[ガーミン]サイクルコンピューター"Edge"シリーズ最上級モデル発売!グループライドを楽しくするコミュニケーション機能が充実

ガーミンジャパンは、同社が展開するサイクルコンピューターの"Edge"シリーズに、最新にして最高峰のモデルとなる「Edge 1050(エッジ1050)」をラインアップに追加した。"Edge"シリーズは、ツールドフランスをはじめとするUCIプロツアーチームと共同開発したGPSサイクルコンピューターシリーズになる。

シリーズのラインアップは、目的に応じて選べるように、さまざまな機能を搭載したモデルを揃えている。基本性能としては、精度の高いGPSや、豊富なデータ項目、視認性の高いディスプレイに長時間の使用にも耐えるバッテリーなどを搭載。加えて、パフォーマンス計測、ナビゲーション機能、スマート機能などの多彩な機能も搭載している。

そんな"Edgeシリーズ"の最上モデルとなる本製品は、グループライド機能を充実させているのが最大の特徴だ。コミュニケーション機能として位置の共有やメッセージ送信のほか、ヒルクライムを友人と対決してゲーム感覚で走行を楽しむことができる「クライムリーダーボード」や表彰機能を備えた「ライドチャレンジ」が追加されている。また、万が一転倒や落車した際にアクシデントが起きたことをいち早く仲間に共有する"事故検出機能"も搭載するなど、しっかりと安全面にも配慮されたモデルとなっている。

https://youtu.be/UwuD_UyVA5c

搭載する液晶ディスプレイには、3.5インチのフルカラー液晶タッチスクリーンを採用しており、従来モデルよりも画面解像度を大幅に向上(480×800ピクセル)させたことでより鮮明になり、見やすくなっている。またユーザーインターフェイスの向上により、画面の表示と操作性が進化、タッチの反応レスポンスもよくなっている。

ガーミンと言えばGPS、というほど精度の高いGPSが売りのメーカーだが、本製品もそのあたりは抜かりなしといった内容になっている。GNSSマルチバンドに対応したGPSの搭載により、高層ビルが立ち並ぶ街中から山間部に至るまで、今いる場所を素早く正確に知らせてくれる。また、Edgeシリーズとしては初となるスピーカーを内蔵したことで、音声によるナビゲーションも行ってくれるほか、他のサイクリストや歩行者に警告するためのバーチャル自転車ベル機能も備えている。

ナビゲーション機能は、内蔵する地図データだけでなく、ユーザーからの動物や障害物、穴、滑りやすい道など走行するうえで危険な箇所を報告することができるようになった。また、iOSマップでピンドロップした情報を"Edge"に送信できるようになるなど、スマートフォンとの連動性も向上している。なお、内蔵する地図データには、昭文社シティナビゲーターPlus2024年版を搭載しており、全国の主要自転車道のデータも収録されている。

道路の危険個所の報告画面
グループライドの位置情報共有画面
パワーガイド画面

もちろん、トレーニングメニューも充実しており、レースに向けたトレーニングもしっかりとサポートしてくれる。特にユーザーの走行中の各種データ(FTP、パワーカーブ、VO2 Maxなど)から、走行タイプを定義して、能力と相対的な強さを指標化、自身のパフォーマンス能力の理解に役立たせることができる。これにより、ライダーのフィットネスの弱点なども提示して、改善点を明確化することで、日々のトレーニングの改善をサポートしてくれる。

本製品には、ガーミンオリジナルのキャッシュレス決済機能「Garmin Pay」を搭載しており、本製品単体で決済ができるようになったのも特徴の一つ。対応する銀行との連携が必要になるが、VISAタッチの登録が可となっている。

本体サイズは、幅60.2mm、高さ118.5mm、厚さ16.3mm、重さは、161g。ディスプレイサイズは、3.5インチで解像度は、480×800ピクセル。電源は、充電式リチウムイオン電池を使用、稼働時間は約20時間(バッテリー節約モードで60時間)。搭載する各種センサーは、GPS、GLONASS、Galileo、みちびき、気圧高度計、ジャイロセンサー、加速度計、環境光センサー、GNSSマルチバンド、磁力計を搭載している。なお、製品は、「Edge 1050 」単体の販売と、スピードセンサーDual、ケイデンスセンサーDual、HRM-Dual(心拍センサー)が同梱された「Edge 1050セット」の2種類を発売する。

筆者も趣味でロードバイクに乗るが、例に漏れずガーミンのサイクルコンピューターを使用している。"Edge"シリーズは、このシリーズのモデルを使っておけば間違いないというほど、サイクルコンピューターの代表的なシリーズだ。今回発売されたモデルは、シリーズ最高峰のモデルで、ホビーライダーの筆者からすると、なかなか手の出せないモデルだ。しかし、ハイエンドモデルにいろいろな機能が搭載されると、時が経つにつれ、その機能は下位モデルに搭載されるようになる。そういう意味においても、ハイエンドモデルがどんどん進化してくれると、その一つ下のモデルの今後に期待が高まる。音声で道案内してくれるのは、便利そうなので非常に気なるところだ。

●発売日:6月28日                                              ●価格(税込):単体=10万9800円、セット=12万4800円                             ●ガーミンジャパン(公式サイト):Edge 1050

※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。

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