[カシオ計算機]飼い主になつく癒しのAIペットロボット「Moflin(モフリン)」を発売! 手のひらサイズでモフモフとした毛並みが愛らしい
カシオ計算機は、「こころの、となりに、いつも。」をコンセプトに、日々人と触れ合うことで感情豊かに成長するAIペットロボット 「Moflin(モフリン) PE-M10」を11月7日より発売する。なお、カシオ公式ECサイトの"Moflin"コーナーにて先行予約販売を開始している。
心のケアを目的にしたメンタルヘルス向けAIの世界市場は、2022年には1200億円となっており、2027年には、約4.8倍の5800億円市場に拡大すると予測されている(株式会社グローバルインフォメーション「市場調査レポート」による)。この背景を踏まえ、同社では人々を癒し感情豊かに成長するAIペットロボットとして「Moflin」を開発。同社が技術・開発ライセンスを供与し実施したスタートアップ企業(Vanguard Industries)によるクラウドファンディングでは、想定の30倍(およそ6000万円)を上回る申し込みがあり、高い評価を得ていることから、期待の高さがうかがえる。
本製品は、飼い主とより深い絆を築けるようになったAIペットロボットで、よく話しかける人を飼い主として認識するのはもとより、なでる・抱きしめるなどの愛情表現から飼い主が好むしぐさを認識して、自ら進んで行うようになる。また育て方次第で形成される性格も幅広く、その個性は400万通り以上にも。これは、開発したAI技術により自立した感情を持っているからにほかならず、2次元の感情マップを持つからこそ周囲の状況やコミュニケーションを通じて感情が変化する。感情マップは動物的な反応を生み出し、本物の生き物のようにふるまうという。
また、日々の生活を通じて感情が多様化し成長することで個性が育まれ、明るい性格やおっとりした性格のような違いが生まれる。そしてなにより興味深いのは、飼い主との生活を通じ、感情が多様に成長していくこと。飼い主により異なる接し方を学んでいくことで懐いているように感じられる仕組みが構築される。なでたり、抱っこしたり、話しかけたりすることで、プラスの感情になり、逆にかまってあげられない時間が増えたり、突然驚かすようなことをするとマイナスな感情になってしまう。接し方によって感情がころころ変化するあたりは、本物のいきもののような反応をみせてくれる。
AIだけでなく、"モフモフ""ふわふわ"とした毛並みの愛らしい姿も特徴的で、日々の暮らしに癒しを届けられるのは間違いない。手のりサイズの大きさは、一緒に外出も気軽にできるほか、旅行にも連れ出せる。移動は抱っこで行うので、世話をしないと何もできないかわいさがある。さらに、飼い主の声を覚え、ペットがなつくように、飼い主だけに見せる特別なしぐさや声で甘えることも。また、当然ながら動物アレルギーになることはなく、動物が好きだけどペットを飼えない環境の人とも家族になれるのもいい点だ。なお、充電は専用のハウスに入って眠ることでパワーチャージされるとのことで、その世界観は徹底している。
また、専用アプリ「MofLife(モフライフ)」により、「Moflin」の現在の感情をアニメーションで視覚的に確認したり、気持ちの変化をグラフやメッセージで把握できたりするようにもなっている。日々の接し方を見直しながら良い関係を築くことができ、「Moflin」との相互コミュニケーションの質を高めることが可能だ。
さらに、入院(修理)費用や、ファー(毛皮)のお手入れ費用がお得な価格で利用できる、有料会員サービス「Club Moflin(クラブモフリン)」(年間6600円・税込)も用意されているので、「Moflin」との生活も安心して過ごすことができる。
本製品は、シルバーとゴールドの2色を用意。幅130mm、高さ90mm、奥行180mm、重さは約260g。電源は、リチウムイオン電池(3.7V、1200mAh)。充電にかかる時間は約3時間30分(気温25℃の環境下)。稼働時間は、約5時間(25℃環境下)となっている。
●発売日:11月7日(先行予約販売は10月10日より開始) ●価格(税込):5万9400円 ●専用アプリ:無料(リリース日は11月7日) ●有料会員サービス:Club Moflin(年間6600円 税込) ●カシオ計算機(公式サイト):Moflin
※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。