[パナソニック]4Kフォト搭載で旅先の思い出もキレイに残せる! 約2030万画素の高感度MOSセンサーの搭載で細部までクリアに撮れる

パナソニックは、コンパクトデジタルカメラの新モデルとして「LUMIX DC-TZ99」を2月20日発売する。本製品は、2022年12月に発売した「LUMIX DC-TZ95」の後継モデル。基本性能は、ほぼ一緒ながら、USB-Type Cケーブルでの充電が可能となっており、万が一、旅先でバッテリー切れに見舞われたとしても、ポータブルバッテリーを持っていれば、すぐに充電して、撮影を続けることができるようになっている。

有効約2030万画素の高感度1/2.3型MOSセンサーを搭載しており、ISO感度6400(拡張)での撮影を可能にしたことで、夜や暗い室内でも、優れた描写性能によって、細部までキレイに、そしてクリアに撮影することができるようになっている。従来モデルより搭載している"4Kフォトモード"を使えば、30fpsで撮影した画像の中から決定的な瞬間を、A3相当サイズまで引き伸ばして800万画素相当の高解像度画像として写真を残すことができる。

搭載するレンズは、世界的にも有名なあの"LEICA(ライカ)"社のDCレンズを搭載。24mm~720mm(30倍)までの幅広い焦点距離に対応し、近くの被写体から遠く離れた被写体まで、この一台で対応することができる。なお、光学でのズームは24mm~720mmの約30倍となっており、デジタルズームは、最大4倍、EX光学ズームは、最大41.8倍(4対3、M時)、最大59.2倍(4対3、S時)となっている。開放値は、3.3~6.4と比較的明るい写真が撮れるようになっている。

背面の搭載する液晶モニターは、3.0型サイズで、アスペクト比は3対2で、画面画素数は184万ドットのタッチパネルを搭載、180度チルト式モニターにすることで、自撮り撮影が手軽におこなうことが可能となっている。また、Bluetooth機能の搭載により、手持ちのスマートフォンとペアリングするだけで、撮影した画像や動画を簡単に転送することができる。

撮影後にピントの調整ができる"フォーカスセレクト機能"の搭載により、仮にピントがずれていたとしても、撮った後でも修正することが可能な上、フォーカス合成機能の搭載により、ピント位置の異なる写真を組み合わせて、ピントのある範囲調整することもできる。特に被写界深度が浅くなるマクロ撮影に役立つこと間違いなしとなっている。

本体サイズは、(約)幅112mm、奥行43.1mm、高さ67.8mm、重さは、約322g(カード、バッテリー含む)。

編集部員のひとり言

一般商品情報誌に携わること二十数年、いまでこそwebをメインとして携わっているが、2021年までは紙媒体に在籍していたこともあり、紙がメインだった。モノ関連の情報誌だったこともあり、さんざんスマートフォンに触れてきたためか、スマートフォンだけは所有したくないと、かたくなにガラケーにこだわり続けてきた。流石に、web編集部に異動になるにあたり、仕方なくスマートフォンを導入したが、それまでは、ガラケーとコンパクトデジカメで取材に足を運んでいた。それが今では、スマートフォンを複数台所有し、一台はカメラとして、もう一台はICレコーダーとして、さらにもう一台は通信用として持ち歩いている。今回、コンパクトデジカメの新モデルを見て、いつのまにかコンパクトデジカメを持ち歩かなくなっていたことに、ハッとさせられ、久しぶりにコンパクトデジカメを所有したくなってきた。スマートフォンに備わるカメラの性能は、今やコンパクトデジカメのそれをすでに凌いでいると思われるモデルも多く出ているが、あえてコンパクトデジカメを持つことに、何か意味があるような気がしてならない。そう感じるのは、私だけかもしれないが・・・。

●発売日:2月20日                                              ●予定販売価格(オンラインストア価格・税込):6万4350円                            ●パナソニック(公式サイト):LUMIX DC-TZ99

※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。

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