[カシオ計算機]グランドピアノ弾き心地を体感できる電子ピアノ発売! エントリーモデルながら上位機種の音響・音源を搭載

エントリーモデルなのにこのクオリティは、凄い!
カシオ計算機は、キャビネットタイプの電子ピアノ"CELVIANO(セルヴィアーノ)"の新モデルとして、エントリーモデルの「AP-300」と「AP-S200」の2モデルを発売した。


"CELVIANO(セルヴィアーノ)"は、グランドピアノの様式と技術を継承しながら、先進的な技術を融合させ、ピアノ演奏の新しい体験を可能にした電子ピアノだ。
今回発売するいずれのモデルも、上位機種に搭載されている、音響・音源を受け継ぎ、グランドピアノのような自然な臨場感を実現したモデルで、両モデルともに「スマートスケーリングハンマーアクション鍵盤」を搭載し、グランドピアノのような細かなニュアンスまで表現することができるとしている。
「A-300」は、まるでグランドピアノが鳴り響いているかのような自然な臨場感を実現するため、音響技術の本質的な要素を上機機種のグランドフォニックサウンドシステムから継承、グランドピアノの音の特性を詳細まで分析し、スピーカーから出る音を、筐体の各部から外部に向けて拡散する構造を採用している。また、音の流れを妨げないために、音孔を各所に配置し、向きと角度を最適化した反射材を設けることで、演奏者は、広がりのある豊かな音で演奏を楽しむことができる。一方「A-S200」は、上位モデルの設計コンセプトを独自の開放構造とスリムなデザインで両立している。
両モデルともに、弾き方や時間の経過によって音色が変わるグランドピアノならではの高い表現力を実現した音源として「マルチ・ディメンショナル・モーフィングAiR音源」を搭載。この音源は、発音から美しく伸び、消音するまでの音の変化を、音量と・音痴の変化も含めて、境目のない滑らかな表現を可能にしている。
また、グランドピアノと同じ、ハンマーの自重によるアクション機構を採用しており、タッチ感の違い1鍵ごとに丁寧にシミュレートすることで、まるでグランドピアノの鍵盤を弾いているようなタッチ感での演奏を可能にしている。象牙や黒壇調の鍵盤は、表面に微細なシボ加工を施すことで再現しており、実用面においても、汗による滑りを抑え、長く演奏をしても指先にしっくりと馴染んでくれるようになっている。


さらに、いずれのモデルも、付属のワイヤレスMIDI&AUDIOアダプター「WU-BT10」をピアノほんたいに装着することで、スマートデバイスとBluetoothによる接続ができ、音色や鍵盤のタッチレスポンスを変更したしたりすることが可能だ。なお、アプリに収録されている楽譜を自在に拡大・縮小して閲覧したり、その楽譜に書き込みを入れて保存したり、譜面を見ながらその楽曲を聴くこともできるようになっているなど、演奏の練習にも便利に使える。そのほか、本製品をBluetoothスピーカーとして使うことで、自分自身のお気に入りの楽曲を流しながら、演奏したり、さまざまな方法で音楽を楽しむことができる仕様になっている。
「AP-300」のサイズは、幅1601mm、奥行660mm、高さ869mm、重さは、47.1㎏。搭載するスピカーは、12cmの者が2つ、それぞれ20W+20Wの出力となっている。鍵盤数は88鍵のフルスケールで、内蔵音色数は、19音用意されている。また、内蔵する曲は、60曲。鍵盤のタッチレスポンスは、5段階から設定が可能。
「AP-S200」のサイズは、幅1393mm、奥行299mm、高さ802mm、重さは、34㎏。スピーカーのサイズは、12cmのものを2つ搭載、それぞれ20Wの出力となっている。鍵盤数は88鍵のフルスケールで、内蔵音色数は、19音用意されている。内蔵する曲数は、60曲。鍵盤のタッチレスポンスは、5段階から設定が可能。
編集部員のひとり言
●発売日:2月27日 ●価格(税込):AP-300=14万8500円、AP-S200=11万円 ●カシオ計算機(公式サイト):AP-300、AP-S200
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