「日立」約4か月分相当のゴミをためることができる紙パック式のコードレススティッククリーナー

日立グローバルライフソリューションズは、コードレススティッククリーナーの新モデルとして「かるパックスティック PKV-BK50L」を2023年12月に発売した。

本製品は、2022年11月に発売した「PKV-BK3K」の後継モデルで、ジェット3Dファンモーターの搭載により、「PKV-BK3K」と比較して吸引風量が約16%も向上したモデルとなっている。また、モーターには「極異方4極マグネット」を採用したことにより高効率化を実現しており、強度を高めた構造にしたことでモーターの高回転化を可能にし、より強力なパワーでゴミをしっかりと吸い込んでくれる。また、紙パックにゴミがたまっても空気がスムーズに流れる「パワー長持ち流路」によって、紙パックがいっぱいになるまでゴミをためることが可能となっている。

ジェット3Dファンモーターのイメージ図

集塵容量は0.6Lで、強力な吸引力によって集塵したゴミを圧縮することで、一般的な家庭の約4か月分相当のゴミ(ゴミ1gを1日の吸引量とした場合)をためることが可能となっている。また、ゴミ捨て時にほこりが舞い上がりづらく、紙パック内のゴミもこぼれにくくした「こぼさんパック」を採用。さらに、紙パックを3層構造にすることで微細なゴミを99%逃さないきれいな排気も実現している。

強力な吸引力でゴミを吸い込んでいるイメージ図

「紙パックするりん構造」の採用によって、紙パックがゴミで満杯に膨らんだ状態でもフィルター枠がスライドして簡単に取り出せるようになっている

本体の重さは、約970gで、ヘッドと延長パイプを含めても約1.4㎏という軽さを実現。している。ヘッドは、自走機能が備わっているので、カーペットなどの掃除も軽い力でスイスイ掃除をすることが可能となっている。またヘッドには、従来モデルから好評の「ごみくっきりライト」を搭載しているから、暗いところはもちろんのこと、明るいところでも見えにくかったゴミを浮かび上がらせることによって、しっかりとゴミを取り除くことが可能だ。
さらに、ヘッドのブラシは、ブラシの先端部分をループ形状にすることで髪の毛がからまりにくくする「からまんブラシ」を引き続き採用したことにより、髪の毛などが絡まりにくく、掃除後の手入れもラクにおこなうことができる。

「ごみくっきりライト」を引き続き採用しており見えにくいゴミもくっきり浮かび上がらせる

なお今回発売した紙パック式「PKV-BK50L」と合わせてサイクロン式として「PV-BL50L(9万6000円程度/税込)」「BL30L(8万5000円程度/税込)」の2モデルも同時に発売された。

本体サイズは、スティック時が、幅230m、長さ225㎜、高さ1102㎜、ハンディ時が、幅92㎜、長さ429㎜、高さ163㎜、充電台セット時が、幅297㎜、長さ277㎜、高さ1170㎜。重さは、本体の重さが、970g。本体、延長パイプ、ヘッドの総重量は、1.4㎏。集塵容量は、0.6L。連続使用時間は、強モードで約8分、自動モードで約8~40分、標準モードで約40分となっている(ヘッド使用時)。

サイクロン式と紙パック式のどちらを選ぶか。コードレススティッククリーナーを購入するときに悩むんポイントだ。手軽にゴミ捨てができるのは、サイクロン式だが、ゴミ捨て時にホコリが舞うのが気になる人は、紙パック式をセレクトすることをオススメする。

●実売価格(税込):7万7000円程度                                       ●日立グローバルライフソリューションズ:「かるパックスティック PKV-BK50L」

※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。

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