[マテル]"ホットウィール"の新作「カーカルチャー ジャパンヒストリックス4」登場!貴重な日本の旧車を5車種追加

マテル・インターナショナルは、ダイキャストカーブランド"ホットウィール"より日本の旧車で構成されたシリーズ第4弾として「カーカルチャー ジャパンヒストリックス4」のラインアップ5車種を9月下旬に発売した。「ホットウィール」は、豊富なラインナップとユニークなデザインで人気がある世界No.1 ミニカーブランドだ。今シリーズは、日本の旧車で構成されているシリーズ「カーカルチャー ジャパンヒストリックス4」として、世界で長く愛されている実車を忠実に再現しており、走らせたりするだけでなく、ディスプレイとしても楽しめるモデルになっている。パッケージは、日本をイメージした背景が描かれており、車名が日本語(カナ)で表記されるなど、こだわりを感じることができる。今シリーズで発売される、5車種は下記のとおりとなっており、いずれも価格は880円(税込)となる。

’72 トヨタ カローラレビン(TE27)

トヨタ カローラ TE27は日本専用モデルだったが、昨今では世界的人気を誇るAE86型レビン、および姉妹車のスプリンター・トレノの始祖となることから、グローバルレベルで名車としてカウントされている。日本では型式のTE27型から「ニーナナレビン」という通称で呼ばれることが多いモデルだ。"ホットウィール"では同車を新金型を用いてリアスポイラーとチンスポイラーでカスタムがされている仕様としている。

’64 プリンス スカイライン GT

まだ日産に吸収合併される前、プリンス自動車工業の基幹車種として1957年に発売されたスカイライン。同社は技術力のアピールのために古くからモータースポーツ活動に力を入れていたが、そのひとつが2代目スカイライン・ベースの競技車両GTとなる。"ホットウィール"では同車を新金型で再現。カラーリングは第2回日本グランプリで、ポルシェに続いてGT-IIクラスで2位でフィニッシュした#39 砂子義一選手のマシンをモチーフにしている。

マツダ RX-3

1971年に東洋工業(現在のマツダ)が発売した、ロータリーエンジン(RE)専用の中型車がサバンナ(日本市場名)。レース参戦において「サバンナRX-3(アールエックス-スリー)」の名称を用いた関係から、輸出車名のRX-3としても知られている。当時、一般のサバンナユーザーが自身の愛車をレースカー風にカスタムするスタイルも人気を博していた。"ホットウィール"では名うてのRE遣いとして知られた片山義美選手のマシン風のカスタムが施されたリバティーウォークの車両をモチーフにしたカラーリングで仕上げられている。

’73 ホンダ シビック カスタム

"ホットウィール"では初代をベースに、フロントバンパーを外して、その代わりにチンスポイラーとフォグランプを備え、太いタイヤを履くためにオーバーフェンダーを装着したカスタム仕様を選んでいる。日本でのみ販売されたスポーツグレード、RSのエンブレムや窓枠、フロントグリルなど、細かなディテールが細密な印刷で再現されている。

日産フェアレディZ

前身の2人乗りのオープンカーだったフェアレディから一転、クローズドボディと6気筒エンジンを組み合わせたGTカーとして1969年に登場した初代フェアレディZ。"ホットウィ―ル"が選んだのは日本仕様で、フロントには日本の独自仕様であった空力に優れたGノーズと呼ばれる尖ったフェイシアを備えたモデルで、それに大型のフロントスポイラーやオーバーフェンダーを組み合わせている。しかもテールランプは5代目スカイライン用の通称ジャパンテールを移植した、街道レーサー仕様となっているのもポイントだ。

いずれのモデルも、対象年齢は3歳以上。パッケージには日本をイメージした背景と日本語で車名が書かれ、パッケージサイズは、縦16.5×横13.3×厚さ4.1cm。

世界で注目される日本のヒストリックカーを手にする

"ホットウィール"は、世界No.1といっても過言ではないダイキャストカーブランドとして知られている。ユニークなラインナップは目を見張るものがあり、独自の仕上がりでファンも多い。映画「ワイルドスピード」シリーズなどの影響で、世界的にも日本のヒストリックカーは注目されており、実車に限らずダイキャストカーでもその傾向は同様といえるところで、本シリーズの構成も独自の視点でセレクトされている。なにより’60、’70年代の名車たちが手に取れるサイズのダイキャストカーで蘇るのは、旧車ファンはもちろん、クルマ好きにはうれしい限り!手元にコレクションとして加えたいシリーズだ。

●価格(税込):880円
●発売日:9月下旬
●マテル・インターナショナル:ホットウィール「カーカルチャー ジャパンヒストリックス4」製品サイト

※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。

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