[ヤマハ]"Guild"ブランドのトラベルサイズギターに新モデル追加!表板にシトカ・スプルースの採用でバランスの良い音色が楽しめる

ヤマハミュージックジャパンは、Yamaha Guitar Groupが展開するGuild(ギルド)ブランドより、アコースティックギターの新製品として「Travel Spruce(トラベル スプルース)」を2025年4月下旬に発売する。価格は4万2900円(税込)。

コンパクトながら力強いサウンドの「Travel Spruce」

"Guild"は1953年に米国ニューヨーク州で創業し、現在に至るまで、世界中のミュージシャンに愛用され続けている、音楽の歴史に刻まれてきたアイコニックなギターブランドだ。今回発売される「Travel Spruce」は、往年の"Guild"アコ―スティックギターのデザインを踏襲しつつ、どこへでも手軽に持ち運べるギターを目指して作られた、トラベルサイズのアコースティックギターになる。2024年9月に発売した「Travel Mahogany」をベースに、表板にシトカ・スプルースを採用したのが特徴のモデル。

小さいボディながら響きのよいサウンドを奏でている

本モデルは、パワフルなストロークに応えるドレッドノートスタイルのボディを一回り小さくしており、フィンガリングしやすい569mmの短いスケール(弦長)と組み合わせることで、コンパクトなサイズと高い演奏性を両立させている。表板には明るくバランスの良い音色をもたらすシトカ・スプルース、側・裏板にはマホガニーをそれぞれ採用している。裏板には"Guild"の特徴である、湾曲させることで低音部が豊かに響く"アーチド・バック・デザイン"を採り入れており、力強く太い音で豊かに響くサウンドも実現。そのほか、オープンギアで軽量なペグ"Guild Vintage 16 Open Gear"を採用したほか、ボディやネックの仕上げには木材の質感が感じられる、滑らかで手に馴染むサテンフィニッシュが施されている。持ち運びに便利なリサイクルナイロン素材から作られたギグバッグも付属するため、自宅で演奏するだけでなく、キャンプ場などに持ち運んで演奏するのに最適なギターとなっている。

ブリッジ、指板にはローズウッドを使用している
カンタンに持ち運びもできるギグバッグ
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どこでも気軽に演奏を楽しめる、本格的なアコースティック・トラベルギター

一般的にトラベルギターは、通常のギターよりも一回り小さいサイズで軽量に作られている。そのため、持ち運びが容易で、自宅だけでなく旅先やキャンプ場、屋外など、どこででも気軽に演奏を楽しむことができる。その小ぶりなルックスからミニギターと呼ばれることもあり、手の小さい方や初心者の方でも扱いやすく、演奏しやすいというメリットもある。本モデルは、外出先で音楽を楽しむギタリストのために作られたモデルで、コンパクトなサイズと軽さにより持ち運びやすさを実現している。本体のトップにシトカ・スプルース、バックとサイドにマホガニー、指板、ブリッジにはローズウッドを採用するなど、本格的な木材を組み合わせることで、力強い豊かなサウンドを実現している。さらに"Guild"独自のアーチバックデザインを採用することで、音の響きと広がりを両立させるなど、気軽に部屋に置けて、ちょっとした空き時間に何気なく弾けるギターとして仕上げられたモデルといえよう。

●価格(税込):4万2900円
●発売日:4月下旬
●Yamaha Guitar Group, Inc.サイト:「GUILD TRAVEL SERIES」製品ページ

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※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります

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