[LG]ハンディスチーマーを搭載した"LG Styler"の新モデルがクラウドファンディングサイトに登場! ハンガーラックもパワーアップしている

LGエレクトロニクス・ジャパンは、衣類ケア家電"LG Styler"の新モデルとして「The All New LG Styler SC5GMR80H」を、クラウドファンディングサイトの"GREEN FUNDING"にて先行販売を開始した。なお、一般販売の開始は、2月下旬を予定している。

本製品は、2017年に日本の上陸した「LG Styler」の最新モデル。「LG Styler」は、衣類や小物についたニオイやシワ、花粉、ダニ、菌などを自宅で簡単にリフレッシュさせることができる製品で、日常的に着用するスーツや制服、コートなど、日ごろ洗濯しずらい衣類や小物をまるで洗い立てであるかのようにしてくれるクリーニングマシンだ。

今回のモデルは、ハンガー5着、ズボン1着を同時にケアすることができる大容量モデルになっており、容量が大きくなったことに合わせて、クリーニングシステムもパワーアップさせている。パワーアップさせたうちの一つがスチーム量だ。これは、「DUAL TrueSteam」によるもので、コースに合わせてスチーム量を調節することができる。スチームを発生させるヒーターを、従来モデルまでは一つだったのに対し、クリーニングできる衣類の数が多くなったことにより、二つに増やして対応している。ヒーターが二つになったことで、発生させるスチーム量に余裕ができスチーム量や強さをより正確にコントロールできるようにしている。正確にコントロールできるようにしたことで、デリケートな素材の衣類までケアできるようにするなど幅広いいろいのケアを可能にしているのが特徴といえる。

もう一つのパワーアップポイントは、ハンガーだ。もともと「Lg Styler」のハンガーは、ハンガー自体が振動することで、衣類に付着した微細なほこりを振るい落とすという効果をもたらしていたものを、新モデルでは「Dynamic MovingHanger」にパワーアップして対応している。これは、ハンガーの動きを従来モデルで採り入れていた左右の動きに、ひねり振動のツイストモーションを新たに加えたことで、より効果的に衣類に付着したホコリや花粉を振るい落としてキレイにしてくれるというものだ。その振動回数は、従来モデルの180回(1分間)に対して、最大350回も行うというのだから、単純に振動回数だけで比較しても、短い時間で効率よくケアできることがわかる。

また、「Inverter HeatPump」が一つから二つに進化したことにより、乾燥時間を大幅に短縮させており、「DUAL TrueSteam」「Dynamic MovingHanger」との相乗効果もあり、リフレッシュ(標準)の稼働時間が、これまでの48分から約38分にまで短縮されている。

さらに、今回の新モデルでは、頑固なシワも手軽にケアできるように、ハンディスチーマーを新たに搭載している。シャツなどに着いたシワも、扉の内側に掛けたら、本体内に収納されたハンディスチーマーを取り出してボタンを押すだけでいい、強力なスチームが噴射され、衣類のシワをキレイにしてくれる。ハンディスチーマーのモードは、強・中・弱の3段階が用意されており、シワの度合いによって、適したモードを選んで使用することができる。

「Dual TrueSteam」効率的にリフレッシュさせることができる
下段にハンディスチーマーがセットされている

従来モデルにも搭載していた「ズボン折り目ケア」もデザインを一新。ハンガーにズボンをかけることなく、付属しているクリップに挟んで折りたたむ構造にしたことにより、細かなシワもキレイに取り除いてくれるうえ、ズボンのセンタープレスもクッキリとキープさせることができる。

衣類をリフレッシュさせるだけでなく、本製品を置いた部屋の空気を自動的に循環させるシステムを内蔵。従来モデルより搭載していた「室内除湿」機能の進化により、扉を閉めたままでも部屋全体の除湿を可能にしている。本製品に搭載する除湿器の容量は10Lと大きく、衣類だけでなく、部屋全体も自動的に除湿してくれるため、快適な環境を作り出すことが可能となっている。

専用プリ「LGThinQ」を使えば、本製品で衣類のリフレッシュ中に、ハンガーから衣類が落ちてしまうようなことがあった場合は、異常として感知し、本体の操作パネルや手持ちのスマートフォンに通知をしてくれるので、安心だ。また、アプリを通して、コースの選択や、仕上がり時間の確認なども、可能など、衣類のモニタリングをすることができる。

アプリを使えば、スマホからでも操作が可能だ
曽佐パネルは、静電タッチ式となっている

本体サイズは、幅600mm、奥行615mm、高さ1960mm、重さは94㎏。衣類の収納アイテム数は、上着が5着、パンツが1着。対応コースは全41コース。本体カラーは、ブラックミラーのみとなっている。

編集部員のひとり言

初めて「LG Styler」を見た2017年、衣類をハンガーにかけておくだけでクリーニングしてくれるということに対して、あまりピンと来ていなかった。クリーニングというと、洗濯乾燥機のように、洗濯して、乾燥させるという一連の流れがあり、それをイメージしていたからだ。本製品は、洗濯をするということではなく、衣類に着いたホコリや花粉、微細な細菌をキレイに取り除いてくれるというものだった。人々がコロナ過を経験した2020年以降、衣類にも菌が付着し、それを家の中に入る前に取り除くことの必要性を理解すると、この製品の凄さに、改めて気が付いた。今回のモデルでは、さらにパワーアップしているということで、より効率的に衣類に付着した菌を取り除くことができるようになっている。また、ハンディスチーマーを新たに搭載したことで、より菌を効率的に駆除できるだけでなく、衣類についたシワなどもキレイにしてくれるというのだから、何とも頼もしい存在だ。流行り病を未然に防ぐことに大きく貢献してくれるかもしれないことを考えると、それこそ玄関に置きたいところだが、我が家の小さな玄関には、少々厳しいか、それでもいつかは欲しい代物だ。

●先行販売期間:12月18日~1月31日まで                                    ●一般販売:2月下旬より(予約開始は2月中旬より)                               ●先行販売価格(税込):23万8700円より                                    ●一般販売予定価格(税込):38万5000円                                    ●GREEN FUNDING:プロジェクトページ                                    ●LGエレクトロ二クス・ジャパン(公式サイト):The All New LG Styler(SC5GMR80H)

※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。

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