輝き"を表現するゴールドカラーを、クロノグラフ積算針やカウンターサークル、りゅうず、スタート・ストップボタンにあしらっている。
ケース、ブレスレットは、スーパーブラックダイヤシールドが施されたステンレススチール製。風防はデュアルカーブサファイヤガラスを採用。防水性能は10気圧防水となる。本体サイズは、ケース径が42mm、厚さは12.9mm。また裏蓋には限定モデルの文字とシリアルナンバーが刻印されており、数量は世界限定で1000本、そのうち国内が500本となっている。

SBED013
ブラックにゴールドのアクセントが映える

朝焼けの空のようなブルーダイヤルのメカニカルクロノグラフ

2023年に発売された、1970年代のヘリテージモデルをアップグレードしたメカニカルクロノグラフに新たなモデルが追加される。当時のモデルに採り入れられていた流線形のフロー型ケースや、エレガントな多列ブレスレット、時分針とストップウオッチ針を見分けやすくするツートーンのダイヤルなど、当時採用された特徴を継承。ダイヤルには、通称「サンライズ」と呼ばれる人気アーカイブモデルから着想を得た、まるで朝焼けの空を連想させる色あいのブルーを採用。

また、本モデルに搭載されるクロノグラフムーブメントは、自社にて部品の設計並びに開発及び、生産に至るまで一貫して行う「キャリバー8R48」を採用。計時スタート時の指針ずれや針飛びを抑制し、優れた計時精度を実現する「垂直クラッチ」に加え、確実な操作感や安定した動作を実現する「ピラーホイール(コラムホイール)」など、「1969 スピードタイマー」から継承する技術をさらに進化させて搭載。信頼性や堅牢性、さらにはメンテナンス性までも重視した設計となっている。ムーブメントの精度は平均日差+25~-15秒、パワーリザーブは約45時間となる。

ブレスレットの造りもこだわりが感じられる
SBED013

ケース、ブレスレットは、ダイヤシールドが施されたステンレススチール製。風防は内面無反射コーティングのデュアルカーブサファイヤガラスを採用。防水性能は10気圧防水となる。本体サイズは、ケース径が42mm、厚さは14.6mm。

次世代型のGPSソーラーと自動巻きで「スピードタイマー」の進化を味わえる

「スピードタイマー」は、セイコーが培ってきた技術を継承し搭載されているシリーズだ。今回のモデルでは、先進技術を組み合わせた次世代型のGPSソーラー搭載ムーブメントと「SEIKO」クロノグラフのヘリテージともいえる自動巻きムーブメントの2つのタイプが用意され、利便性と趣味性を両立するコレクションとなっている。デザイン面では、立体感が随所に強調されたダイヤル、インデックスをはじめ、ブレスレットに至るまで完成度も高い。現代版「スピードタイマー」ともいえる、その進化を感じられるモデルとなっている。

●価格(税込):SBED009 / SBED011=30万8000円、SBED013=33万0000円、SBEC025=35万2000円
●発売日:10月11日
●セイコーウオッチ:SBED009 / SBED011、SBED013、SBEC025 製品サイト

※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。

  • URLをコピーしました!