BougeRV（ボージアールブイ） Japanは、ポータブル冷蔵庫の新しいモデルとしてコンパクトなサイズの「Bouge RV CR Lite」を発売した。本製品は、同社が展開するポータブル冷蔵庫の中で最もコンパクトなサイズのモデルで、9Lと15Ｌの容量を用意している。9Ｌモデルは、330ｍlの缶であれば12本、500ｍlペットボトルでも11本、15Lモデルにおいては、330mlの缶を20本、500mlのペットボトルなら18本、750mlのワインボトルでも7本を収納することが可能となっている。
コンパクトなモデルながら、機能も充実しており、急速冷凍機能の搭載により、25℃から－20℃の範囲で温度調整が可能なコンプレッサーを搭載しているのが特徴となっている。これにより、25℃から−20℃までの降温にもわずか40分足らずで対応することが可能なので、入れた食品を新鮮な状態に保つことができるだけでなく、冷たい飲み物や食べ物をより早く楽しむことができる。また、断熱性能も高く、エネルギー効率の良い設計により、電力消費を抑えつつ、食べ物や飲み物の冷温保持が可能となっている。
運転音は、45dBと図書館レベルとなっており、気になるような運転音ではないため、リビングや寝室、車中泊など、さまざまな場所で使用しても快適に使用することができるというのも特徴の一つだ。
さまざまなシーンに対応可能で、家庭用の電源コンセントはもちろんのこと、一般車の12V車載電源のほか、トラックなどの24V車載電源やポータブル電源にも対応している。日常使いに十分な容量を備えているので、プライベート用の冷蔵庫として使用したり、キャンプや旅先での食材保管用として使ったりなど、まさに持ち運ぶことができる冷蔵庫として大いに活躍してくれる存在になっている。
また、別売で220Whの専用バッテリー（2万2980円/税込）も用意されており、バッテリーを使用すれば、冷蔵庫を約6時間程度連続で給電することができる。
本体サイズは、9Lモデルの外形サイズが（約）幅46cm、奥行き32.8cm、高さ26.1cm、庫内サイズは（約）幅25cm、奥行き21.5cm、高さ17cm、重さは約6.4㎏となっている。一方、15Lモデルの外形サイズは（約幅60.2cm、奥行き32.8cm、高さ26.3cm、庫内サイズは（約）幅35cm、奥行き24.6cm、高さ17cm、重さは約8.3㎏となっている。定格消費電力は、9Lモデルが45Wで、15Lモデルが60W。温度設定範囲は、−20℃から20℃の範囲で可能。
わが家では、夏場、車で遠出をする際、必ず保冷バッグに水分を入れ、車に持ち込んでから出かけるようにしている。理由は、常にコンビニや自販機が都合よくあるわけではないため。それも保冷バッグには保冷剤をいくつも使って、可能な限り冷たい状態を維持させようという努力をしているが、日帰り程度でも、帰宅するころには、保冷剤が解けて、持っていた水分は少し生温くなってしまうことがよくあった。なので、以前からポータブル冷蔵庫に興味を持っていたのだが、いかんせん大きすぎるのがネックになっていた。そこで、今回発売された製品を見て、9Lモデルなら、使えるかもと思った次第。手ごろなサイズ感で、車のシガーソケットからも給電できることを考えると、今年の夏は、この一台があれば、快適な遠出ができるかもしれないと、期待せずにはいられない。
●価格（税込）：9Lモデル＝1万5980円、15Lモデル＝1万7980円 ●BougeRV公式サイト：BougeRV CR Lite 9L、BougeRV CR Lite 15L
※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。
