[アイロボット]ロボット掃除機Roombaのフラッグシップモデル発売! 床掃除だけでなくロボット掃除機のメンテナンスも自動化

アイロボットジャパンは、掃除機&床拭きロボットの新製品として「Roomba Combo 10 Max ロボット + AutoWash(ルンバ コンボ テン マックス ロボット プラス オートウォッシュ)充電ステーション」 を 8月30日より一部のアイロボット認定販売店およびアイロボット公式オンラインストアにて販売を開始する。

本製品は同社史上最高の賢さと自動化を実現した、新たなフラッグシップモデルで、その最大の特徴は、自動パッド洗浄と乾燥、自動給水、自動ゴミ収集、自動充電と再開をすべてこなす同社初多機能充電ステーション「Auto Wash 充電ステーション」にある。「Auto Wash 充電ステーション」の採用により、床掃除だけでなく、ロボット掃除機のメンテナンスも自動化。お手入れはほぼ不要で毎回フレッシュなモップパッドで水拭き掃除が行える。水拭き掃除の需要が高く、メンテナンスも簡素化したい日本の家庭にマッチしたモデルとなっている。

充電ステーションには、水拭きとパッド洗浄用の3Lの給水用タンクと、2.5Lの廃水用タンクの2種類がセットされており、清掃が終了するたびに、モップパッドを洗浄してくれる。充電ステーション奥には高速回転する洗浄用のローラーが備え付けられており、Roomba本体が前後に動いてモップパッドの汚れを徹底的にクリーニング。洗浄後の汚水は廃水用タンクに排出され、パッドは送風により乾燥される。パッドの洗浄後には充電ステーションのセルフクリーニングが行われ、洗浄ローラーや細かいくぼみなどを自動で洗浄することで、汚れやゴミの蓄積を防ぐ。また、充電ステーションにはプレミアム抗菌素材が使用されているので、衛生面でも安心だ。

モップパッドの洗浄イメージ
パッド洗浄後、充電ステーションのセルフクリーニングイメージ
ステーションに設置されている洗浄用ローラー
ローラーはラバー製
洗浄用ローラーは、ローラの台座と共に取り外しができる

給水も手間いらずで、必要に応じて水拭き掃除用の水がRoomba本体に自動で補充される仕組み。掃除中に水が不足すると自動で充電ステーションに戻り、補充し、その後中断した場所から掃除を再開してくれる。

溜まったゴミに関してもちゃんと考えられており、掃除が完了すると、充電ステーションに戻ったRonnba本体から、自動でダスト容器のゴミを吸引し、充電ステーション内のAllergenLock紙パックへ排出してくれる。充電ステーションの紙パックには最大 60 日分のゴミを溜めておくことができるため、マメなごみ捨てが必要がないのもありがたい。

充電ステーションの扉をあけて中央の引き出しを取り出すとゴミパックが設置されている

また、清掃力も大幅にパワーアップしており、より効率的で徹底的な清掃が可能となっているのも特徴。Roombaが自動で汚れている場所を検知し、集中的に掃除を行う「ダートディテクト機能」が進化。前方のカメラセンサーで検知した画像データをもとにゴミを認識、汚れの検知能力は従来モデルの最大8倍になるほどカメラの認識機能が強化されている。人がよく通る廊下や玄関など汚れが多い場所を検知すると、走行回数を自動的に増やして徹底的に掃除をしてくれる。さらに吸引力はRoomba Combo i シリーズの2倍になるなど、こちらも進化している。

賢さはこれだけにとどまらず、専用アプリ「iRobot Home」を通じて、特定エリアの水拭き後に自動でパッド洗浄をするよう設定することができるため、例えばトイレやキッチンなど特に汚れているエリアを掃除した後は、一旦充電ステーションにもどり、パッドの洗浄をするので他所に汚れを持ち込むことを防ぐことができる。 さらに「掃除機がけのみ」「掃除機がけと拭き掃除」に加えて、新たに「拭き掃除のみ」の清掃モードが追加され、ライフスタイルや用途に合わせての設定が可能になった。パッドは、従来モデル同様、パッドリフティング機能で自動的に持ち上がるので、ラグやじゅうたんを濡らすことはない。 また、PrecisionVision ナビゲーションにより一般的な家庭にある80以上のアイテムを認識し、避けるべき対象物をロボットが瞬時に判断し回避するため、エラーを起こすことなく清掃を完了できる。清掃終了後はアプリに画像が表示され、必要に応じて今後どのように対処するかをその場で指示もできる。

パッドリフティング機能作動時
本体背面

デザインにも配慮されており、上質な素材を使用した高級感のあるモダンなデザインとマット調のテクスチャーを採用。インテリアへのフィット感と機能性を重視した充電ステーションは、サイドテーブルとしても使用することができる。ロボット本体のデザインもアップデートされ、パッド部分に充電ステーションと同様の凹凸の入ったデザインを初採用したほか、パッドリフティング用のモップパッドアームには、耐久性と強度に優れた金属を使用。操作ボタンをできるだけ省いたシンプルなデザインでありながら、高級感と機能性を兼ね備えたモデルへと進化している。

写真左が従来モデルの「Roomba Comb J9+」、写真右が新モデルの「Roomba Combo 10 Max ロボット+ AutoWash 充電ステーション」

なお、日本市場向けに開発されたコンパクトモデルとして、充電ステーションの機能を自動ゴミ収集と充電のみにしたモデル「Roomba Combo 10 Max ロボット + AutoEmpty 充電ステーション」もラインアップ。こちらは9月6日に発売される。高いデザイン性とコンパクトな形状で、 テーブルなどの下にもキレイに収まり置き場所を選ばないため、間取りが少なく、給水は自身で行いたいユーザーに向いている。また、細かい凹凸の入った質感やレザー調のプルタブなど、デザイン性にも優れる。賢くてパワフルな性能はそのままなので、遜色はないだろう。

さすがロボット掃除機のパイオニアだけはあり、今回の新製品も至れり尽くせりの高機能が光る。とはいえ、ほぼ全自動であっても使うのは結局人なので、それなりの手間はあるはず。でもそれを乗り越えて使いこなせば、生活の質が向上するのは確かなので、試す価値は大いにあるだろう。

●発売日:Roomba combo 10Ma+ AutoWash 充電ステーション=8月30日、Roomba combo 10Max+ AutoEmpty 充電ステーション=9月6日                                              ●価格(税込):Roomba combo 10Ma+ AutoWash 充電ステーション=19万7800円、Roomba combo 10Max+ AutoEmpty 充電ステーション=16万8100円                                   ●アイロボット(公式サイト):Roomba combo 10Max ロボット + AutoWash 充電ステーション / AutoEmpty 充電ステーション

※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。

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