[パナソニック]世界初!32bitフロート録音に対応、4/3型裏面照射型CMOSイメージセンサー搭載ミラーレス一眼カメラ
パナソニックは、ミラーレス一眼カメラLUMIXシリーズに新モデルとなる「LUMIX DC-GH7」を7月26日より発売する。本製品は、世界初となる撮影時に音声録音レベルの調整が不要な32bitフロート録音に対応、別売のマイクロホンアダプター(DMW-XLR2)を使うことで、録音の全範囲で32bit形式で音声収録できるモデルとなっている。
撮像素子には、新開発の有効画素約2520万画素、4/3型裏面照射型CMOSイメージセンサーを搭載。高解像でありながら高速性能と像面位相差AFを実現している。読み出し速度を高速化することで、連写速度の高速化を可能とし、動く被写体を高速で連写撮影する場合でも、ローリングシャッターひずみ現象を抑えながら、解像感の高い写真を撮ることができる。
画像処理には、ライカと共同開発したL2 Technology(エルスクエア・テクノロジー)搭載の新世代ヴィーナスエンジンで行うことで、高画素センサーから出力される画像情報を高速処理しながら、高精細で自然な質感の描写を実現している。
また、ISO感度も100から設定可能となり、動画撮影においても5.7K 60pなど高解像な動画記録に対応しているほか、高速読み出し性能を活かして、Cinema4Kや4Kで120pのハイフレームレート撮影もおこなうことができる。
手振れ補正技術も進化しており、カメラ内部に搭載されたボディ内手ブレ補正機構(B.I.S.)は、超高精度ジャイロセンサーで検出した手ブレ情報をもとに、5軸のボディ内手ブレ補正(B.I.S.)と、2軸のレンズ内手ブレ補正(O.I.S.)を連動して制御、シャッター速度7.5段分の補正効果を実現している。さらに、動画撮影時に、手持ちの撮影をサポートする「アクティブI.S.」と電子手ブレ補正(E.I.S.)との組み合わせで、ジンバルで撮影しているかのように、手ブレを抑えた歩き撮りにも対応する。
撮影した映像編集のワークフローを効率化するべく、プロ仕様のコーデックとなるApple ProRes RAW(422) HQでの内部記録を実現。USB接続で、SSDへの記録にも対応する。動画記録のフォーマットも、4K、FHD、5.7K、C4K、5.8K、4,4Kと豊富な動画記録フォーマットに対応する。
過酷な状況下でも撮影に耐える機能や構造を採用するなど、信頼性と拡張性を兼ね備えている。本体には、ファンを搭載することで、長時間の撮影にも耐える放熱構造を開発。ノーカットの映像表現や星空・夜景などのタイムラプス撮影のほか、ドキュメンタリー撮影などにおいても、ファンによる放熱効果によって、安定して撮り続けることを可能にしている。また、本体は、マグネシウム合金フレームとボディの接合部や操作部材には、シーリング構造を採用することにより、防塵・防滴設計に加えて、寒冷地での撮影にも耐える、マイナス10℃の耐低温設計を実現している。
スマートフォンとの接続を可能にしており、専用アプリ「LumixLab」にも対応してるので、パソコンが無くてもLUTの作成や画像の転送からSNSへの投稿まで、スマートフォンのみでできるようになっている。また、自分で作成したLUTやダウンロードしたLUTをカメラ内の「LUTライブラリー」に登録しておけば、自分の好みにあった色表現で撮影データに反映させることもできる。
本体サイズは、(約)幅138.4mm、奥行99.6mm、高さ100.3mm、重さは、約805g(バッテリー、SDメモリーカード1枚含む)。撮像素子は、4/3型 裏面照射型(BSI)CMOSイメージセンサー。有効画素は、約2520万画素。背面モニターサイズは、3.0型/約184万ドット、静電タッチパネル。ISO感度は、静止画が100~25600、動画は100~12800。記録メディアは、CFexpress Type Bカード、SD/SDHC/SDXCメモリーカードとなっている。
●発売日:7月26日 ●予想実売価格(税込):ボディ単体=27万4300円程度、標準ズームレンズキット=34万7500円程度 ●パナソニック(公式サイト):LUMIX DC-GH7
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