[パナソニック]節水しながらしっかり洗浄してくれる食洗器発売! 洗剤投入と洗浄コースを自動で設定してくれる
パナソニックは、卓上型食器洗い乾燥機の新モデルとして、「NP-TZ500」を6月下旬に発売した。本製品は、同社の卓上型食器洗い乾燥機としては、初となる洗剤自動投入機能と、洗浄コースを自動で選択する「おまかせコース」を搭載したモデルとなっている。
食器の着色汚れと、油脂汚れの量を2段階で検知する汚れセンサーを搭載しており、食器の汚れ具合に合わせて最適な洗剤量と洗浄コースを自動で設定をおこなってくれる。これにより、予洗い工程で着色汚れを、洗浄工程で油脂汚れを、それぞれ検知し、その汚れの量に応じた洗剤をを自動で投入することで、無駄に洗剤を使うことなく洗い残しを防いでくれる。また、洗浄時に使用する水の量を従来モデルの約11リットルから約9.9リットルと約10%の水量を削減。手洗いと比べてると約1/7程度(5人分相当の食器を洗う場合)の水で洗うことができるなど、節水性能に優れたモデルとなっている。
今回、新たに搭載した液体洗剤自動投入機能は、約30回分の液体洗剤が入るタンクを本体の下カゴのさらに下に内蔵している。洗剤のセットもとても簡単で、下カゴをフックにかけて、洗剤ケースの蓋を外して食洗器用洗剤を入れるだけとなっているので、迷うことなく使用できるのもうれしいポイントだ。
新搭載となったもう一つの機能「おまかせコース」も、簡単操作せ設定が行える。食後の汚れた食器をカゴにセットしたら、ドアを閉め電源を入れる。続いて「おまかせ」が点灯した状態でスタートボタンをタッチすれば、運転が開始する、ととても簡単な操作で大丈夫だ。食器の点数などをセレクトすることなくできるのは、機械操作が苦手な人でも使える仕様になってる。食器の汚れ具合を見て、どのコースにすべきかを悩む必要もなく、洗剤をセットしたかについての確認も必要ない。そのすべてを自動で行ってくれるので、食器をセットしたら、後は別のことができるなど、忙しい現代人にとっては、重宝する機能といえる。
また、ストリーム除菌洗浄機能を搭載しており、50℃以上の高圧水流により、洗浄の工程でしっかり洗浄除菌を行ってくれる。さらに、ナノイーXの搭載により、洗浄後に庫内を「ナノイーX」を送風し、食器を清潔にキープするだけでなく、庫内のニオイも抑制してくれる。もちろん、食器や汚れに合わせて選ぶことができるコースも用意されており、例えば、熱に弱い食器を洗って除菌することができる「低温コース」や、高温でさらにキレイに仕上げる「80℃すすぎコース」も用意している。
なお、搭載するコースは、「おまかせコース」や、「液体洗剤自動投入」のほか、食器の汚れ具合に応じたコースとして1~5段階からセレクト可能な「汚れレベルコース」や、庫内を洗浄する「お手入れコース」も用意されている。
庫内への収納は、上かごと下カゴの2段式となっており、食器だけでなく、フライパンなども一度に洗うことが可能となっている。また、小物ケースもせっとれさているので、ピーラーなどの幅のある小物から、小さなシリコンカップまで、効率よく庫内に収納することができる。
さらに、マイボトルや背の高いグラスなどをセットすることができる「タンブラー&ボトルホルダー」も用意している。庫内にセットできる食器点数は、日本電機工業会自主基準によるが、40点ほど(約5人分)の食器をセットすることが可能だ。
本体サイズは、(約)幅550mm、奥行334mm、高さ598mm、重さは、約20㎏。庫内容積は、約50L。本体カラーは、ライトグレーとダークグレーの2色を用意している。
●発売日:6月下旬 ●実売価格(税込):10万5000円程度 ●パナソニック(公式サイト):NP-TZ500
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