[パナソニック]ドラム式洗濯乾燥機の機能を縦型モデルにも搭載!「トリプル自動投入」の採用で、タイパに優れる

パナソニックは、縦型洗濯機の新しいモデルに、同社のドラム式洗濯乾燥機にも採用されている機能「トリプル自動投入&選べるタンク」を搭載したモデルとして、全自動洗濯機「NA-FA12V3」を6月上旬に発売する。

NA-FA12V3

本製品に搭載する「トリプル自動投入」機能は、2021年から同社のドラム式洗濯乾燥機LXシリーズに搭載している機能で、洗剤などの計量と投入の手間を省くことができる機能になる。洗剤用のタンクを3つ搭載しており、好みの洗剤をタンクにセットしておくだけで、後は自動で投入してくれる。1つ目のタンクには液体洗剤を、2つ目のタンクには柔軟剤、3つ目のタンクには、「おしゃれ着洗剤」もしくは「酸素系液体漂白剤」に切り替えて使用可能で、それぞれ、衣類の量に合わせて最適な量を自動で投入してくれる。自動投入機能の搭載により、洗剤をこぼしてしまったり、入れすぎてしまったり、そんな失敗も防ぐことができる。

タンクは、引き出し型で、洗剤の補充もラクに行うことが可能で、詰め替えタイプの量もそのまま入る大容量となっている。タンクは取り外して丸洗いができるから、ぬめりなどもしっかりと取り除くことができ、常に清潔に使用すること可能。タンクの容量は、1つ目のタンクが約730ml、2つ目のタンクが約550ml、3つ目のタンクが約500mlとなっている。

また、新たに搭載した「時短コース」を使えば、6㎏程度の洗濯物も約24分で洗濯ができるなど、短い時間でもしっかり洗えて日常の洗濯にもオススメのコースになっている。しかも2回のすすぎに対応しながら、おまかせコースよりも約17分も短縮できるうえ約10Lの節水も実現している。

専用アプリ「スマホで洗濯」を使えば、スマートフォンから洗濯機の操作が可能となっており、操作はいたって簡単、洗濯物を入れて遠隔ボタンを押しておくだけでいい。これにより、リビングやキッチン、書斎、あるいは外出先からでも、操作することができる。洗濯が終了すると、終了通知がスマートフォンに届くため、洗濯をしていたことを忘れたり、放置してしまうことを防いだりもできる。洗濯のコース選びに悩んだ場合でも、洗濯するアイテムと目的、手段をセレクトするだけで、最適なコースを提案してくれるほか、「アプリ専用コース」では、洗い方に悩むウール素材の衣類やレースカーテンなどのコースも選べるようになっている。アプリから、洗剤などのオンライン購入も可能で、洗剤自動投入タンクの残量を検知して、残量が少なくなっていたら、自動投入設定の画面から購入先のWebサイト移動し購入することも可能となっている。

そのほか、従来モデルに搭載されていた、泡の力とパワフルな立体水流で、繊維の奥の汚れもしっかり洗浄してくれる「スゴ落ち泡洗浄」や、専用錠剤を手動洗剤ケースにセットするだけで、衣類と洗濯層のどちらも除菌してくれる「次亜除菌コース」、温水の力で、頑固な皮脂汚れや泥汚れまでスッキリ洗浄してくれる「温水スゴ落ち泡洗浄」機能も引き続き搭載している。

なお、FAシリーズは、洗濯・脱水容量が7㎏~12㎏までの全8モデルをラインアップしており、「トリプル自動投入」「選べるタンク」を搭載しているのは、「NA-FA12V3」(洗濯・脱水容量12㎏)と「NA-FA11K3」(洗濯・脱水容量11㎏)の2モデルのみとなっている。「NA-FA12V3」の本体サイズは、幅643mm、奥行き694mm、高さ1086mm、重さは、55㎏。洗濯・脱水容量は、12㎏。カラーは、ホワイトのみ。

NA-FA11K3

縦型洗濯機も、スマーとフォンのアプリを使用して、操作することが出来たり、洗剤の自動投入機能を搭載しているなど、ドラム式洗濯機に引けを取らないほど、機能が盛りだくさんだ。そして、縦型洗濯機の魅力は、なんといっても、その価格にあるだろう。ドラム式に洗濯機に比べて比較的価格を抑えたモデルのライナップが豊富なので、必要な機能を搭載しているモデルを見つけやすいというメリットがある。一方で、ドラム式に洗濯機に比べて、縦型洗濯機は、節水性に劣るというデメリットもあるようだが、今回の新製品を見る限り、改めて縦型洗濯機に魅力を感じる。次、もし洗濯機を購入する機会があったら、迷わず縦型洗濯機をセレクトすると思われる…。

●発売日:6月上旬                                                       ●予想実売価格(税込):「NA-FA12V3」=24万3000円程度、「NA-FA11K3」=22万3000円程度              ●パナソニック公式サイト:「NA-FA12V3」、「NA-FA11K3」

※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。

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