「デノン」最新鋭の11.4chAVサラウンドアンプ登場!コンパクトサイズながら、ハイエンド機を超える音質を実現

デノンはAVアンプの新モデルとして、11.4ch AVサラウンドアンプ「AVC-X6800H」を発売した。本モデルは、30年を超える同社のAVアンプ開発で培われた独自の設計思想と回路設計技術、そして現行のフラッグシップAVアンプ「AVC-A1H」の開発ノウハウをフィードバックをさせた高性能AVアンプになる。

“モンスター”と称されたかつてのフラッグシップモデル「AVC-X8500H」を超える性能を、ミドルクラスの筐体サイズで実現することを掲げ、搭載するパワーアンプ数は、”AVC-X8500H”の13chから2ch少ない11chとしている。しかしながら最新3Dオーディオフォーマットのサポートや、13.4chのプロセッシング、新開発パワートランジスタを採用したモノリス・コンストラクション・パワーアンプなど、最新のプレミアムAVアンプに見合う仕様になっており、サウンドクオリティにおいても、「AVC-X8500H」を凌駕するモデルに仕上げられている。

HDMIは、7入力/3出力ををするなか、7入力/2出力を最大40Gbpsの8K/60Hz、4K/120Hz映像信号のパススルーに対応させることで、新4K8K衛星放送、動画配信サービスや最新ゲーム機などでも楽しめるようになっている。また、HDR(ハイダイナミックレンジ)も、HDR10、HDR10+、Dolby Vision、HLG、Dynamic HDRのパススルーをサポート。TVからのマルチチャンネルリニアPCM信号やDolby Atmos、DTS:Xなどのイマーシブオーディオ信号の入力を可能にするeARC、ゲーミング&VR体験を革新するALLM、VRR、QFTなど、最新機能もサポートすることで、より進化したホームシアター体験を実現している。

HDMI入力7系統はすべて8K/60fpsおよび4K/120fps映像信号(最大40Gbps)のパススルーに対応するなど、入出力端子は充実している

サウンドクオリティにおいては、上級機にのみが搭載される、「D.D.S.C.-HD32」、「AL32 Processing Multi Channel」、そして「クロック・ジッター・リデューサー」を搭載。すべての同社製品の音質チューニングを手掛けるデノン・サウンドマスター山内慎一氏が担当。長年培ってきた知見とカスタムメイドの高音質パーツ、そして回路設計技術を最大限に活用することで、ミドルクラスの「AVR‐X3800H」と同等の筐体サイズながら、「AVC-X8500H」を凌駕する性能を実現している。

内部は細部にわたるまでスペースを効率よく使いながら、コンパクトでありながら高音質化を実現している

立体音響のフォーマットは、Dolby Atmos、DTS:X、MPEG-4 AACに加え、IMAX Enhanced、Auro-3D、およびMPEG-H 3D Audio(360 Reality Audio)に対応。11chアンプを内蔵しており、単体で6chのハイトスピーカーを含むサラウンドシステムを構築することができる。さらに、外部パワーアンプを追加すれば13.4chまでシステムを拡張させられるうえ、最大4台のサブウーファーの接続にも対応する。これにより、サブウーファーに近くのスピーカーの低域成分を割り当てることができるようになり、低音の指向性や移動感も正確に再現することが可能となっている。また、プリアウトは13.4chを装備し、プリアンプと内蔵アンプを切り離す「プリアンプモード」を使えば、内蔵アンプの動作の影響を受けない純度の高い音声信号を、外部パワーアンプに出力することができる。なお、プリアンプモードは全チャンネルを一括で切り替えられるだけでなく、チャンネルごとの個別設定にも対応する。このほか、ネットワークオーディオのプラットフォーム「HEOS(ヒオス)」を搭載しており、HEOS Built-inデバイスをシステムに追加することで、ワイヤレス・マルチルーム環境を簡単に構築することができる。

11ch分のパワーアンプが独立する「モノリスコンストラクション」
最新の立体音響フォーマットも対応する

音楽ストリーミングサービスは、ロスレスやハイレゾに対応するAmazon Music HD、AWA、Spotify、SoundCloudに対応しており、加えて世界中のインターネットラジオ放送も聴くこともできる。AirPlay 2にも対応しているため、Apple Musicやアプリの音声も高音質で楽しめるようになっている。ローカルネットワーク上のミュージックサーバー(PC / Mac / NASなど)やUSBメモリーに保存したDSDファイルのほか、ハイレゾ音源の再生にも対応。スマートフォン、タブレットでAVアンプの操作と設定ができるリモコンアプリ「Denon AVR Remote」やスマートフォンやPCのウェブブラウザで操作や設定が行える「ウェブコントロール機能」にも対応する。

これまでのセットアップメニューも刷新され、テキストや画像の表示解像度を上げることで、テキストの読みやすさや画像の視認性を向上させている。スピーカーの接続や設定、入力機器との接続、そしてネットワークの設定など、初期設定をテキストや画像、アニメーションで分かりやすくガイドする「セットアップアシスタント」機能も進化させており、テレビ画面に表示される説明にあわせて、順を追って設定を進めていくことで、簡単に設定を行うことができるようになっている。

Bluetooth規格は5.4に準拠し、受信と送信にも対応しているので、BluetoothヘッドフォンなどでTVの音声や音楽を楽しむことができる。なお、Wi-Fiは2.4/5GHzのデュアルバンド、MIMOおよびIEEE 802.11 a/b/g/n/acに対応する。外形寸法はD434×H167×D389mm(アンテナを寝かせた場合)で、質量は15.6kg。


「AVC-X6800H」の主要スペック
●HDMI入力7系統(すべて40Gbps対応)
●内蔵パワーアンプ数:11ch
●アンプ定格出力:140W+140W
●最大プロセッシングch数:13.4ch(7.4.6構成に対応)
●プリアウト:13.4ch(RCA)
●本体サイズ:(幅)434×(奥行)389×(高さ)167mm(アンテナを除く)
●重量:15.6kg

コンパクトサイズでプレミアムサラウンドを楽しむ

本製品は、AVアンプに求められる機能や音質に妥協することなく、コンパクトなボディに凝縮しており、かつて“モンスター”と称されたフラッグシップモデル”AVC-X8500H”を超える性能を実現している。複雑化するAVアンプ構成を幾度となく試行錯誤を繰り返し、パーツの新設計や見直し、最新のサウンドフォーマットにも対応させるなど、ただコンパクトにしただけではなく、ハイエンドクラスの機能と音質を追求したスタイルにこそ「AVC-X6800」の存在意義があるといえるだろう。

●実売価格(税込):50万1600円程度
●ディーアンドエムホールディングス:AVC-X6800H 製品紹介ページ

※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。

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