[カシオ計算機]100℃のサウナで使えるサウナー専用腕時計登場!クラウドファンディングで大きな反響を得た「サ時計」がいよいよ一般販売される

カシオ計算機は、設定温度100℃までのサウナで使用(腕に着用した状態で15分以内の使用)が可能な、12分計機能を備えたサウナー専用腕時計「サ時計」(SAN-100H)を10月17日に発売する。


近年のサウナ人気の高まるに連れて、サウナでも腕時計で時間を計って楽しみたいという声が上がってきているという。ただ、一般的な腕時計は高温多湿な環境に対応できないことから、持ち込むめないということが課題となっていた。そこで、その課題を対処すべく同社はサウナで使える腕時計を開発することになった。一社員のアイデアから始まったこの製品は、新規事業提案プログラムを経て商品化に至り、昨年市場調査も兼ねてクラウドファンディングを実施したところ、用意した約2,200台が、クラウドファンディングのプロジェクト開始からわずか9分足らずで完売するという、驚きの結果となった。

クラウドファンディングの結果を経て、「サ時計」(SAN-100H)と命名されたサウナ専用腕時計として一般販売を開始することとなった。「サ時計」は、サウナに入った際の経過時間をアナログ針で測れる「サウナモード」(12分計)を搭載し、通常の時計表示からボタンひとつで簡単に切り替えられるうえ、手軽に計測をすることができる。たとえサウナに入った時間を忘れてしまったとしても、ボタンひとつで0:00にリセットでき、自分だけのサイクルで時間を気にせずサウナを楽しめる。さらに、うす暗いサウナ内でも見やすくシンプルな文字板と、蓄光塗料を塗布した針を搭載することで、入った時間を覚えておく必要はなく、手元に自分専用の12分計がある安心感も得られるのもポイントだ。


また、100℃までのサウナでも動作する耐熱設計に加えて、防水設計のケースに湿気の入りにくい樹脂を採用することで、時計内部が曇りにくい工夫を施している。加えて、裏蓋のネジが肌に触れにくい構造にすることで、長時間の着用でも不快感を与えないように配慮するなど、細部に至るまでサウナでの使いやすさを追求した作りになっている。バンド部分は、温浴施設で馴染みのある鍵のカールバンドを採用し、着脱のしやすさもこだわっている。ボタン配置もシンプルな機能に特化しており、あえて機能を厳選し、今回の仕様に合わせたボタン配置と形状にすることでストレスのない快適で便利なサウナ体験を提供してくれる。
カラーは、オレンジのバンドと白の文字板の「SAN-100H-7B」、バンドと文字板がブラックの「SAN-100H-1B」の2モデルを用意。サウナ、水風呂、外気浴のサウナルーティンをイラストで描いた専用パッケージに同梱し、サウナ好きへのプレゼントとしても喜ばれるデザインに仕上げているのも楽しい工夫だ。

本体サイズは、縦40.2mm、横35.4mm、厚さ12.9mm、重さは、約24.5gとなっている。
編集部員のひとり言
- 発売日:10月17日
- 価格(税込):1万6500円
- カシオ計算機(公式サイト):「サ時計」
※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。