「ファーウェイ」eSIMに対応したスマートウォッチ登場!スマートフォンと連携しなくても通話ができる
ファーウェイ・ジャパンは、スマートウォッチの「HUAWEI WATCH」シリーズの最新モデルとして「HUAWEI WATCH 4」を発売した。本製品は、eSIMに対応したモデルで、スタンドアローンナンバーサービスを使えば、ウォッチのみでの通話やSMS、メッセージのやり取りができるのが特徴となっている。
また、eSIMに対応したことによりランニングやサイクリング時でも、これまでスマートフォンと連携させてい使用していたナビゲーション機能を、スマートフォンと連携しなくても使用可能となっている。これによりウォッチ単体で独立型のナビゲーションとして使えるようになるため、ウォッチを見るだけでリラルタイムの位置情報とルート情報を確認することができるようになった。なお測位方式は、GPS、GLONASS、Galileo、Beidou、QZSSに対応しているから、正確な位置情報を取得することができる。
健康管理機能も充実しており、心拍数、血中酸素レベル、睡眠スコア、ストレススコアなど、ユーザーの健康指標を継続して計測してくれる。急激な血中酸素レベルや心拍数の変化を検知するとアラートで知らせてくれる機能も搭載。本製品には、「HUAWEI TruSeen 5.0+テクノロジー」を搭載しており、8つの光センサーと2つの光源、さらにはアップグレードしたAIアルゴリズム、そして曲面ガラスレンズによって、精度の高い心拍数を測定できるようになっている。
睡眠スコアにおいては、「HUAWEI TruSleep 3.0 睡眠計測アルゴリズム」によって、ユーザーが睡眠状態にあることを特定すると、睡眠の質とスコアを計測。快適な睡眠を得るためのパーソナルアドバイスも提供してくれる。
もちろん、アクティビティ機能も充実しており、ランニングやサイクリングをはじめ、スキーや登山など100種類以上のワークアウトに対応する。日々のアクティビティモニタリングに役立たせることができる。
盤面には、約1.5型のLTPO AMOLEDディスプレイの採用しており、情報の確認が容易になっているなど高い視認性を確保している。また、約72%以上の高い画面占有率によって、コンパクトながら大画面を実現。また、常時点灯機能によって、一般的な時計のような使用も可能にしている。本体には、医療器具に使用されるサージカルステンレス(316Lステンレス)を使用しており、高い耐久性を誇る。
バッテリーモードは、スマートモードと超長時間バッテリー持続モードの2種類のモードを搭載。スマートモードでは、健康レポートアプリ、eSIM通話、単独でのナビゲーションなどが使用可能で、約3日間のバッテリー持続を可能にしている。一方、超長時間バッテリー持続モードでは、ワークアウト、ヘルスケアモニタリング、Bluetooth通話、通信など基本的な機能の使用が可能ながら約14日間バッテリーが持続する。充電は、急速充電にも対応しており、約15分の充電で最大1日使用できるほか、約60分でフル充電することが可能となっている。
本体サイズは、(約)直径46.2㎜、厚さ10.9、重さは、約48g(ベルト含まず)。ディスプレイサイズは、1.5型 LTPO AMOLED。測位方式は、GPS、GLONASS、Galileo、Beidou、QZSSに対応。搭載センサーは、加速度センサー、ジャイロセンサー、光学心拍センサー、磁気センサー、気圧センサー、温度センサー。防水性能は、5ATM、IP6Xに対応。対応OSは、Android6.0 +、iOS13.0+となっている。
スマートウォッチで電話ができる。これまで、スマートフォンと連携させることで電話対応するスマートウォッチは存在したが、このモデルは、eSIMに対応したことにより単独で電話として使える。幼少のころ、007や特撮映画など、映画の世界だけに存在していた夢のようなアイテムが、今やリアルに使用できるものとして存在する。これからの10年、20年の間にはどんなアイテムが世の中のスタンダードになっているかと考えると、ワクワクするがハラハラもする。技術の進歩に取り残されないようにしなくては…。
●実売価格(税込):6万5800円程度 ●ファーウェイ:HUAWEI WATCH 4
※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。