[オーディオテクニカ]耳をふさがずにいい音が楽しめるイヤホン発売!音にこだわりたい人向けオープンタイプのワイヤレスイヤホン

ながら聴きに最適なオープン型イヤホンは音も良い

オーディオテクニカは、ワイヤレスイヤホンの新モデルとして、耳をふさがないオープンタイプとなる「ATH-AC5TW」を発売した。本製品は、ながら聴きができるもでるで、空気伝導方式を採用したモデルとなっている。

2020年のコロナ禍に、在宅勤務が増えたことを機にリモートワークやオンラインミーティングなどが増加し、自宅やオフィスでもイヤホンを使う頻度が増えるとともに、使用時間も増加の一途をたどっている。そんな中、周囲の音を完全にシャットアウトしてしまうそれまでのイヤホンから、周囲の様子を確認しながら使用できるオープンタイプのイヤホンに注目する人が増えてきた。一昨年あたりからオープンタイプが増え続け、昨年は様々なタイプのオープン型が発売された。

オープン型は、周囲の状況を確認しながら使えるというメリットがある一方、サウンドクオリティにおいては、耳に圧着しないことから、低音域が弱くなりがちであった。しかしながら、昨今のオープンタイプはその辺りをしっかりと克服しているモデルも存在し、オープンタイプであるにもかかわらず、インイヤータイプに負けず劣らず、低音域をしっかりとさせたことにより、音楽を十分楽しめるモデルがいくつも存在している。

本製品は、サウンドクォリティに優れたモデルのうちの一つで、オープンタイプであながらいい音が楽しめるモデルとなっている。具体的には、低音域を強化するため、17×12mmの大型ドライバーを採用したこと、またデジタルプロセッシングによる低音域の補強アルゴリズムと、小さな音量でも低音の量感を保ってくれるダイナミックEQアルゴリズムを組み合わせた「デュアル・ベースエンハンスメント・テクノロジー」の搭載によって、高品質なサウンドを実現している。加えて、独自のサウンドチューニングを施すことで、バランスの取れたサウンドが楽しめるようになっている。

サウンド面だけでなく、オンラインミーティングなどにおける通話面においても、2つのマイクを利用したビームフォーミングマイク技術によって、周囲の雑音が気になる環境下であっても、通話相手には明瞭な声を届けてくれる。

基本操作は、再生・停止に着信時の通話応答のみとなっており、最低限の機能に絞ることで、迷わずに使用できるようになっている。また、2台のBluetooth機器と同時に接続することができるマルチポイント機能も搭載。スマートフォンとタブレットに同時に繋げることで、タブレットで動画を見ている最中でも、スマートフォンに着信があれば、切り替えることなく、対応することができる。

イヤホンの重さは、約10.5gと軽量設計で、柔らかな素材を使用した耳掛けスタイルだから、長時間の使用でも快適に使い続けることができる。バッテリーの駆動時間は、イヤホン単体で、約13時間、充電ケースを含めると、最大34時間の連続再生を可能にしている。また、IPX4の防滴仕様となっているから、散歩やスポーツ、キャンプなど、突然の雨や水しぶきでイヤホンが濡れても大丈夫となっている。

https://youtu.be/c0DjiPe3X00

編集部員のひとり言

一昔前に、オープン型ではないが、ヒアスルー機能を搭載したイヤホンが存在していたことを思い出す。ノイズキャンセリング機能に加え、その反対の機能であるヒアスルー機能も同時に搭載。耳穴を塞ぎながらも、ヒアスルー機能をオンにすると、周囲の音を聴くことができた。しかし、その音は、聴くに堪えない程、耳障りであったことを今でも覚えている。確かに周囲の音を聞くことはできたのだが、その当時は、ほぼその機能を使うことはなかった。しかしオープン型イヤホンはどうだろうか。物理的に耳を塞がないので、周囲の音が自然と入ってくる。しかしながら、耳のまわりに音場ができるため、心地の良いサウンドを楽しむことができる。本製品のようにオープン型イヤホンの弱点でもある低音域を克服したとなると、オープン型イヤホンはますます、多くの人に認知されることは間違いなさそうだ。

●発売日:3月14日                                              ●価格(税込):1万4960円                                           ●オーディオテクニカ(公式サイト):ワイヤレスオープンイヤホン「ATH-AC5TW」

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※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。

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