「NTTソノリティ」雑音を消して、快適なオンライン会議や通話を実現するイヤホン 3月1日よりGREEN FUNDINGで先行発売!             

NTTソノリティは、同社の音響ブランドnwm(ヌーム)より、有線イヤホンの新モデルとして通話性能にフォーカスした「nwm Voice Buds(ボイスバッズ)」をクラウドファンディングサイトGREEN FUNDINGにて先行販売を開始した(4月14日まで)。

本機は、「nwm」ブランド初となるNTTの特許技術「Magic Focus Voice(マジックフォーカスボイス)」を採用しているのが特徴のモデルで、装着者の声だけを高精度に抽出しながら通話することができるノイズリダクションマイク付きイヤホンになる。生活音が気になる自宅でのオンライン会議や、外出中における雑音が多い通話環境下において、装着者の声だけを抽出して通話相手に届けることができるビジネスパーソンに最適なアイテムとなっている。

本機に付属するケーブル 0.2m(Type-C – Type-C)を接続して、使用するデバイスにつないで使用する

搭載されている「Magic Focus Voice」とは、2つのマイクに到達する音の時間差から音響空間を認識し、話している人を特定する「ビームフォーミング」と、騒音を除去し音声だけを拾う「スペクトルフィルター」という2つの技術をを組み合わせたもの。この技術により、通話に必要な音だけを仕分けて抽出することを実現している。

マイクの収音モードは2つ用意されており、1つは、装着者の顔に向けて120度の範囲で声のみを選別して収音する「指向性モード」、もう1つは、360度の広範囲の音をとらえることができる「全指向性モード」を搭載。「指向性モード」は、120°という限られた範囲の声を収音するため、騒がしい状況下であっても、クリアな音質で収音してくれる。一方「全指向性モード」では、360°という広範囲を収音するため、体やマイクの向きが変わりやすい移動時などに適したモードとなり、ノイズ抑制は控えめながらも、確実に声を拾ってくれる。使用シーンにあわせて最適な通話モードを選択して使うことができる。

使用する状況にあわせて、収音モードを使い分ければ効果はさらに高められる

イヤホンは、「nwm」ブランド初となるカナル型を採用。9mmのダイナミック型ドライバーを搭載したことにより、通話性能はもちろのんこと、バランスの取れたチューニングにより音楽や動画も楽しめるようになっている。

接続端子はUSB Type-Cを採用し、付属のUSB Type-C to Cケーブル(0.2m)を使用して、PCやスマートフォンなどと接続する。本体の端子部付近は、操作ボタンとなっており、通話や音量コントロールボタン、マイクの収音モードを示すLEDインジケーターと収音モード切り替えボタンが配置されている。

USB-Type C接続でデバイスと接続して通話だけでなく、音楽も楽しむことができる

●主なスペック
・形式 ダイナミック型
・ドライバー φ9 mm
・再生周波数帯域 20 Hz ~ 20 000 Hz
・接続端子  USB Type-C
・イヤーピース シリコン
・質量 約12g(コード含まず)
・付属品  USBケーブル 0.2m(Type-C – Type-C)、イヤーピース XS,S,M,L 各2個

本機のメディア向け体験会を実施

体験会では、同社 「nwm Voice Buds」プロダクトマネージャーの長谷川潤氏と、NTT都市開発 商業事業部 営業開発担当部長 オペレーショナルアセット担当部長の金子昌徳氏が登壇した。

製品説明開発を担当した長谷川氏は、「働く場所の多様化で、会議や通話での音の悩みも多様化している」と述べた上で、「本製品は、顕在化している音の悩みを解決できるイヤホン」と語った。また、オープンイヤー型ではなくカナル型を採用した理由として、「仕事の場合は、オンライン会議や通話に集中できた方がいいため」と述べている。

NTTソノリティ株式会社「nwm Voice Buds」プロダクトマネージャー 長谷川潤氏

そして、ワイヤレスではなく、有線での製品化については、「接続すればすぐに使用が可能でトラブルも起きにくく、充電する心配がないこともメリットである」と説明した。

また、金子氏は、NTT都市開発が運営するシェアオフィス「LIFORK(リフォーク)」での、音の課題と本機を使用した感想について語った。

金子氏は、多様化する働き方がトレンドとなる中、課題となっているのが、通話時に自分のマイクに周囲の雑音が入ってしまう音の悩みがあるという。LIFORKでの実例として、「共有スペースでも、個室ブースが備わっていても、他者の会話や通話が気になるという場面は多く、時には退去にまでつながることもあった」と語った。

NTT都市開発株式会社 商業事業部 営業開発担当部長 オペレーショナルアセット担当部長 金子昌徳氏

こうした音の悩みに対し、「本機が解決策のひとつになるかもしれない」と実際に使用した感想を語り、また「本機を使用して、がやがやするシェアオフィス内でチームメンバーとやり取りをしていても、聞き返すということが無くなったというのが第一印象。そのため、声がいつの間にか大きくなっていくことが無かったのもメリット」と述べた。

●GREEN FUNDING先行販売価格(税込):7049~1万1748円 
「nwm Voice Buds」 GREEN FUNDING購入サイト
●NTTソノリティ株式会社 :「nwm製品サイト」

※一般販売の時期や価格は未定(3月21日時点)                                   ※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。

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