[AQUA]食材の腐敗や乾燥を抑える鮮度保持機能を搭載した冷凍冷蔵庫「TX シリーズ」2024年モデル発売!

アクアは、冷凍冷蔵庫の「TXシリーズ」の2024年モデルとして、全室で温度変化を抑えることによる食材の鮮度保持機能を搭載したフラッグシップモデル「TXシリーズ AQR-TXA50P」を発売した。

本製品は、食材の保存において重要な要素である「低温」と「高湿」に加え、温度を一定に保つ「恒温化」技術によって、高い鮮度保持力を実現した鮮度保持機能「ALL FRESH」をチルドルーム、野菜室、冷凍室のそれぞれに搭載しているのが特徴のモデル。「ALL FRESH」の搭載により、食材の腐敗や乾燥を抑えておいしさを長く保ちさせ、食べられる期間が長くなることで食品ロスの低減につなげることが可能となっている。

それぞれの保管庫の特徴として、チルドルームでは、専用の送風口から上下に設置したアルミパネルに冷風を当てて冷やし、その輻射冷却を利用して恒温化させ、食材を上下から挟み込むように冷却する「W間接冷却チルド」を採用。これにより、チルドルーム内の温度変化を抑えることができるようになり、食材の傷みの原因となる菌の繁殖を抑え、食材に直接冷風を当てない輻射冷却によって乾燥まで防ぐことができる。

W間接冷却チルドのイメージ図
従来機種との比較。W間接冷却チルドのほうが、鮮度を保っているため食材の傷みが少ないことがわかる

また、野菜室においては、冷蔵室の扉を開けると野菜室まで一度に見渡すことができる「見える野菜室」を採用。保存スペースは上段、下段手前、下段奥の3つに分かれており、上段には鮮度保持用のツインLEDライトを搭載。LEDの力で光合成を促進しエチレンガスの発生などを抑制することで、トマトなどの実もの野菜の軟化や、じゃがいもの発芽を抑えることが可能となっている。さらに、下段奥には、上段と下段手前の仕切りによる半密閉構造化によって、専用の送風口からアルミプレートに冷気を当てることで発生する輻射冷却効果で低温・高湿環境を実現。野菜の乾燥や栄養の減少を防いでいる。

冷蔵室の扉を開けると野菜室まで見渡すことができる
見える野菜室の鮮度保持の仕組み

冷凍室においては、独自の冷凍技術であるドリップ抑制機能「おいシールド冷凍」の搭載により、冷蔵庫の自動霜取り運転時に発生する暖気の侵入を防いで、冷凍室内の温度変化を抑えている。これにより食材を霜つきから守り、冷凍した食材のうまみや食感を損なわず長期間おいしさを保つことが可能となっている。

庫内の食材の廃棄を減らすためには、見落としや使い忘れを防ぐことも重要なポイント。そのために本製品では大型パネル照明を設置している。天面だけでなく、冷蔵室内の背面にも設置した「ツインパネル照明」により間接照明のように柔らかみのある光で冷蔵室内を照らすことで、食材の見落としなどの抑制にもつながる。さらに高級感のあるグレー色の内装と合わせて光の演出で食材を美しく映えさせるのもうれしいポイントだ。

冷蔵庫の購入の決め手のひとつでもある外観のデザインにも気が配られていて、周囲と調和するよう落ち着いた色調やシンプルな形を採用。扉には特殊加工を施したフロストガラスを使用し、指紋がつきにくくしっとりとした質感なのが目を引く。TX シリーズ2023年モデルの購入者のうち約 2 割が購入の決め手として色やデザインを挙げているのも納得といえよう。

また、冷蔵室扉の下部にはコミュニケーションのためのLED ステータスバーを設置しており、人が扉に近づくと人感センサーが感知して、平常時は水色、おいシールド作動時は紫など状況に合わせた色が点灯し、冷蔵庫の運転状況を7色のパターンで知らせてくれるのも、生活に柔らかい発色でさりげなく彩りを添えてくれる機能として注目ポイントだ。

実際冷蔵庫を使用するには設置する場所や取り出しやすさなども考慮しなければならないが、本商品は奥行き 667mmで、冷蔵室最上段の奥まで手が届きやすく、キッチンカウンターと面を揃えやすい薄型設計。取り残しがちな、奥にしまった食材も取り出しやすくなり使い勝手が向上するだけでなく、キッチンのスペースが広く使えるのは見逃せない。

その他の特徴としては、冷蔵庫内を清潔に保つマイクロオゾン除菌機能を搭載、庫内レイアウトを変えて収納できるノーマル棚とハーフ棚を採用、一升瓶や左右に 2L のペットボトル4 本収納できる大型ドアポケット、LED 照明を搭載した大容量 140Lの2段冷凍室、取り外して清潔に使える、洗える製氷ユニットとワイドアイストレイが挙げられる。

5 ドア冷凍冷蔵庫である本製品、購入に当たって気になる定格内容積は501Lでその内訳は、冷蔵室 259L<195L>(内チルドルーム 17L)、野菜室 102L<55L>、冷凍室上段 52L<27L>、冷凍室下段 88L<49L>となっている。(〈〉内は食品収納スペースの目安)

本体サイズは、幅700mm、奥行667mm、高さ1850mm、重さは、139kg。年間消費電力量は、276 kWh/年と、2021 年省エネ基準達成率は105%で、家計や環境にもやさしい。本体カラー は、マットクリアブラックとマットクリアホワイトの2色を用意している。

なお、ベーシックモデルとして「AQR-TX51P」も用意している。定格内容積は507Lで、本体サイズは、「AQR-TXA50P」と同じで、重さが138㎏となっている。本製品には「AQR-TXA50P」で搭載されているLEDステータスバーが非搭載となっているのが主な違いとなっている。

アクアは、三洋電機の一部事業を継承し設立され、Haier グループの日本法人ではあるが、日本生まれの家電ブランド「AQUA」としての安心感は間違いなくあるところだろう。日本の生活者、家庭に寄り添い、日本ならではのくらしの悩みや要望に向き合いながら発見や気付きを大切にし、アイデアと技術でその課題を解決するその姿勢は、日本で生活する人にとって大事なこと。本商品も「AQUA」ブランドらしさが表れており、日々の生活をより便利により快適にしてくれるに違いない。

●実売価格(税込):AQR-TXA50P=34万9800円程度、AQR-TX51P=29万4800円程度                 ●AQUA公式サイト:AQR-TXA50PAQR-TX51P

※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。

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