[キヤノン]スマホで撮った写真をその場でプリントできるコンパクトフォトプリンター発売!スクエアフォーマットとカードサイズに対応
キヤノンは、コンパクトフォトプリンターのSELPHYシリーズに、最新モデルとなる「SELPHY QX20」を発売した。本製品は、2020年に発売した「SELPHY SQUARE QX10」の後継モデルで専用アプリケーション「SELPHY Photo Layout」を使うことで手軽に高画質な写真をプリントすることができるフォトプリンターだ。
従来モデル同様、スクエアフォーマットのプリントアウトができるうえ、新たにカードサイズにも対応しているのが、今回のモデルの特徴となっている。カードサイズをプリントするには、インクカセットとラベルの交換をおこなうことで対応する。ラベルは、シール紙になっていることから、手持ちのノートに貼り付ければ、オリジナルのフォトアルバムが作れるほか、手帳に貼り付ければ、装飾としても楽しむことができる。
今回、専用のアプリの「SELPHY Photo Layout」をリニューアルしており、豊富なレイアウト機能や35種類のスタンプに、25種類のフレームなど、多彩な加工機能を搭載。さらに、フチありや3辺フチなしなど、余白サイズの調整やフィルター加工などによって、好みのプリントを可能にしている。
本体との接続は、スマートフォンあるいはタブレットに専用アプリの「SELPHY Photo Layout」をダウンロードし、本体に設けられたQRコードを読み込むだけで簡単に接続できるようになっているから、誰でも簡単にそしてどこでもプリントアウトして楽しめるのも魅力の一つ。また、アプリ内で構図の異なる画像の縦横比を揃えることができるから、わざわざ画像を回転させるようなことをしなくても、自然なレイアウトを作成することができる。さらに、アプリで作成した画像をクラウド上に保存することで、SNSやメールなどでの共有も可能とするなど、友人との画像共有も手軽におこなえる。
本製品のプリントは、昇華型熱転写方式の採用により、粒状感を抑えた滑らかな階調で表現することができるようになっている点も見逃せない。また、赤やオレンジ系といった彩度の高い色も、全体の明るさやコントラストを調整することで、メリハリのある鮮やかな色味を表現させることも実現。さらに新たなシャープネス処理によって、解像感を向上させているので、よりクオリティの高い写真を楽しむことができる。プリントの仕上げには、写真の表面にラミネート加工を施すことで、水滴や汚れから写真の表面を守ってくれる。また、色にじみや色あせを防いで、アルバム保存で100年を可能にするなど、いつまでもキレイな写真を残しておくことができる。
本体最右zは、(約)はあ102.2mm、奥行145.8mm、高さ32.9mm、重さは455gと、小型・軽量設計になっていることから、持ち運びにも適したモデルになっている。バッテリーも内蔵しているため、屋内に限らず、屋外のいつでもどこでもプリントが可能となっている。バッテリー性能は、従来モデルの「SELPHY SQUARE QX10」」と比べても充電時間は、約120分かかるところ、本製品では約80分に、そしてプリントアウトされる時間も、43秒から40秒へと縮めており、これまで以上に使いやすくなっている。本体カラーは、ホワイトとグレーの2色を用意してる。専用のカラーインクラベルセットのカードサイズシース紙は、20枚入りの「XC-20L」が1540円(税込)、60枚入りの「XC-60L」が4180円(税込)となっている。
編集部員のひとり言
●発売日:10月31日 ●価格(税込):2万2000円 ●キヤノン セルフェイー(公式サイト):SELPHY
※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。