[シャープ]手軽に排水できる「感動タンク」を新搭載した衣類乾燥除湿機発売!低騒音で高い除湿と衣類乾燥性能を実現

排水タンクの引き出しやすさに思わず感動するっ!
シャープは、衣類乾燥除湿器の新製品として、高い除湿能力と速乾性能を備えながら、運転音を低騒音で実現したプラズマクラスター衣類乾燥除湿機「CV-T190」を発売した。本機は、排水の負担を軽減する新たな構造となる「感動タンク」を搭載するなど、使いやすさに配慮したモデルに進化しての登場となっている。

近年、急な天候の変化や花粉対策、共働き世帯の増加などにより、室内の除湿に加え、部屋干し衣類の乾燥目的で除湿器が使用されるなど、除湿機のニーズが高まりを見せているそうだ。2020年のコロナ禍」「タンクにたまった水の処理が大変」などの声もあがっていることから、そのようなニーズや課題に応えるべく誕生したのが、今回発売した本機というわけだ。
本機は、室内に風を送り出す送風ファン周辺の形状を一新した風路構造を採用。内部の空気抵抗を徹底的に減らすことで、風量を確保しながら、ファンの回転数を抑えることに成功している。また、本体内部のコンプレッサーなどの振動や動作音を可能な限り遮断する防音パネルを採用するなど、徹底した騒音対策もおこなっている。その結果、定格18.5L/日の除湿能力、約2kgの洗濯物を最短74分で乾かすことができる高い衣類乾燥性能を、在室時でも使いやすい45dB未満の低騒音で実現させている。

排水タンクには、水の捨てやすさに配慮した新構造の「感動タンク」を搭載。従来モデルのタンクは取っ手が本体下部に配置されており、水がたまった重いタンクを引き出す際、しゃがまないと引き出すことができないことから、負担に感じるという声があったという。本機においては、タンク上部にハンドルを設けることで、楽な姿勢で簡単にさっと引き出し、タンクを取り出すことができるようになっている。また、タンクを傾けると水圧でふたが開く構造を採用したことで、手軽な排水が可能なのもポイントとなっている。

簡単にタンクを引き出すことができるようになっている

タンクを引き出すことができなかった
また、2枚のルーバーで風をコントロールし、広範囲に送風する「デュアルルーバー」を搭載しているのも特徴で、左右170cmのワイド送風、本体真上への送風など、大量に干した衣類や真上に干した衣類をしっかり乾燥させることを可能にしている。また、「プラズマクラスター7000」搭載により、部屋干し時に気になる衣類の生乾き臭を消臭してくれるのも、部屋干しの機会が多い人にとっては、ありがたいポイントだろう。

洗濯物もよく乾くようになっている

その他の特徴としては、使いたい場所への移動や収納時に便利な「自在キャスター」、市販のホース(内径15mm)をつなぐことで、タンク容量を気にせず使える「連続排水」にも引き続き対応している。内部へのホコリの侵入を抑える「ホコリブロックプレフィルター」、用途や好みに合わせて40%~70%の間で目標湿度を5%刻みで設定可能(除湿「エコ自動」運転時)にしている。本体内部で使用している樹脂部品の約35%に再生プラスチック材を使用するなど、環境への配慮もしっかりとしている点も挙げられる。

動かす時も動かしたい方向に素直に動いてくれる

し込めば、連続して排水をし続けることができる
本製品の外形寸法は幅359mm、奥行248mm、高さ665mm。質量は約16.9kgとなっている。
編集部員のひとり言
●発売日:3月13日 ●実売価格(税込):7万9800円程度 ●シャープ(公式サイト):CV-T190
※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。