[クイジナート]ミル付きコーヒーメー登場! 豆挽から抽出まで約90秒だから忙しい朝でも手軽においしい一杯が楽しめる

コンエアージャパンは、同社が展開するキッチン家電ブランドであるクイジナートより、コーヒーメーカー第2弾となる製品として「ドリップワン ミル付きコーヒーメーカー(DGB-2KJ)」を発売する。本製品は、豆を挽くミル付きのコーヒーメーカーで、挽いた豆を独自の抽出方法でカップに淹れることができるモデルとなっている。

本製品に搭載されているミルは、円錐形状のステンレス刃で豆を均一に挽くことができるコニカル式のミルを採用。プロペラ式に比べて、挽き目が均一な粒度で挽けるだけでなく、摩擦熱が少ないコニカル式は、コーヒー豆を傷めないので、雑味を抑えることができるというメリットがあり、豆の味を最大限に引き出せるミルとなっている。

円錐形状のステンレス刃によって豆を均一に挽くことができる
プロペラ式(写真左)に比べてコニカル式(写真右)は粒度が細かい

挽いたコーヒー粉は筒状のフィルターカップにそのまま溜まるようになっており、筒状のフィルターカップが深さのある形状になっていることから、コーヒー粉の層を厚く作ることが可能となっている。コーヒー粉の層を縦に厚くすることで、粉全体にお湯を浸透させることが可能となり、短時間で蒸らしを完了させることができる。これにより、抽出までの時間を短くしている。なお、フィルターには、ステンレス製のフィルターを採用していることから、繰り返しの使用が可能。

フィルターカップに
ステンレスフィルターをセット
好みのコーヒー豆を投入
フィルターカップを本体にセット
豆が挽けたら抽出ヘッドにセット
抽出量をセレクト
出来上がり!

ドリップ方法は、2秒単位でお湯を注ぎ、粉の蒸らしを行ったうえで、抽出を行う。この際、お湯の温度と注ぐ量を一定に保って抽出を行うため、コーヒの持つ苦みや酸味などをバランスよく抽出することが可能となっている。

https://youtu.be/kCIsbfe4kOs

操作はいたって簡単で、コーヒー豆の量も、水の量も計量することなく、好みの豆の量と抽出量のボタンをセレクトするだけでOKだ。セレクトメニューは、ホット標準(Sサイズ・140ml/Mサイズ・180ml)、ホット軽め(Mサイズ・180ml)、アイス(氷で割る・約90ml)、カフェオレ(牛乳で割る・約90ml)の5種類となっているので、気分に合わせて、選ぶことができる。なお、コーヒー豆を挽く工程を省いて、すでに挽いた粉をフィルターカップにセットしての抽出にも対応する。

お手入れ方法も、簡単で、フィルターカップに設置されたステンレス製のフィルターは、水洗いが可能。また、給水タンクも取り外しができるため、定期的な洗浄が行える。ミルも取り外して付属のクリーニングブラシで定期的に掃除をすれば、常に均一な挽き具合を維持することができる。

ミルの掃除は、付属のブラシで簡単に行える
フィルターカップの収納は、本体側面に設置されている

本体サイズは、幅18.5cm、奥行28cm、高さ32.5cm、重さは、約3.5㎏。最大使用水量は、約1.4L。消費電力は、1200W。抽出時間は、(約)60~90秒。付属品は、フィルターカップ、フィルター、軽量スプーン、クリーニングブラシとなっている。

コーヒーの豆から挽いてドリップするコーヒーマシーンは、いろいろなメーカーから発売されているが、豆引きからドリップまで、わずか90秒で行えてしまうという本製品には驚いた。筆者宅では、豆を挽いた状態のコーヒー粉を購入し、お湯を沸かしてドリップする方法でコーヒーを淹れる機会が多く、自分で豆を挽いてコーヒーを愉しむということはあまり行ってこなかった。理由は、豆挽きが面倒そうだから。手動式のミルはあるものの、試しに使用してみたものの、これがなかなか手間がかかってしまい、安物を使っていたからなのだろうか、結果的に均一に豆を挽くことができず、雑味が気になるコーヒーとなってしまった。それ以降、トラウマとなり豆挽きは行っていない。今回発売されるクイジナートの「ドリップワン」は、自動で豆挽きを行ってくれる、それもコニカル式のミルを搭載しているから、均一に豆を挽いてくれるためおいしいコーヒーが楽しめる。これは、実際に使ってみたい、そう思わせてくれる製品だ。もし使う機会があったら、レビューしてみたいと思っている。

●発売日:10月上旬                                              ●予想実売価格(税込):3万4100円程度                                     ●クイジナート(公式サイト):ドリップワン ミル付きコーヒーメーカー DGB-2KJ

※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。

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