[オーディオテクニカ]"ながら聴き"ができる耳を塞がないヘッドホン発売!第3の聴覚経路"軟骨"を活用した独自の振動構造を採用
オーディオテクニカは、耳を塞がないヘッドホンとしては、世界初となる軟骨を活用したヘッドホン「ATH-CC500BT」の第2世代モデルとして「ATH-CC500BT2」を発売した。本製品は、従来の骨伝導とは異なり、人の第3の聴覚経路となる「軟骨伝導経路」を活用した振動構造を採り入れたヘッドホンで、音を効率よく鼓膜に届けることができるため、耳を塞がない状態でも、高音質を実現しているのが特徴のモデル。
第2世代モデルとなった本製品では、"ながら聴き"をより快適におこなえるようにするために、装着感の改善や、音質と最大音量の向上など、さまざまなアップデートを図っている。
アップデート内容の音質と最大音量の向上においては、次世代の振動ドライバーである"PAT.P"を搭載しているのが特徴で、耳珠と呼ばれる耳の軟骨部分にヘッドホンが当たるように装着するだけで高音質リスニングやクリアな通話を可能としている。また、ドライバーには独自の「A.P.S.S」(Acoustic Pure Sound Stabilizer(アコーステック・ピュア・サウンド・スタビライザー)を採り入れることで、外部振動によるノイズを低減させ、広い音場を体感できるようにしている。その結果果、従来モデルより約25%も最大音量を向上させることに成功しているというのだ。
さらに快適なリスニング環境を確立するために、「LE Audio」にも対応。「LE Audio」に対応するスマートフォンなどのデバイスとLC3コーデックで接続すれば、好きな楽曲を低遅延で楽しめるほか、低ビットレートで高音質のデータを転送することが可能となっている。
そのほか、intelliGo社が開発したAIノイズリダクション技術である"AVIC"の搭載によって、声以外の余計なノイズをカットしてくれるため、快適なコミュニケーションを実現。屋外での使用において、マイクに風が当たることで生じる風切り音もしっかりと抑えてくれるので、歩きながらでも安心して通話ができる。周囲の音に注意が必要な場所でも、自分の声を相手にクリアに伝える通話環境を整えられる。それも省電力にも対応した新たな"AVIC"を採用することで、約10時間もの長時間通話が可能にしているというのだから、必要十分と言える性能を確保している。
バッテリー性能も向上しており、フル充電で約20時間の連続再生が可能なうえ、使用状況に異なるものの万が一充電ができていないような状況であっても、10分の充電で2時間の再生を実現する急速充電にも対応している。
装着感にもこだわっており、軽い装着感を可能にしながら後頭部へのネックバンボのふくらみを抑えつつ、最適な重量場rナンスを図ることで従来モデルよりも小型・軽量化を実現している。これにより、耳への負担を少なくし、長時間の使用でも疲れにくい設計にするなど、快適さをしっかりとキープしている。
本体の素材には肌触りの良いシリコン素材を採用し、イヤーハンガーとネックバンドには軽量なチタニウムを使用したバンドを採り入れるなど、耳に欠けるだけで自然にフィットしてくれるという点も見逃せない。
専用アプリ「Connect」を使えば、セリフやナレーションが聞き取りやすい「クリアボイスモード」をはじめとし、リラックスして聴ける「BGMモード」や音漏れが気になる時に使用する「音漏れ抑制モード」など、その時の状況に応じた使いこなしができる。さらに、事前に設定されたプリセットイコライザーから、気分に合わせて聴きたい音質を選ぶことが可能だ。
2台のBlutooth機器への同時接続が可能なマルチポイントにも対応しており、仮にタブレットでオンラインで授業を受けてい居る最中に、スマトフォンに着信があった場合でも、いちいち接続を切り変える必要もなくすぐに対応することができるので、とても便利に使うことができる。
編集部員のひとり言
●発馬日:10月25日 ●価格(税込):2万1780円 ●オーディオテクニカ(公式サイト):ATH-CC500BT2
※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。