[三菱鉛筆]あの人気の"クルトガ"シリーズに木製グリップモデル登場! メタルと木の組み合わせが最高すぎるっ

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今度の「クルトガ」は、グリップが木製になった!

三菱鉛筆は、"芯が回ってトガりつづけるシャープ"「クルトガ」シリーズに、木製のグリップを採用したモデルとして「KURUTOGA Wood(M5-KW 1P)」を3月21日より販売を開始する。

本製品は、上質なメタル製の軸に色みや木目にまでこだわった木製のグリップを採用したモデルで、木の温もりと精緻なメタルが調和したモデルとなっている。

そもそも「クルトガ」シリーズとは、書くたびに芯がじょじょに斜めに摩耗してしまう、いわゆる「編摩耗」「編減り(かたべり)」を解消することが目的に作られたモデル。芯の摩耗が引き起こす"文字が太くなってしまう"や"芯が折れやすくなる"といった使用時の課題を解決する商品として、学生を中心に好評となっているモデルだ。

本製品の木製グリップには、ウェンジュというマメ科の高級な木材を使用しており、黒褐色と美しい木目が特徴の木材で、重厚感のある素材となっている。このウェンジュを加工して、先端に向かって少しづつ太くなるグリップ形状により、握りやすくかつ滑りにくくなっている。

グリップには、ウェンジュというマメ科の高級な木材を使用
軸色のカラーには、フォレストグリーン(左)
スチールグレー(右)の2色を用意している

軸には、軽量アルミ素材を使用しており、精緻な引き目とブラスト処理を施すことで、上質な質感を演出している。また、クリップ部には、「クルトガ」シリーズの最高峰モデル「KURUTOGA DIVE」のDNAを引き継いだ板状の金属クリップを採用するなど、細部にまでごだわった仕様に仕上げられている。

肝心の書き味は、"芯が回ってトガりつづける"という「クルトガ」シリーズの特徴はそのままに、ペン先の動きを最小限に抑えるクルトガエンジンの搭載、さらにペン先には、筆記時の衝撃を和らげてくれる樹脂製パーツの「ニブダンパー」を搭載により、ペン先の動きを感じにくくし、かつ安定した書き味を実現している。なお、芯が回転していることを視覚的に確認できる小窓を装備しており、白とオレンジの色が交互に代わることで、回転していることが認識できるようになっている。

クルトガエンジンの搭載により
芯が回転していることが視覚的に確認することができる
ニブダンパーの搭載により
安定した書き味を実現している

ペンの軸部分は、アルミ素材を使用し、クリップは鋼材、ノックカバーと口金は真鍮を採用している。全体の重さは、18.5gとドッシリとした重みを感じる仕様でありながら、クルトガエンジンやニブダンパーの搭載により、滑らかで、スムースな書き心地を実現したモデルになっている。

編集部員のひとり言

2008年5月発売された「クルトガ」シリーズを、最初手にしたときは、そこまで凄い!という衝撃的な印象は持っていなかった。しかし、使い続けるうちに、その良さが分かると、これはいいっ!に印象が変化したことを今でも覚えている。筆者の場合、シャープペンを使用する際、クリップが上を向いていないと落ち着いて書けないことから、基本的に芯が編摩耗を起しやすくなっていたのだが、「クルトガ」を使用し始めて数日経ったころに異変に気が付いた。なぜなら、これまでは、なんとなく書き味が変わる(文字の太さも含め)とクリップ部分が1/4回転するようにシャープペンを回転させて使っていたのが、「クルトガ」ではその所作が必要なかったからだ。「クルトガ」が登場してから、かれこれ17年、これからも「クルトガ」シリーズは、多くの人を見慮し続けることだろう、個人的には、オールウッドモデルの登場に期待しているのだが…。

●発売日:3月21日                                              ●価格(税込):3850円                                            ●三菱鉛筆(公式サイト):KURUTOGA WOOD

※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。

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