【連載】自宅で簡単ヨガレッスン!第6回目は"木のポーズ"(ヴルクシャーサナ)のポーズを行っていきます
レッスン指導:マリ先生 〈プロフィール〉
50才を目前にヨガに出会い、一念発起でインストラクターの資格を取得。現在保有している資格は、「全米ヨガアライアンス認定RYT200」及び「YARDヨガホイール」「YARDエアリアルヨガ」、「全米ヨガアライアンス認定RYT500」の3つ。現在保育士として働きながら週に3回スタジオレッスンを受け持ち、これまでさまざまな世代の方のレッスンを行ってきている。ヨガを始めたきっきかけは、自宅と職場との往復「もっと頑張らないと」と思う中、ヨガと出会い、レッスンを受ける。その時に自身が浄化されていくような気持になったことが忘れられず、今でもヨガに魅了され続けている。少しでも日常が快適に過ごせるお手伝いができたらうれしいです。マリ先生のレッスンを希望される方はこちらからどうぞ。
連載・第6回目のポーズは、"木のポーズ"(ヴルクシャーサナ)を行っていきます
連載・第6回目となる今回行うポーズは、"木のポーズ"(ヴルクシャーサナ)を行っていきたいと思います。"木のポーズ"は、これまでこのサイトでレッスンしてきたポーズと同様、ヨガのポーズの中でも代表的なポーズの内の1つです。サンスクリット語では、"ヴルクシャーサナ"という名称となっており、ヴルクは、「木」、アーサナ(今回においては、シャーサナ)は「ポーズ」を意味します。最近どうも集中力がないなとか、気分が落ち着かないなどありましたら、木のポーズを採り入れてみましょう。心を落ち着かせて気分を向上させる効果が期待できるポーズになっています。また、バランスの向上、脚力の強化にも効果的です。
〈期待できる効果と効能〉
- 脚力の強化
- バランス感覚の向上
- 集中力アップ
- 心を落ち着かせて気分を向上させる
①:まずは、両脚を揃えてまっすぐ立っていきます。
ここがポイント!
まっすぐ立つだけですが、腰が反り返りやすくなるので、骨盤をまっすぐ保つように意識していきましょう。
②:つぎに左足に体重をのせて右足を床から浮かせ、かかとを左足につけていきます。その際、両手は腰にあてます。
③:次に、右手で左足を持ち外に開きながら脚のつけ根まで持ち上げて、足の裏を左足のももにつけていきます。
④:左足親指のつけ根でマットを強く踏みつつ、右足の足裏と左足のももの内側で押し合うよなイメージでおこないます。その際、両手は胸の前で合わせて合掌し、手のひらも押し合ってみましょう。
ここがポイント!
おへその向きを正面に向けて骨盤が左右平行になるように調整していきます。
⑤:つぎに、息を吸いながら両手を天井方向へゆっくりと伸ばしていきます。足元から背骨、頭頂をまっすぐに伸ばす意識を持ちながら、目線は一点に集中させていきます。
ここがポイント!
手がどの位置にあっても、足裏でしっかりとマットを踏んで、大地に根付かせるような意識で下半身を安定させてきます。
《軽減ポーズのやり方》
バランスが取りずらい場合は、軸足にあてている足裏の位置を膝関節の横以外で、バランスの取りやすいところへと置き換えて調整してみてください。両手は胸の前で合掌することで姿勢が安定しやすくなります。
まとめ
いかがだったでしょうか、今回ご紹介した"木のポーズ"(ヴルクシャーサナ)は、ヨガのポーズの中でも、代表的なポーズの一つになります。初心者の方向けのポーズではありますが、初めての方だと、片方の足でバランスをとるのが難しく感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな時は、軽減ポーズから始めてみることをオススメします。軽減ポーズから始めて、徐々にバランスが取れるようになってきたら、足の位置を変えていくと良いでしょう。バランスを取ることに集中するため、自然と集中力を鍛えることができます。また、気持ちを落ち着かせる効果もあり、物事を冷静に判断することができるようになります。なんだか心がざわざわするとか、落ち着かないなどと感じたら、今回ご紹介した"木のポーズ"をおこなってみると良いかもしれません。
連載・第6回目のポーズは"木のポーズ"(ヴルクシャーサナ)でした。次回は、板のポーズ(プランク又は、クンバカーサナ)を行っていきたいと思います。
それでは、また、こちらでお会いしましょう!
お疲れさまでした!
これまでのレッスンが気になる方はこちらからどうぞ!