[アップル] M2チップ搭載「iPad Air」登場! 新たに13インチをラインアップし、「Apple Pencil Pro」にも対応
アップルは、「IPad Air(アイパッドエア)」の新モデルとして、M2チップ搭載した「iPad Air」13インチモデル(12万8800円〜)と11インチモデル(9万8800円〜)の2モデルを5月15日より販売している。
両サイズともに、用意されているストレージは、128GB、256GB、512GB,、1TBとなっており、カラーは、ブルー/パープル/スターライト/スペースグレイの4色を用意している。
新しい「iPad Air」は、新たに13インチをラインアップしたことで、初めて2つのサイズからセレクトできるようになった。11インチモデルと比べて30パーセント広い画面領域を実現したことで、仕事や学習、遊びにおいて、より広いスペースが使用できるようになっている。13インチ、11インチモデルともに表示部には、Liquid Retinaディスプレイを搭載。なお、11インチモデルの画面解像度は2360×1640ドット、264ppi、輝度が500ニト。13インチモデルは画面解像度が2732×2048ドット、264ppi、輝度が600ニトとなっている。
プロセッサーには「M2チップ」を採用し、前世代モデルに搭載されていたM1チップと比較して50%ほど高速となるほか、A14 Bionicを搭載した”iPad Air”と比べて最大3倍高速なパフォーマンスを実現するという。同時に、ストレージの最小構成も見直されており、前世代の64GBから128GBへ引き上げられている。
12MPの超広角フロントカメラは、新たに本体の横縁に配置され、機械学習(ML)によって、自動的に撮影される全員が視野に収まるようにするセンターフレームに対応。また、12MPの広角バックカメラは、240fpsのスローモーションに対応することで、高解像度の写真や高精細な4Kビデオの撮影を可能としている。また、両サイズともに、空間オーディオに対応したステレオスピーカーも備えており、13インチモデルでは、2倍の低音を響かせることで優れた音質での再生することを可能としている。なお、Wi-Fi接続はWi-Fi 6Eに対応し、Wi-Fi + Cellularモデルは、5Gにも対応。SIMは、eSIMのみの対応となっている。
「Apple Pencil Pro(アップルペンシルプロ)」にも対応。さらに「探す」アプリに対応したほか、軸に内蔵された新しいセンサーにより、ユーザーのスクイーズ(指で強く押した状態)を感知してツールパレットを表示させることも可能。さらに、バレルロール(軸を回転させる動作)でペンやブラシの向きをコントロールすることもできる。収納は、本体側面にマグネットでつけることができるうえ、保管/充電/ペアリングが行える。また、ワイヤレスキーボードの「Magic Keyboard(マジックキーボード)」も専用に用意されており、ブラック/ホワイトの2色をラインアップ。もちろん、本体の保護用として取り付ける純正カバー「Smart Folio(スマートフォリオ)」も専用で用意されている。「Smart Folio」は、複数の角度での表示に対応するなど便利に使うことができる。カラーはチャコールグレイ/ライトバイオレット/デニム/セージの4色を用意する。
13インチが選べることで「iPad Air」の魅力が大きくなった
今回新型の「iPad Air」は、M2チップ搭載でパワーアップを図ってきた。なにより、これまで「iPad Pro」でしか選べなかった13インチサイズが選択できるようになったのは大きなポイントだ。リーズナブルな「iPad Air」だが、iPadとしての基本機能はすべて備えており「Apple Pencil Pro」にも対応するなど、内容も充実している。ビデオ通話時のカメラ位置が変更されたことで、視線の不自然さも改善されている。この完成度の高さならビジネスでも、プライベートでの使用にも十分なスペックとクオリティを備えている。もはや「Pro」に近い「Air」といっても差し支えないだろう。
●発売日:5月15日
●価格(税込)「iPad Air 13インチモデル」=12万8800円~ 「iPad Air 11インチモデル」=9万8800円~
●アップル:「iPad Air」製品紹介サイト