「日立」時短になる洗濯乾燥機!ヒートポンプの搭載で電気代も水道代も節約できる

日立グローバルライフソリューションズは、ドラム式洗濯乾燥機の新モデルとして「ビックドラム BD-STX130J/BD-STX120J」の2モデルを2023年11月に発売した。

写真左が「BD-STX130J」 写真右が「BD-STX120J」

いずれのモデルも、同社の冷蔵庫やエコキュートなどで培ったヒートポンプ技術を採用したことにより、洗濯から乾燥までの運転時間を短縮させることに成功している。またヒートポンプ技術を使って高速風と大風量を組み合わせた「らくはや 風アイロン」を開発。洗濯物の仕上がりのよさはそのままに、電気代及び水道代の節約にも貢献している。

写真左は、風アイロンのイメージ図 写真右は、ヒートポンプのイメージ図

昨年開発した「らくメンテ」(「洗濯層自動おそうじ」「乾燥経路自動おそうじ」「ドアパッキン自動おそうじ」の3つの自動おそうじと「大容量糸くずフィルター」)を引き続き搭載。今回ヒートポンプの搭載に伴い、除湿して温風をつくる熱交換器を乾燥経路に追加した。自動で見えないところまで洗浄し、「大容量糸くずフィルター」によって約1カ月に1回程度の頻度でゴミ捨てになるため、手入れの手間をだいぶ減らすことが可能となっている。

写真左から、「洗濯槽自動おそうじ」のイメージ図 「ドアパッキン自動おそうじ」のイメージ図
大容量の糸くずを取り除いているところ

また、新モデルには、高濃度洗剤液を衣類の奥まで素早く浸透させ、大流量で一気に値流して汚れを落とす「ナイアガラ洗浄」に、下段シャワーを追加した「ナイアガラ循環2段シャワー」を採用。低い位置にシャワーがあるため、少ない水で高濃度になった洗剤液を衣類全体に浸透させることが可能となっている。これにより、高い洗浄力でスピーディに洗い上げてくれるから節水にもつながる。

下段シャワーと追加したことにより少ない水量で衣類全体に浸透させることが可能となっている(写真左)
一方、「ナイアガラ循環2段シャワー」のイメージ図(写真右)

新モデルの「BD-STX130J」は、国内向けドラム式洗濯乾燥機としては、同社初となる洗濯容量13㎏を実現したモデルとなっており、洗濯層の回転振動を抑えるダンパーの本数も、従来モデルの3本から4本に増やすことで、洗濯層の大型化を可能にしている。さらに乾燥容量も7㎏の大容量化にしたことで、まとめ洗いや大物の洗濯ニーズにも対応する。投入口や洗濯層の奥側の高さを上げることで、衣類の取り出しやすさもしっかりと考えられた作りとなっている。

本体サイズは、両モデルともに、幅600㎜×奥行き720㎜、高さ1065㎜。重さも、ともに約93㎏。「BD-STX130J」の洗濯・脱水の容量は13㎏で、乾燥容量が7㎏。標準使用水量は、洗濯時で94L、洗濯~乾燥時で約65L。一方「BD-STX120J」の洗濯・脱水の容量は12㎏で、乾燥容量は6㎏。、標準使用水量は、洗濯時で88L、洗濯~乾燥時で約64Lとなっている。本体カラーは、両モデルともホワイトのみ。

洗濯は、時間も手間もかかって負担がいっぱい。そんな負担を少しでも軽減できたらいいのに。そんな思いに応えてくれるかもしれないのが、今回発売されたの新モデルだ。新モデルのキーワードは「らく はや きれい」。「らくはや 風アイロン」や「らくメンテ」、さらには「ナイアガラ循環2段シャワー」などなど、新たに採用された新技術の投入によって、省エネ性能も向上している。洗濯機を新しく購入したい人や、買い替えを考えている人は、今回の新モデルを検討してみるのもいいかもしれない。

●実売価格(税込):「BD-STX130J」=36万8290円程度 「BD-STX120J」=33万円程度
●日立グローバルライフソリューションズ: 「ビッグドラム BD-STX130J」「ビッグドラム BD-STX120J」

※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。

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