[アイロボット]4万円を切る普及価格モデルのルンバ登場! エントリーモデルながら、吸引と水拭きが可能な2in1タイプ

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アイロボットジャパンは、ロボット掃除機の新たなモデルとして、4万円を切る低価格を実現したモデル「Roomba Combo Essential robot(ルンバ コンポ エッセンシャル ロボット」の販売を開始した。本製品は、「Roomba i2」(2022年7月)の後継機種で、吸引と水拭きを可能にした2in1タイプのエントリーモデルながら、これまでの普及価格帯モデル(Roomba Combo J9+、Roomba Combo J7+)の中でも優れた清掃パフォーマンスを実現したモデルとなっている。

ホワイトモデル
ブラックモデル

Roombaシリーズにおいて、吸引に加えて拭き掃除まで1台で対応したモデルは、「Roomba Combo J9+」や「Roomba Combo J7+」といった10万円を超える上位モデルにのみ搭載されてきたところ、今回の新製品においては、吸引と拭き掃除の両方の機能を搭載しながら、低価格に抑えることで、さらなる普及を目指している。

新モデルでは、掃除機がけと拭き掃除で新たなレベルの清潔さを実現させるため、4段階のクリーニングシステムを搭載。そのシステムとは、エッジクリーニングブラシ、V字型のシングルアクションブラシ、パワフルな吸引力、マイクロファイバーモップというもの。掃除機がけにおいては、回転するエッジクリーニングブラシが、壁際や家具の脚周り、部屋の隅などのホコリやゴミを搔き出しながら隈なく清掃してくれる。また、メインブラシにあたるV字型シングルアクションブラシは、毛のブラシとゴムのブラシの1本からなるものの、強力な吸引モータの採用によりしっかりと床のゴミを取り除くことを可能にしている。さらに、付属のマイクロファイバーモップを本体に装着し、給水タンクに水を入れてアプリから好みの水分量を設定するだけで、マイクロポンプが水分量を調整して、1回の走行で掃除機がけと床拭きを同時に行ってくれる。

アイロボットの4段階クリーニングシステム(イメージ)

部屋の汚れ具合の状態に合わせて、吸引力や水分量を3段階からセレクトすることが可能で、静かに掃除したい時や、強力なパワーで一気に掃除したい時など、状況に応じて掃除モードをアプリからカスタマイズすることもできる。

掃除機かけと拭き掃除のイメージ
1回の走行で掃除機掛けと拭き掃除が行える

操作は、とても簡単で、ボタンを押したり、話しかけたり、アプリの「iRobot Home」でタップするだけでいい。ユーザーの使用状況に合わせて、掃除機がけのみや拭き掃除のみ、あるいは、その両方を選ぶことが可能で、その操作は、ボタン一つで行うことができるようになっている。なお、掃除機がけのみをしたい時は、タンクの水を空にした状態にしてパットプレートとモップパットをダスト容器から取り外しクリーンボタンを押すだけで吸引掃除が開始される。パッドプレートとモッププレートを取り外すと自動で検知するので、掃除機がけだけなのか、掃除機がけと拭き掃除の両方なのかを判断して対応してくれる。なおモップは、簡単に取り外しができるので、取り外した後に手洗いしておけば、何度でも繰り返し使用することができる。

本体には、さまざまなセンサーを搭載しており、スマートナビゲーションによって、家具の周りや下を器用に移動しながら無駄なく正確に清掃を進めてくれる。

エッジクリーニングブラシで壁際のゴミもキレイに掃除してくれる
段差センサーを搭載しているので、階段から落ちる心配もない

1回の充電で120分の清掃が可能で、掃除が終わったり、バッテリー残量が少なくなると、自動でステーションに戻り、充電を行う。掃除が終わっていない場合は、バッテリーが充電されると、掃除が済んだ場所からスタートして、掃除を続けてくれる。また、本製品も他のRoombaシリーズ同様、iRobotOSを搭載しているので、掃除の開始・終了、外出先からの操作、掃除する曜日や時間を指定するスケジュール機能、スマートフォンの位置情報と連携して家を離れたら掃除を開始するなどにも対応している。その他、掃除が終了した後に、どの部屋を掃除したのかを知らせてくれるクリーンマップレポートや、稼働時間に応じて、フィルターなどの交換目安など、製品の状態も知らせてくれる。

今回、12年ぶりに、天面のみならず側面もホワイトにしたモデルを発売。黒の印象が強いロボット掃除機に、部屋のイメージに合わせた色選びができるようになっているのもうれしいポイントだ。

本体サイズは、本体が、直径33cm、高さ8cm、重さは、約2.8㎏(バッテリー含む)となっている。充電時間は約4時間で、稼働時間は約2時間となっている。セット内容は、Roomba本体(バッテリー含む)、充電ステーション、電源アダプター、パットプレート、モップパッド。カラーは、ホワイトとブラックの2色を用意している。

ロボット掃除機もいよいよ4万円を切る時代に突入した。それも、ロボット掃除機業界を牽引してきた”アイロボット”から発売されるというのだから、驚きだ。2023年末に、同社の中期目標としていたロボット掃除機の全国世帯普及率10%を達成(アイロボット調べ)したことで、今後、「一家に1台」をスローガンにロボット掃除機の普及を目指すという。その第一歩として、4万円を切る価格帯のロボット掃除機を打ち出してきたアイロボットに、拍手を送りたい。ロボット掃除機は、高くてなかなか手が出ないというモノから、気軽に購入できるモノとして、多くの人の意識に浸透すれば、「一家に1台」は、近い将来達成されるのかもしれない。エントリーモデルではあるが、熟成の域に達しているロボット掃除機は、恐らく不満の出ないレベル(気になる箇所はあるものの)にまで達していると思われ、アンチロボット掃除機だったわが家にも、いずれ導入をしてみたいと思わせてくれる、そんな1台になっているような気がする。

●発売日:4月19日                                              ●価格(税込):公式オンラインストア=3万9300円、公式サブスクロボットスマートプラン+=1480円/月額                                              ●アイロボット 公式サイト:Roomba Combo Essential robot

※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。

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