[三菱鉛筆]力でも発色よく描ける色鉛筆登場! 直径4mmの太くやわらかい芯の採用でしっとりした描き心地を実現

三菱鉛筆は、色鉛筆の新商品として、"軽い力で発色よく描ける色鉛筆"「toirono(トイロノ)」を11月13日に発売する。本商品は、「十人十色、多様な表現に寄り添える存在になりたい、暮らしやコミュニケーションが豊かになる色の楽しさを伝えていきたい」という想いが込められた商品となっている。

色鉛筆は、多彩な色展開で芯の削り方や持ち方、そして筆圧によって描線の太さや色の濃さなどを自由に調整できるのが特徴のアイテムだ。本商品は、一般的な色鉛筆が採用する芯径3.0mmではなく、4.0mmの太くやわらかい芯を採用することで、しっとりとした描き心地を実現しているだけでなく、筆記時にしっかりと紙面に色がのるため、色濃くはっきりと発色させられることができるのが最大の特徴といえる。色濃くはっきりと発色させられることから、従来の色鉛筆よりも濃淡やグラデーション、重ね塗りがしやすく、濃い色の上からでも発色よく描けるようになっている。

本商品は、12色セットと24色セットが用意されており、12色セットには特によく使われる色を厳選して配色しており、24色セットには自然の中に存在する色みをイメージし、明るく鮮やかなトーンから暗めの落ち着いたトーンまでを組み合わせ、身近に感じられる色彩を中心にした配色となっている。また、芯に使用されている顔料の比率が高いことから色あせしにくいことも特徴となっており、作品の展示や保管の際にも光による退色を抑え、作品の色を長く保つことを可能にしている。

24色(左側)は、2段重ねトレー、12色(右側)

そのほか、本商品には色相、明度、彩度についての説明書きが付属しており、日常的に描くことに親しみがない人でも、多彩な表現ができるようサポートしているのもポイントと言える。これにより表現の幅を広げることができたり、よりさまざまな発想やアイデアを引き出せるようになったりと、描く楽しさが一層増す工夫がなされている。

色鉛筆がコンパクトに収まるサステナブルなパッケージ。「色のお話」では、色相、明度、彩度が解説されている


商品パッケージは、プラスチック製のトレーに色鉛筆を並べて収納しており、そのトレーを紙製のスリーブに入れて保管する形が採用され、絵を描くときには、スリーブからトレーを取り出して広げることで、必要な色をすぐに見つけて使えるようになっている。また、24色セットでもトレーを重ねてスリーブに収納できるため、コンパクトに片づけることを可能としている。スリーブの内側には、広島・長崎および沖縄に贈られた「折り鶴」を原料として配合した紙カラフルウイッシュを使用するなど、再資源化しやすいサステナブルなパッケージとなっている。

使いやすい色鉛筆は、創作活動がより一層楽しくなる!

色鉛筆を使いこなすには、重ね塗りやグラデーションを使用するなどテクニックが求められることが多い。色を重ねて創り出す表現は使う人によってさまざまだ。同社の色鉛筆といえば"ユニカラー"が代表的な製品だが、本商品は、発色に優れ、色を塗ることを楽しむためにやわらかい芯を採用し、より軽い力で使えることから、色を塗ることが楽しい、という新しい感覚が味わえそうだ。最近では、塗り絵を楽しむ大人も増えてきているようで、画材を扱うショップでも老若男女問わず色鉛筆を選んでいる姿を見かけることも多い。色表現のさまざまなテクニックが活用できれば創作活動がレベルアップするに違いない。

●価格(税込):12色セット=2680円、24色セット=5280円 単色=220円
●発売日:11月13日
●三菱鉛筆公式サイト:「toirono」製品紹介ニュース

※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。

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