「日立」業界初!グリル内に設置したカメラが料理の様子を画面に映し出してくれる賢いIHクッキングヒーター
日立グローバルライフソリューションズは、IHクッキングヒータ「火加減マイスター」シリーズの新モデルとして「N2500T/N1500T」シリーズを発売した。いずれのモデルも、3つの業界初となる機能を搭載しているのが特徴。
1つ目の業界初の機能は、肉や魚と野菜をグリル調理用のプレートに並べたら、あとはおまかせで焼き上げてくれる「おまかせワンプレ調理」を搭載。これは、付属の「ラク旨グリル(波皿)」に肉または魚と好みの野菜を並べて、塩やたれで味付けをし「肉と野菜」あるいは「魚と野菜」のメニューから作りたい料理を選んで、「塩」もしくは「たれ」の味付けをせくとしたらあとはスタートを押すだけというもの。食材と分量に合った火力と時間で自動で調理してくれる。面倒な火加減など、調理の手間を軽減することができる。
2つ目の業界初の機能は、グリル内にカメラを搭載したこと。これは、同社調べによると、グリル調理中に庫内の確認する人の割合が約71%もあり、庫内を見たい(確認したい)というニーズがある一方、グリルの様子を見るために屈んだり、開けたりしないと確認することができないことへの不満もあったとしている。そこで、新開発となる「グリルカメラ」が、食材を左側面から動画で撮影し、その様子をリアルタイムに本体天面に設置した画面に表示してくれる。そのため画面で調理の様子を確認できることによる安心感が、料理を作るうえで心に余裕をもたらしてくれる。
3つ目の業界初の機能は、本体の天面手前中央に5インチのカラー液晶モニター「カラータッチ液晶」を搭載したことだ。液晶画面に表示される料理のイメージ写真やセレクトボタンを見ながら直感的な操作でメニュー選択が可能ととなっている。また、IH ヒーターの火力は、従来モデル同様、よく使う弱火・中火・強火をワンタッチで切り替えられる同社独自の「ワンタッチ火力ボタン」に加え、液晶モニターに表示される火力バーをタッチして調整することができる。加熱中も火力を色と数字で表示するため、分かりやすくなっている。
また、今回のモデルより採用された「おまかせIH」によって、鍋やフライパンに食材(調味料含む)と水を入れて、メニューと時間をセレクトしてスタートさせたらあとはおまかせで調理してくれる。用意されているメニューは「ゆで卵」「簡単パスタ」「簡単煮物」の3メニューで、火加減を自動調整してくれるため、あとは完成を待つだけで手軽においしい料理食べることができる。
さらに、グリル調理時のドアの温度上昇を抑える「温度低減ドア」を採用。これは、グリルドアを2層の遮熱層と冷却層の3層構造とすることで、遮熱層でグリル庫内の熱を遮断しながら、冷却層で暖められた空気を放熱することで、表面の温度上昇を抑制しているというもの。これにより、グリルドアは調理中に触れてもやけどをすることのない安全なドアになっている。
同社の専用アプリ「日立 IHクッキングヒーターアプリ」を使えば、スマートフォンとの連携が可能となり、献立決めや調理の設定がスマートフォンから簡単に行うことができる。アプリを開いて作りたいレシピをスマホでセレクトしたら、材料と・作り方が表示されるので、内容を確認。税量をグリルにセットしたら、アプリのレシピデータを本体に転送すれば、調理の火加減や時間設定を自動で行ってくれる。
なお、アプリ「日立IHクッキングヒーターアプリ」との連携に対応しないモデルとして「N2000T」と「N1000T」も用意されている。いずれのモデルともに、3口IHを装備しており、IHの火力は、左右が3.2kw、中央が2.0kwとなっている。
いつかはIHクッキングヒーターを使ってみたいと思いながら、今だにガスコンロを使用している。IHのモデルを見ると、天面が一枚板になっているため、料理後の後片付けがとてもラクそうだ。また、ガスコンロと違って、火を扱わないから安全面においても、安心感がとても高い。ガスの消し忘れによる火災のリスクを考えると、まずは実家のガスコンロを IHにしたいところだ。
●価格(税込):N2500T=55万~57万2000円、N1500T=51万7000~53万9000円、N2000T=53万9000~56万1000円、N1000T=50万6000~52万8000円 ●日立グローバルライフソリューションズ:IHクッキングヒーター 「火加減マイスター」
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