[日立]今度の「ビートウォッシュ」は、高濃度洗剤液と大流量で高い洗浄力を実現!洗浄方式を進化させた縦型全自動洗濯機

日立グローバルライフソリューションズは、縦型洗濯機「ビートウォッシュ」の新モデルとして「BW-X120K/X100K・X90K/V100K/V80K」の5モデルを発売した。全モデル、「"衣類長持ち"ナイアガラ ビート洗浄」を進化させ、従来モデルに搭載していた上段シャワーに加えて下段シャワーを設けた「ナイアガラ 2段シャワー」を新たに搭載したのが特徴。

BW-X120K
BW-X100K
BW-X90K

従来モデルでは、底面の洗濯羽根によって撹拌された衣類に高濃度洗剤液を浸透させていたところ、今回の新モデルでは、低水位時に高濃度洗剤を散布する下段シャワーを設けたことで、効率よく浸透させることを可能にしている。これにより、衣類の洗いムラをこれまで以上に低減させ、隠れた汚れもスッキリ洗い上げてくれる。

下段のシャワーで、高濃度の洗剤液を
しっかり浸透させる(イメージ図)
上段と下段2つのシャワーで、洗剤液を循環させて、
衣類にたっぷり散布する(イメージ図)

従来モデルの「BW-X120J」に採用している洗濯中に様子が見える透明窓や、洗剤と柔軟剤の手動投入口の一体化を、今回、「BW-X100K/X90K/V100K/V80K」の4モデルにも展開をしている。また、洗濯物の投入口までの高さを低くしており、洗濯槽を浅くすることで、投入口から洗濯槽まで距離が短くなり、衣類の取り出しやすくするなど、使用者に配慮した作りになっている点も見逃せない。さらに、「抗菌 糸くずフィルター」を従来モデルの2個から、大容量サイズの1個に変更したことによって、お手入れの手間を軽減させているなど、ユーザーに優しい仕様に変更されている。

洗剤と柔軟剤の手動投入口の一体化
選択中の様子が見える透明窓
大容量サイズの1個になった
抗菌糸くずフィルター

従来モデルに搭載されている、お気に入りの衣類を優しく洗い上げてくれる「おしゃれ着」コースは、新モデルにも引き続き搭載。従来モデルでは、遠心力による押し洗いをしていたの対して、新モデルでは、新たに弱い撹拌を加えることで、底面の洗濯羽根「ビートウィングプラス」の中央の穴から循環水を引き込む「スピード浸透水流」を発生させている。この「スピード浸透水流」と「ビートウィングプラス」そして、高低差を減らした「ビートスロープ」によって、セーターやスカート、ワンピースなどのお気に入りの衣類を優しく洗ってくれる。コースの運転時間も、従来モデルより約3割も短縮させるなど、30分ほどで洗い上げを可能にしている。

底面の洗濯羽根「ビートウィングプラス」
「ビートウィングプラス」の中央の穴から循環水を引き込む
「スピード浸透水流」を発生させている様子

「BW-X120K/X100K/X90K」には、「液体洗剤・柔軟剤 自動投入」機能を搭載。洗濯に不慣れな人でも、タンクに洗剤をセットするだけで、あとはボタンを押すだけの簡単操作で洗濯物に対して適量の洗剤を自動で投入してくれる。適量を投入してくれるから、洗い上がりもよく、洗剤の無駄遣いをしなくて済む。また、洗剤や柔軟剤の残量を確認することができる残量計が付いているので、補充のタイミングが分かりやすく、補充ラインの赤ラインまできたら補充するだけでいいのだ。ちなみに、タンクの容量は、液体洗剤タンクが約430ml、柔軟剤タンクが約530mlとなっており、詰め替え用タイプを1本丸ごと入れることができる。

タンクの容量は、詰め替え用タイプを1本丸ごと入れることができる
洗剤や柔軟剤の残量を確認することができる残量計

そのほか、洗濯槽の見えない部分の汚れも菌も洗い流して、槽全体を除菌し、黒カビを抑えてくれる「洗濯槽自動おそうじ」機能を5モデル全部に搭載。すすぎの後の水を排水し、キレイな水道水を使用して、槽の上から下までしっかりとお掃除をしてくれる。見えない、羽根の裏側やステンレス槽の底面、外槽の底面をキレイにしてくれる。

〈本体サイズ及び洗濯・脱水容量〉

  • 「BW-X120K」:幅600mm、奥行650mm、高さ1077mm、重さ約55㎏、容量12㎏
  • 「BW-X100K」:幅570mm、奥行650mm、高さ1000mm、重さ約39㎏、容量10㎏
  • 「BW-X90K」:幅570mm、奥行650mm、高さ1000mm、重さ約39㎏、容量9㎏
  • 「BW-V100K」:幅570mm、奥行610mm、高さ1000mm、重さ約38㎏、容量10㎏
  • 「BW-V80K」:幅570mm、奥行610mm、高さ930mm、重さ約36㎏、容量8㎏
  • 「BW-V70K」:幅530mm、奥行586mm、高さ980mm、重さ約35㎏、容量7㎏

洗濯機というと、どうしてもドラム型洗濯機に目が行きがちだが、実は縦型洗濯機も、使い勝手を向上させているなど進化し続けている。今回の新モデルも、「ナイアガラ2段シャワー」の搭載や、衣類の出し入れが容易にできるように洗濯槽を浅めにしたり、目立たない部分だが実際日常で使用すると、その良さが実感できるはずだ。ドラム式洗濯機は、もちろんいいと思うのだが、置き場所に迷わなくて済む縦型洗濯機も、魅力にあふれていると感じるのは私だけだろうか。

●発売日:6月中旬                                              ●実売価格(税込):BW-X120K=26万3800円程度、BW-X100K=19万7800円程度、BW-X90K=18万6800円程度、BW-V100K=17万9000円程度、BW-V80K=15万1400円程度、BW-V70K=13万7500円程度                ●日立グローバルライフソリューションズ公式サイト:BW-X120KBW-X100KBW-X90KBW-V100KBW-V80KBW-V70K

※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。

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