[アテックス]熱のこもりを抑える電動ファン搭載マット登場! 静音性に優れるから睡眠をじゃましない

アテックスは、同社のベッドシリーズより、寝汗対策アイテムとして「快眠マットSOYOシングル(AX-BS632)」を発売した。本製品は、足元に設置された電動ファンが空気の流れを作り、マット内の熱や湿気を換気してマット全体の温度上昇を持続的に抑えることができる製品となっている。

マット内部には、空気の通り道として樹脂製の繊維を立体的に構成した「三次元ファイバー」を採用、優れた通気性を確保しているうえ、弾力性にも優れる。また、空気の通り道を中央部分に制限し、除湿する面積を狭めたことで、効率良くマット内の湿度を取り除くことを可能にしている。マット内に風を送る電動ファンは、風切り音やモーターの振動などを抑える防振構造にすることで、静音性を向上させているなど、より快適な睡眠を得られる工夫が施されてる。

防振構造により、静音性を向上させている
三次元ファイバーの採用で、通気性をよくしている

同社による「敷布団のみ」と「SOYO使用時」の湿度と温度の変化を検証。実験を開始から10分後にSOYOを作動させたところ、「敷布団のみ」の場合に比べて、「SOYO使用時」は、湿度が下がり始め、湿度60%以下を維持していたことがわかった。また、温度に関しても「SOYO使用時」の方が、「敷布団のみ」よりも常に低い状態をたもっていた。検証結果から、湿度の差は、最大で37.9%もあり、「SOYO使用時」の方がサラリとした寝心地をキープできることが証明されている。

被験者・男性5名、環境・室温28℃湿度70%で検証が行われた

本製品には、6時間、9時間、12時間で自動的に電源が切れるタイマー機能を備えているほか、送風の強いモードが15分間、その後弱いモードが75分間、この強・弱を繰り返し行い、9時間後に自動で電源が切れるお休みモードも用意している。また、毎日12時間した場合の電気代は約18円*と、従来モデル(AX-BSA629・同条件で1っか月の電気代は約58円)よりも、省エネ性能に優れているのもうれしいポイントだ。

*料金単価は31円/kWhで算出。

本体の操作パネル
マット状面はファスナー式になっているので簡単に取り外せる

マットのカバーは、上面がファスナー式になっているので、簡単に取り外すことができる。これにより、自宅でも簡単に洗えるようにするなど、衛生面にも配慮した製品となっている。なお、本製品専用のシーツを別売(4800円)でも用意。触れるとひんやりする接触冷感生地を使用しているので、さらに快適な睡眠を体感することができ冷。シーツは、全周がゴムのボックスタイプになっているため、脱着がしやすく、まめな洗濯にも対応する。

本体サイズは、(約)幅900mm、長さ1900mm、厚み78mm、重さは、約4㎏。風量は、強・弱の2段階。定格消費電力は、16W。タイマーは、6、9、12時間で自動オフ、モードは、(強15分➩弱75分の繰り返し)おやすみモード9時間、となっている。

今年の夏も猛暑が予想されているが、昨年の猛暑日が続いた夏を経験してからというもの、いろいろと準備をしなくてはと考える日々を送っている。昨年は、故障していたエアコンを修理し、サーキュレーターを使用して、家中隈なく涼しくなるようにした。その結果、だいぶ快適な夏を過ごすことができたのだが、電気代の値上げもあり、家計にはそうとうな打撃を受けたもよう。そのことを踏まえて、今年はエアコンを利用しつつも、電気代を少しでも抑える方法はないものか?と考える。そこで注目したのは寝具だ。快適な睡眠は、しっかりと体力を回復させることに繋がり、仮にエアコンの設定温度を1℃上げたとしても、結果的に少しの暑さであれば、それに耐えられる体力を蓄えることができると考えた。となると、いかに寝具を快適に過ごせるモノにするかということが、5月・6月の課題になるのかもしれない。そういう意味において、今回の新製品は、とても興味があるところではある。

●発売日:4月20日                                              ●価格(税込):2万9700円                                           ●アテックス(公式サイト):快眠マット SOYO シングル(AX-BS632)

※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。

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