「日立」カメラ搭載冷蔵庫がさらに進化！冷蔵室のほか冷凍室と野菜室も撮影できるようになった

日立グローバルライフソリューションズは、「冷蔵庫カメラ」を搭載したシリーズの最新モデルとして「まんなか冷凍 GXCC タイプ　R-GXCC67V」を2月下旬より発売する。本製品は、2023年に発売した「まんなか冷凍 GXCCタイプ」の後継モデルで、これまでの冷蔵室に加えて、冷凍室下段と野菜室も「冷蔵庫カメラ」で撮影した画像をスマートフォンで確認することができるモデルとなっている。

「冷蔵庫カメラ」で撮影した画像は、同社のアプリ「日立冷蔵庫コンシェルジュアプリ」を使えば、スマートフォンでの確認が可能だから、買い忘れ、買いすぎを抑えるなど、日々の食材管理をラクに行うことができる。また、「冷蔵庫カメラ」で撮影した画像を活用して、食材の画像を自動でリスト化してくれるため、食材をアプリに登録する手間を省くことが可能。さらに、撮影した画像から長期間動いていない食材を判定するとプッシュ通知で知らせてくれる機能も搭載しているので、食材の使い忘れを減らすことにも役立てることができる。

また、スマートフォン1台で冷蔵庫5台まで連携させられるため、離れて暮らす家族の冷蔵庫がもし、同社の冷蔵庫を使用し、スマートフォンに連携するモデルであれば、冷蔵庫の稼働状況の確認など、さりげない見守りとしても使うことが可能。

冷蔵室には、冷蔵室専用の冷却器で除湿量を抑えた潤い冷気を送って冷蔵室内の湿度低下を抑える「まるごとチルド」を採用。「まるごとチルド」の採用によって、冷蔵室のどの棚においてもチルド温度帯での高湿保存を可能とし、肉や作り置きした料理の菌の繁殖を抑えて鮮度を長持ちさせることができるほか、サラダなどは、ラップなしでも乾燥や変色を抑える保存を実現している。冷蔵室下部には、凍らせない約－1℃でおいしく保存する「特鮮氷温ルーム」を採用。刺身などの生食用の魚であれば3日間、加熱調理用の肉・魚であれば7日間鮮度を守ることが可能で、食品に直接冷気を当てない間接冷却を行うことで温度変化による食品への影響も抑えている。

194Lという大容量の冷凍室には、「らくうま！ひろin冷凍」を採用。3段ケースからなる冷凍室は、食品の大きさに合わせて収納することができる。1段目のケースは深さ約5㎝で、アルミトレイがセットされており、食品の熱を素早奪っておいしく冷凍する「デリシャス冷凍」を採用。温度センサーがデリシャス冷凍スペースの温度を検知して自動で運転を切り替えるため、温かい食品も粗熱を取らずにそのままおいても効率よく冷凍してくれる。さらに、水分が凍る－1～－5℃の最大結晶生成帯を素早く通過させることで、氷結晶の成長を抑えるため食品の細胞破壊を抑制して、うまみと栄養素を守って冷凍することができる。これにより、食材を解凍した際に、ドリップの流出を最小限に抑え、野菜のビタミンＣの減少も抑えることが可能となっている。

2段目は、深さ9cmとなっており、よく使う冷凍食品や作り置きしたおかずなどを整理してストックしておける。3段目は、深さが14.5cmもあるから、大きめの冷凍食品や食材もたっぷり収納可能。3段目の前側には「たて収納スペース」も設けられており24.5cmの高さから、500mLの冷凍ペットボトルも立てたまま収納することができる。

野菜室には、野菜のみずみずしさが長持ちする「新鮮スリープ野菜室」を採用。ルテ二ウム配合の「プラチナ触媒」が野菜から出るエチレンガスやニオイ成分を分解し、炭酸ガスを生成。生成された炭酸ガスの濃度を高めることで野菜の気孔が閉じて呼吸活動が低下。眠らせるように保存することで、栄養素の減少を抑えている。また、「うるおいユニット」の搭載により余分な水分を放出し、適度な水分を維持することで乾燥を抑えてくれる。

大容量の670Lモデルながら奥行きは65.4cmと薄型を実現。ワイドにすることで全体を見渡しやすくし、食材を探しやすくしている。また、冷凍室と野菜室には、「電動引き出し」を採用。ボタンを押すだけで、引き出しが自動でオープンするから、食品をたっぷり入れて重くなった冷凍室や引き出しにくい最下段の野菜室もラクに引き出すことが可能となっている。

本体サイズは、幅880mm、奥行き654mm、高さ1875mm、重さは、約132㎏。容量は、合計が670Lで、それぞれ冷蔵室が352L、冷凍室が162L、野菜室が124L、製氷室が31L。本体カラーは、バイブレーションモーブグレーのみとなっている。

食材を購入するためにスーパーに足を運ぶと、決まって「あれ、牛乳あったっけ？」とか「卵、何個残ってた？」などと食材のストックのことで頭を悩ませる。冷蔵庫の開け閉めは頻繁に行うのに、なぜかどれくらいストックしているのかといった管理までにはいたらない。そのため、毎回のように、スーパーでの買い物には時間がかかる。冷蔵庫カメラを搭載した今回の新製品は、冷蔵室だけでなく、冷凍室や野菜室の画像もスマートフォンで確認することができることもあり、買い物中に悩んだらスマートフォンで確認すれば、買い忘れや二重買いの心配も少なくなる。悩まなくいていいから時短にもつながる。できることなら、冷蔵庫にある食材に追加で食材を購入すれば、＂こんな料理が作れます＂といったことを通知してくれたら、より買い物がスムーズになるかもしれないのだが…。

●予想実売価格：53万円程度　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　●日立グローバルライフソリューションズ：「まんなか冷凍 GXCC タイプ R-GXCC67V」

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