[パナソニック]ボディ単体で約478gのミラーレス一眼カメラ来月発売! レンズ交換式だから本格的な撮影が楽しめる、4K動画も時間無制限で撮れる

パナソニックは、ミラーレスデジタル一眼カメラ"LUMIX Gシリーズ"に、最新モデルとなる「LUMIX G99M2」を2月20日に発売する。本製品は、Gシリーズ「LUMIX G99」(2019年5月)の後継モデルで、いわゆる中級クラスのモデルになる。撮像素子には、17.2mm×13mmの4/3型CMOSイメージセンサーを採用しており、有効画素は約2030万画素となっている。

画像処理エンジンには、ヴィーナスエンジンを搭載しており、高画質で自然な質感描写を実現するとともに、ボディ内手ブレ補正(B.I.S)とレンズ内手ブレ補正(O.I.S.)を連動させた5軸5段のDualI.S.2によって、望遠域でもブレ軽減を実現しているのが特徴だ。なお、ISO感度は100~25600での撮影も可能にしている。

また、同社独自の技術である「DFDテクノロジー」(空間認識技術)によって、0.07秒の高速AFを実現。早い動きで補足が難しい被写体でも高速で捕えることが可能となっている。

本体には、約236万画素のOLED(有機EL)ディスプレイを採用したライビューファインダーと約184万ドットの高精細3型フリーアングルタッチモニターを搭載しており、どんな環境やアングルでの撮影も可能にしている。ファインダーの視野率は、約100%で、倍率は約1.48倍となっている。

動画撮影においても、4K30pでの撮影を"無制限記録"に対応することで、記録時間にとらわれることなく、存分に撮影し続けることが可能となっている。長時間の録画を可能にすることで、ノーカットでの映像表現や星空の撮影、野生動物の観察に至るまで、これまで飽きられめていた表現を手にすることができるようになったとしている。

Wi-Fiは、IEEE802.11b/g/nに対応しており、Bluetoothは、v5.0を搭載。アクセサリー類もいろいろと用意されており、長時間撮影用に便利なバッテリーパック、バッテリー専用のバッテリーチャージャー、本体に直差しできるUSB Type-Cケーブル、撮影時に安定したグリップ力を発揮し、バッテリーを2つ装着することができるバッテリーグリップ、などを用意している。その他、夜間撮影時や室内撮りの補助光として使えるLEDビデオライトや、動画撮影時の高音室録音に使えるステレオガンマイクロホン及び、コンパクトで持ち運びに便利なステレオマイクロホン、さらには、自撮りやローアングル・ハイアングルの撮影に便利に使えるトライポッドグリップなども用意されている。

本体サイズは、(約)幅130.4mm、奥行77.4mm、高さ93.5mm、重さは、本体のみで約478g、バッテリー及SDカードを含めても約530g。記録メディアは、SDメモリーカード、SDHCメモリーカード、SDXCメモリカードとなっている。

編集部員のひとり言

レンズ交換式のミラーレス一眼で、10万円を切る価格帯のモデルは、とても魅力的と言える。レンズ込みでも、14万円程度で購入できるとあれば、レンズ交換式を検討している入門者にとっては、導入しやすい価格帯であると思われる。決して安い買い物ではないだろうが、カメラの性能からすると、かなりリーズナブルなモデルであることは間違いない。特に本製品は、静止画だけでなく動画性能にも優れており、4K30pの映像が撮れるのだから、必要にして十分なスペックを備えている。動画の撮影においては、時間に縛られることなく撮影できるのあたりも、YouTubeの動画撮影にも対応できることから、動画撮影を視野に入れたカメラ選びをしている人にとっては、この辺りから始めてみるのもコスパ的にも良いと思われる。

●発売日:2月20日                                              ●予想実売価格(税込):ボディ単体=9万9000円程度、レンズキット=13万8600円程度               ●パナソニック(公式サイト):DC-G99M2

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