「JBL」映画館のような圧倒的な没入感を体感できるサウンドバー コンパクトな筐体に6基のスピーカー搭載

ハーマンインターナショナルは、サウンドバーシリーズの最新モデルとして「JBL BAR300」を発売した。6基のスピーカーを搭載した5ch仕様のサウンドバーで、自宅のテレビにつなぐことで、まるで自宅に居ながら映画館さながらの本格的なシアター体験ができるモデルとなっている。

本製品は、独自の「MultiBeam」技術や、同社が新たに展開を始めたWi-Fi6に対応したポータブルスピーカーとの連携によって、それぞれのスピーカーを完全ワイヤレスリアスピーカーやサブウーファーとして拡張させられるのが特徴。

高さ56㎜、幅820㎜のコンパクトな筐体ながら、4基のレーストラック型ユニットと左右両端にビームフォーミングスピーカー2基を配置した独自の2ウェイ構成を採用。6つのスピーカーユニットがそれぞれ独立して駆動するために総合出力260Wの6chアンプを搭載。入力信号の帯域や音圧レベルに応じて使用するスピーカーユニットを使い分け、それぞれのスピーカーを最適化することで高音域から低音域まですべての音域で質の高いサウンドを楽しめる。

上位モデル同様「MultiBeam」技術を搭載することで、「リアルサラウンド」とDolby Atmosによる「バーチャルハイト」のハイブリッド式サラウンドサウンドを実現。雨や落雷、空中を旋回するヘリコプターなどの頭上にある音の情報を再現することで、映像に立体感をもたらし臨場感を存分に感じることが可能となっている。

また、上位モデル用に開発されたダイアログ・エンハンス技術の「PureVoice」テクノロジーを本機にも搭載。声の輪郭を際立たせ、明瞭度を高められるので、アクション映画のクライマックスシーンでさまざまな音が飛び交う状況でも、迫力を損なうことなく重要なセリフはしっかりと聞き取ることができる。さらに最新のデジタルフォーマット「HDCP2.3」に準拠したHDMI入力や光デジタル入力など豊富な入力端子を装備しているから、映画だけでなくテレビやゲームなどさまざまなコンテンツを高音質で楽しめる。

映像面では、HDR(ハイダイナミックレンジ)にも対応しており、さらには、Dolby VisontoHDR10+のパススルーにも対応しているため、HDRに対応した4Kテレビの色調表現力も最大編に発揮させることができる。

本体には、Bluetoothだけでなく、最新のWi-Fi6に対応したデュアルバンドWi-Fiを内蔵しており、「AirPlay2」をはじめ、「Chromecast built-in」「Alexa Multi-Room Music」などを通じてスマートフォンやタブレットからハイクオリティなストリーミング再生可能。また、専用アプリ「JBL ONE」を使えば、機器の設定を簡単に行えるだけでなく、スマートフォンをリモコンの代わりとして使うこともできる。

本体サイズは、幅820㎜、奥行き104㎜、高さ56㎜、重さは、2.5㎏。端子は、HDMI×1、光デジタル入力を装備。対応音声フォーマットは、Dolby Atomos、Dolby TrueHD、Dolby Digital Plus、Dolby Digital、MPEG2、AAC、MPEG4、AAC、LPCM(2chー7.1ch)に対応する。

ここ最近の液晶テレビは、狭額縁、大画面、4K高画質、と映像面がとても優れている。大画面化に伴い音響面も各社工夫を凝らし強化されてきている。しかし、自宅で映画を楽しもうとすると、備え付けのスピーカーでは、物足らないと感じることもあるだろう。そんな時に手軽に音響面を強化できるのがサウンドバーだ。お手頃な価格帯ながら、その効果は絶大。今回新たに発売された「JBL BAR 300」は、2次元的な平面空間だけでなく、高低を加えた3次元的な立体空間のサウンド効果を楽しめるというもの。それも上位モデル譲りの技術を搭載しているから、かなり期待できそうだ。大画面テレビを導入したら、併せてサウンドバーも導入すれば、今まで以上に家時間が楽しく過ごせるかもしれない。

●実売価格(税込):4万9500円程度                                       ●ハーマンインターナショナル:JBL BAR 300

※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。

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