[カワサキ]長い歴史を持つ"Wシリーズ"に250㏄クラスのモデル登場!伝統的なデザインと走りが楽しめる

カワサキモータースジャパンは、伝統の"W"のブランドを受け継ぐモデルとして「W230」の販売を11月20日より開始した。価格は、64万3500円(税込)となっている。

日本の二輪史において、一つのブランドを刻む"カワサキW"は、1960年代に誕生し、1970年代には大型二輪車のイメージを確立したシリーズだ。多くのファンを生んだ"Wシリーズ"は、1999年に"W650"として新たな歴史を刻み始め、2011年には"W800"へと発展している。今回発売される「W230」は、"Wシリーズ"のもつ伝統的なデザインを親しみやすい排気量のクラスにも展開したモデルで、ジャパンモビリティショーやモーターサイクルショーでも参考出品され話題になっていたモデルだ。

パールアイボリー×エボニー
メタリックオーシャンブルー×エボニー

空冷ならではの大型の冷却フィンを持つエンジンは、"W"のこだわりが各所に施されたクラシカルなデザインが特徴的だ。クラシカルなデザインながら、燃料噴射方式は、フューエルインジェクション式を採用するなど現代版へと進化させることで快適性を担保している。また、丸形デザインで構成されたヘッドライトはLED方式を採り入れることで安全性を考慮。デザイン面は、滑らかな曲線のティアドロップ型フューエルタンクとバランス良く配置された立体エンブレム、前後にスチールフェンダーを装備し、フロントは18インチ、リヤには17インチのワイヤースポークホイール、キャブトンタイプのメッキマフラーなどを採用するなどクラシカルな外観を踏襲しながら、丸形のスピード/タコメーターには液晶ディスプレイを備え、ブレーキシステムにはABSを搭載するなど現代の技術との融合により、まさしく現代版のWシリーズとなっている。

フューエルタンクには立体エンブレムが奢られる
丸形デザインのLEDヘッドライトとターンシグナルランプ
スピードメーターには液晶ディスプレイを内蔵
大型の冷却フィンは空冷エンジンならでは

心臓部となるエンジンは、豊かなトルクを発生する232cc・空冷SOHC単気筒エンジンを搭載。143kgの軽量な車体により軽快なハンドリングを実現し、初めてモーターサイクルに触れる人から経験豊かなライダーまで、幅広い層が楽しめるモデルに仕上がっている。カラーリングは、パールアイボリー×エボニーとメタリックオーシャンブルー×エボニーの2カラーが用意される。

待ちに待った、話題のショーモデルがいよいよ"国内モデル"として登場!

Wシリーズ初となる"250ccクラス"の新たなレトロスポーツモデル「W230」は、"W"らしいクラシックなスタイリングでまとめられている。伝統的なスタイリング、低いシート高でアップライトなポジションは、ゆったりとした走りを味わえそうだ。燃費性能はWMTCモードで40.5km/Lとなっており、単気筒ならではの高燃費も期待できそうなのはうれしい限り。心地よいサウンドと共にどこまでも走ってくれそうなトラディショナルなスタイリングで、街中からツーリングまで幅広い用途で楽しめる魅力的な1台となっているといえるだろう。

●発売日:11月20日
●車両価格(税込):64万3500円
●カワサキモータースジャパン:「W230」製品サイト

※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。

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