「ホンダ」新型コンパクトSUVを2024年3月に発売。コンパクトSUVとは思えない！クラスを超えた充実ぶりに驚愕

2024-02-16

ホンダは、新型小型SUV、WR-V（ダブリューアールブイ）を2024年3月22日から発売する。価格は209万8800円～248万9300円。

「WR-V」は、タイの四輪開発拠点が開発を担当し、インドで生産するグローバルモデル。グランドコンセプトは”VERSATILE FREESTYLER（バーサタイルフリースタイラー）”。“VERSATILE”は多様なライフスタイルやニーズに適応できること、“FREESTYLER”はさまざまな制約を乗り越え、自由に自分らしいスタイルで生きることを、それぞれ表現している。既成概念や固定観念にとらわれず、自由な発想で自分らしい生き方をする人々をに寄り添うクルマとなることを目指して開発された。

1.5リッターエンジンと最適化されたCVTの組み合わせ

ボディサイズは4325×1790×1650mm（全長×全幅×全高）で、3ナンバーサイズとなる。ホイールベースは2650mmとし、直進安定性と乗り心地の良さを追求した。パワートレーンは、静粛性と高出力を両立した1.5リッター DOHC i-VTECエンジンを搭載。最高出力は87kW（118ps）／6600rpm、最大トルクは142Nm（14.5kgm）／4300rpm。トランスミッションはCVTを採用している。また、加速時や減速時のステップシフト制御を採用するなど、CVT制御をWR-V向けに最適化することで、さまざまな走行シーンに対応する走りを実現している。

3ナンバーサイズボディ。サイズは4325×1790×1650mm（全長×全幅×全高）

ボリューム感のあるスタイリングが存在感を主張する

スタイリングから安心と信頼を感じられるようなデザインがコンセプト。フロントは、サイドのベルトラインから伸ばしたフロントフードとスクエアなフロントグリルにより、ボリューム感を表現する。また、フロントノーズからリアまで厚みのあるボディ造形に加えて、前後ライトのデザインでワイド感を高め、コンパクトSUVながら風格あるデザインに仕上がっている。　

シンプルで落ち着いた室内空間、ボディカラーは5色が揃う

インテリアデザインは、シンプルで水平基調のデザインと柔らかなパッドに包まれるデザインとし、スイッチ類を中央に配置することで運転しやすい空間を表現している。後席のクリアランスも十分に余裕が確保され、エアコンの風を後席へ届けるリアベンチレーションを全タイプに標準装備し、後席空間の快適性を高めている。ラゲッジルームはクラストップレベルの458リットルを確保し、広いなラゲッジスペースが用意される。ボディカラーは、イルミナスレッド・メタリック、プラチナホワイト・パール、クリスタルブラック・パール、ゴールドブラウン・メタリック、メテオロイドグレー・メタリックの5色をラインアップされる。

高い操縦性と快適性を両立。安全装備も充実している

シャシーは「フィット」をベースに、電子制御パワーステアリングやサスペンションをWR-V向けに最適化し、扱いやすいリニアな操縦性を追求。さらに、高張力鋼板の適用範囲と範囲の見直しで、さらなるハンドリング性能と衝突安全性の向上も両立している。エンジンマウント類の配置やサイズの最適化によりエンジンの振動を低減。また、ロードノイズの低減のための遮音や吸音対策を行うことで、静かで快適な室内空間を実現している。また、最新の安全運転支援システム『Honda SENSING』を全グレードに標準装備。フロントワイドビューカメラと前後8つのソナーセンサーを用いたシステムを採用し、安心・安全を追求している。