[オーディオテクニカ]新ブランド「audio₋technica MIMIO」を発表! ブランド第1弾製品はイヤホンとスピーカーをラインアップ

オーディオテクニカは、「聴こえ」の可能性を引き出し、人生をもっと彩り豊かにしてもらいたいという想いから、新しいブランドとして「audio₋technica MIMIO」を7月22日に発表した。ブランド第1弾となる製品に、ヒアリングアシストイヤホン「MIMIO ASSIST ONE」と、お手元テレビスピーカー「MIMIO SOUND MOVE」の2モデルを8月1日より順次発売する。


近年、イヤホンやヘッドホンの常用、及び都市の騒音、そして日々のストレスや疲労などによって、耳にかかる負担が増加しており、「聴こえ」の質を見直すことが重要になってきているとし、同社では、長年培ってきた音響技術を活かし、「聴こえ」について見つめ直すアプローチとして、新たなブランド「audio-technica MIMIO」を立ち上げたという。
「MIMIO ASSIST ONE」は、「聴こえにくさ」をサポートする製品で、聴き取りずらい会話やテレビの音などを聴きとりやすくするヒアリングモードを搭載したイヤホンだ。日常生活で、自然に聴き取ることにフォーカスして、必要な場面で気軽に使用できるのが特徴となっている。「聴こえ」の調整は、スマーとフォンのアプリで調整することが可能で、「必要なときだけ」集音して会話や音声をクリアにして楽しめるようになっている。


使用方法は、「MIMIO ASSIST ONE」とスマートフォンをBluetooth接続をして使用する。スマートフォンには専用のアプリをインストールすると、使用する人の聴こえ方に合わせてパーソラナイズしてくれる。アプリを通して、使用する人の聴力に合わせ音質を調整したり、使用するシーンに合わせて聴こえの切り替えが可能となっている。搭載するモードは、4つで、標準モード、テレビモード、会話モード、屋外モードが用意されている。さらに、より良い"聴こえ"を追求した機能として、自分の声を抑制したり、明瞭度の設定、さらには、聴こえの指向性をオン・オフで切り替えることも可能だ。イコライザーの設定もできるから、自分に合わせた設定が細かくできるようになっている。


本体は、IP55規格に対応しているから、水周りでの使用や外出中に突然の雨に降られても、安心して使用することができる。搭載するドライバーは、10mmのダイナミック型で、再生周波数帯域は、20~2万Hz、マイクロホンにはMEMS型の全指向性マイクを使用している。通信方式は、Bluetooth Ver5.3で、対応コーデックは、AAC、SBCとなっている。イヤホン単体での使用時間は、最大約10時間で、充電ケース併用時で最大約40時間の使用が可能。なお充電にかかる時間は約1.6時間となっている。
もう1つの製品、お手元スピーカー「MIMIO SOUND ONE」は、テレビの音をもっと聴こえやすくしてくれる製品だ。年齢と共にテレビからの音や声が少し遠く感じることがあり、知らず知らず、テレビの音量を上げてしまっていたりすることが。そんなテレビの声が聴こえにくくなって悩んでいる方にピッタリの製品、それが「MIMIO SOUND ONE」だ。本製品は、独自の音響・回路・ドライバーの設計によって、音の広がりとステレオサウンドの臨場感を体感することができるようになっている。


臨場感を実現させた機能の一つが新「はっきり音」で、2段階から設定が可能で、テレビの音量を上げなくてもニュースやドラマなどのセリフがよりクリアに聴こえるようにしてくれる。テレビとの接続方法については、同梱する送信機と各ケーブルに番号表示がされているので、迷わずに接続することができるだろう。光デジタルケーブルで、テレビの光デジタル端子と送信機をつなげば準備が完了するので、面倒な設定がなく、すぐに使い始めることができる。本体は、2.4Ghzの新無線方式の採用によって、電波の届く範囲であれば、自由に持ち運んで、好きな場所でリスニングすることが可能だ。


最大18時間の使用が可能なバッテリーを搭載しているので、充電切れの心配をすることなく、使用できる。また、テレビからの音声が無い時間が10分ほど続くと、自動で電源がOFFになる機能も搭載している。
本体サイズは、幅200mm、奥行81mm、高さ105mm、重さは約667g。送信機のサイズは、幅191mm、奥行74mm、高さ42mm、重さは約118gとなっている。
編集部員のひとり言
- 発売日:MIMIO ASSIST ONE=8月1日、MIMIO SOUND MOVE=8月8日
- 価格(税込):MIMIO ASSIST ONE=4万9500円、MIMIO SOUND MOVE=2万1780円
- オーディオテクニカ(公式サイト):MIMIO SOUND ONE、MIMIO SOUND MOVE
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